ジョン・ディクスン・カーのレビュー一覧

  • ビロードの悪魔

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    大作。歴史ミステリですが、ミステリより『三銃士』みたいな冒険活劇だという心構えで読んだ方が楽しめるんじゃないかなぁ。
    悪魔と契約して三百年前の貴族に乗り移り、その貴族の妻が毒殺される事件を解明しようとする謎がミステリネタのメインです。が、プラス当時の政治的なゴタゴタ(チャールズ二世の統治する時代)やら、かっこいい剣劇やら、美女とのロマンスやら、もういろんな要素がてんこ盛り。
    当時の風俗描写も力が入っていて、きっと事前にいろいろ調べたんだろうなぁ、と。
    ラストへの盛り上げ方もまさに伝奇小説ですので、大河ドラマを観る心持ちで楽しめば良いんじゃないかと思いました。
    にしても分厚かったよ…。

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    2012年08月20日
  • 剣の八

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    ギデオン・フェル博士モノ。オカルト(ポルターガイスト騒動)、田舎町の人間関係と殺された住人の暗い過去、犯罪学に凝っている聖職者、死体が握りしめていたタロットカード、あ、あとロマンス。という感じでモチーフ盛りだくさん。
    さらに、主教をはじめとする素人探偵が次々あらわれ推理合戦の様相も呈してきて、とっちらかってる印象はあります。
    (ちょっと後出しじゃんけん気味なところもありますし)ま、深く考えずに流れに身を任せて楽しむ作品ですかね。
    フェル博士の出番が少なくて、お茶目があまりないのは残念。

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    2012年03月05日
  • 剣の八

    Posted by ブクログ

    すごくこの本、脳みそが疲れます。
    それはなぜかといいますと、
    探偵役が異常に多いときています。
    しかもそれぞれが持論を滔々と展開するもんだから
    読者の私たちからすればたまったものではありません。

    しかもそのせいで事態が混乱するはめに
    本当探偵は何人も要りませんって。

    犯行そのものは
    複雑ではあるものの
    読みなれている人には犯人を推理するのは
    容易なはずです。

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    2009年11月08日
  • ハイチムニー荘の醜聞

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    自分の子供の中に死刑囚の子がまぎれているという
    よくよく考えたらなんとも恐ろしい設定。
    そして起こる犯罪は不可能犯罪。
    どうがんばっても外部とは思えないと来た。

    ただ、捜査が何と言うが冗長、
    かつクライヴの強引な調査が
    非常に目立ちすぎて、ちょっと読む気を
    失せさせてしまったのがマイナスです。

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    2009年10月29日
  • 剣の八

    Posted by ブクログ

    オープニングの主教の奇行の意味(必要性)がよくわからない。
    タロットカードが謎の物扱いされているのは他のイギリス小説でも見られるのだが、
    その程度の知識は
    ある程度博識な人物であれば知っていてもいいような気がする、
    のは私が現代に生きるからだろうか。
    犯人候補の人間が複数いるなど、
    謎解きは面白い。

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    2009年10月07日