あらすじ
自分の医療技術の未熟さから、患者の命を救えず辛い経験をした八雲響。専門の内科の他に外科的処置を学ぶ為、響は救急科で研修を開始──。 そして、2年の歳月が経ち、災害医療のスペシャリストとして成長しつつある響の前に、新たなる難局が訪れる……!
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エンターテイメントの振り切り
結構、エンターテイメントに振り切ったな、って感覚があって面白い。
勿論、本筋は災害医療の漫画であるんですけど。
主人公たちは人間であり、プライベートもあって。
目の前の命を救うことをやっているからこそ、
今ある人生を一生懸命生きているところが好感が持てます。
Posted by ブクログ
カバー装丁の絵が変わった。同じように、八雲も変わった。ERの修行で外科手術も堂に入ってきた。以前、奥多摩山中で救出した老夫婦を、八雲お気に入りの場所に案内した時、大きな試練が大切な命とともに一段落したようだ。最終話の「特別な子」は、子を持つ親ならば誰しも思うことだろう、切ない話だ。
Posted by ブクログ
救えば救うほど、気付かされるだろうー
人の命の価値が地球よりも思いなどという論理が
ただの戯れ言だということに...
大災害では、救命できる1人の命を救うために、
その他の9人を切り捨てることするら起こりえる。
命の選別
コミックなので、ドラマティックな展開が中心になるのはやむを得ない。舞台は救急医療なので、生殺与奪の描き方が見せ所になる。ちょっと話を作り過ぎの感はあるが、命の選別のあり方に真摯に向かい合っている。