ジャック・ロンドンのレビュー一覧

  • 白い牙

    Posted by ブクログ

    この書籍の改訂版を読んだのですが
    リストにないみたいなのでこれで
    白い牙と呼ばれオオカミの物語
    このオオカミには1/4のイヌも混ざっているらしい
    このオオカミの成長していく様を描いています
    生まれてから母オオカミに育てられ
    人間に飼われ、イヌ橇として働いたり
    いろんな動物と闘わされたり
    このオオカミにとって飼い主は神らしい
    とそんな感じでオオカミの思いがとても感じられて
    よかったです

    0
    2025年10月30日
  • 世界ショートセレクション3 ジャック・ロンドン ショートセレクション 世界が若かったころ

    Posted by ブクログ

    いきなり劇画アドベンチャーワールドに放り込まれた。厳しい荒い世界だったが、短編なので、読みやすかった。挿絵がキュートで少し救われました。

    0
    2025年10月05日
  • 白い牙

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    冒頭の雪山シーン(2名が犬ぞりで棺桶?を運ぶ)ですぐに引き込まれた。勿論、目の前数十センチしか見えない雪道を、いつ目的地に辿り着くか分からない苛立ちの中で歩いた経験はないが、自然に状況を想像することができた。
    物語の大部分は元オオカミのホワイト・ファング視点で展開していき、その成長/適応を追体験することができる。オオカミとしての本能に根付く行動を行い、自然や人間からのFBを受けることで、犬?として適応していく過程は、大きな驚きはないものの、普遍性を持つテーマ/物語展開であると思う。テーマの普遍性故に何を学び取るか?は難しいが、1つ選ぶのであれば、それは「自身の本能/核はやはり変わらない」ということ。ホワイト・ファングも一定状況に適応しているものの、根幹の部分は幼少期に形成され、そこから大きな変化はないように読み取った。核を持ち、日々の生活の中で社会性を帯びていく。良し悪しではなく、そういうものだと、時間軸(本書は100年以上前)・主体軸(本書のテーマはヒトではなく犬)をずらしても尚通用する普遍性を教わった気がした。

    特に印象に残った箇所は以下の通り
    ・その壁は前に経験したほかの壁とは違い、近づいていくにつれて、退いていくように思われた。ためしに柔らかい小さな鼻を突き出してみても、かたい表面にぶつからなかった。その壁の実質は、光のように、はいりこんでいけば形が変わるように思われた。しかも子オオカミの目には、それがちゃんとした壁に見えるのだから、その壁の中にはいっていった。そしてその壁を作っている実質に浴した(p.101)
    ・あの頃はほんの子オオカミで、生まれてまもないので、型にはまっていなかった。環境という親指が、いつでも細工できるようになっていた。だが、今は事情が違っていた。環境の親指が、細工を仕上げすぎてしまっているのだ。ホワイト・ファングは凶暴で執念ぶかく、冷たくて愛嬌のない「けんかオオカミ」という堅い型にはめられていた。この型を変えることは、生存の逆流に等しかった。というわけは、ホワイト・ファングはもう若さの適応性を持っていなかったからだ(p.288~289)

    0
    2025年01月19日
  • 世界ショートセレクション3 ジャック・ロンドン ショートセレクション 世界が若かったころ

    Posted by ブクログ

    海外文学ブックガイドを見てこの本を読みました!読みやすくておもしろかったです!寒い地域を書いた作品が得意なのか…私まで凍傷になるんじゃないかと思う描写で読みいってしまいました。
    この本!シリーズが沢山あることにびっくり!
    次はディケンズショートセレクション読んでみたいです。


    0
    2022年11月07日
  • 世界ショートセレクション3 ジャック・ロンドン ショートセレクション 世界が若かったころ

    Posted by ブクログ

    ジャック・ロンドンはじめて読んだが、
    その多岐にわたるジャンルにびっくり。

    アラスカ原住民や北朝鮮、カリフォルニアの広大な森なんかも登場する。
    特に「たき火」の雪の寒さに凍てつく様子がとにかくリアルで、自分の指先や足先の感覚もなくなってるんじゃないか?なんて思うほどだった。
    恐ろしいほどの寒さ、死が近づいている瞬間。
    とにかく怖かったけど、命を感じた。

    「命の掟」も短いながら読み応え十分。

    他の作品も読んでみよう。

    0
    2022年03月27日
  • 白い牙

    Posted by ブクログ

    (01)
    野生と人間との間にはいつも葛藤があって,それがこじれたり決裂したりすれば,殺し合いにもなる.人間が狼を見続けてきたように,狼もまた人間を見続けてきた.人が狼に畏敬の念を抱く可能性があるとすれば,狼もまた,人を神のように感じとる可能性も同時にありうる.
    しかし,本書は人間が書いたものであって,狼や犬が書いたものではない.よって,狼の眼を通して,異種の人間と神と同族の狼や犬を見て,その体験を綴った小説といえる.そこに描かれているのは,狼でありつつ,狼的な人間や,人間のうちにある野生であり,神は,人間でありつつ,人間のうちにある神とその世界(*02)でもある.
    白い牙,ことホワイト・ファングには野生が宿っているが,遠い犬の性質を通して,既に理性の芽生えがあり,その理性がいかに人間の手によって育成され,神に近づきうるかを,その半生と出生譚を通じて体現している.
    暴力もあり,恐怖もある.心の寛さがあり,魂の飢えもある.狼は言葉をもたないが,持たないがゆえの豊潤で野生的な感覚と応対がある.
    人間の魂が入ったような白い牙には,狼がのりうつったかのような著者の入魂を読み取ることができる.

    (02)
    狼はひたすらに純粋でもある.そのため,人間社会が奇妙に,さもしく,汚れた精神に彩られていることの対比が美しい.冒頭のヘンリの物語が,ぎりぎりの人間を,つまりは動物になり,肉になりつつある純粋な人間を現し,エピローグともいえる終盤の章では,それでも人間社会の希望を描こうとしている.

    0
    2019年12月01日
  • 世界ショートセレクション3 ジャック・ロンドン ショートセレクション 世界が若かったころ

    Posted by ブクログ

    恥ずかしながら「野生の呼び声」も読んだことのない私が初めて読んだジャック・ロンドン。その短編集はさながら「荒野のO.ヘンリー」。若い頃から職を転々として流転の人生を送った人らしく、アラスカの先住民、金鉱掘りの男たち、変わったところでは朝鮮の役人など、これまであまり読んだことのないような人たちが登場する。いずれも「生きるための知恵、生き延びるための知恵」に満ちた珠玉の作品集。

    0
    2017年06月07日
  • 野性の呼び声

    Posted by ブクログ

    再読本。
    前半部の苦労するバックも好きだったが、今再読すると後半部の活躍するバックの方が興奮できる内容だった。
    成長を喜べるということで、自分もこのバックが大好きなんだなとこの歳で実感した。
    しかし、昔の新潮文庫は字が小さいなー。

    0
    2011年12月21日
  • 白い牙

    Posted by ブクログ

    犬(オオカミではあるが)の習性をよく描写していて、非常に面白い。動物から見た人間の不思議な点や残酷な点なども興味深い。

    0
    2011年10月25日
  • 白い牙

    Posted by ブクログ

    主人公はホワイト・ファング(白い牙)と呼ばれる狼。舞台は、ゴールドラッシュに沸く北米の原野です。
    厳しい自然界の掟を学んだホワイト・ファングは、人間と共に暮らすことになっても、生き延びるために野性の本性を研ぎ澄まし、本能の命ずるまま行動し、自分以外のすべてのものに激しく牙をむきます。彼は強く、狡賢く、凶暴で、情け容赦のない・・・・そして孤独な灰色狼です。けれど、ホワイト・ファングの血の四分の一は、犬のものでした。すぐれた順応性も併せ持っています。
    この小説は凡そ100年前に書かれたものだそうですが、動物行動学者も顔負けの洞察力にはびっくりです。作者ジャック・ロンドンの生涯も、ホワイト・ファングに負けず劣らず波乱万丈だったようですが、その経験が作品にも大いに反映されているのでしょうネ。狼の目を通して世界を描き、しかも過度に擬人化せず、登場する人間のセリフに頼ることなく物語を進めながら、これほど読む者をひきつけるのですから、動物文学の傑作といわれるのにも納得です。犬好きの人にはたまらない1冊ですよぉ。

    0
    2011年09月28日
  • 白い牙

    Posted by ブクログ

    入院中に読みました。
    動物文学っていうのでしょうか、動物が主役で、ほどほどに擬人化された感じの物語。こういうの昔大好きでした。なぜか最近は遠ざかっていたれど、やっぱり好きです。

    0
    2010年11月06日
  • 白い牙

    Posted by ブクログ

    オオカミの目から見た世界や他の生き物との関わりが、躍動感あふれて描かれていて面白かった。
    怒りと憎しみに凝り固まって成長したオオカミ(四分の一はイヌ)が、人間の愛情に一歩ずつ目覚めていく過程が清々しい。そこに到るまでの虐げられた期間が苦しかったからこその開放感を味わえた。

    0
    2010年10月11日
  • 野性の呼び声

    Posted by ブクログ

    2009/05/06

    映画「イントゥ・ザ・ワイルド」の
    クリストファー・マッカンドレスという学生が
    愛読していたジャック・ロンドンの代表作。

    主人と平和に暮らしていたイヌのバックが、
    突然使用人に売り飛ばされ、
    アラスカの地を橇犬として最も激烈な試練を乗り越えた結果、
    徐々に野性の血へと目覚めていく。

    「そこには、生命がそれ以上高まり得ない
    生の頂点をしめす忘我の境があった。」

    0
    2009年10月04日
  • 世界ショートセレクション3 ジャック・ロンドン ショートセレクション 世界が若かったころ

    Posted by ブクログ

    表題作の「世界が若かったころ」を含む7つの短編集。

    どれも生きるために知恵を絞ったような作品であり、なかでも特に印象に残った2作。
    「キーシュの物語」は、父を亡くした息子が、たった一人で狩りに出てクマを捕らえられるのか…。
    「たき火」は、極寒が伝わってくるほど。犬はどうすればいいのかわかっているのか?と…情景が浮かんでくるほど。


    0
    2026年09月04日
  • 白い牙

    Posted by ブクログ

     『野性の呼び声』が面白かったので、下高井戸の駅の本屋で平積みされていた本書も読むことにした。
     『野性の呼び声』は飼犬が野性に呼ばれる話だが、『白い牙』はその逆で狼が人間のもとに下る物語である。
     主人公が狼なので、三人称とはいえ一貫して狼の視点で書かれた小説である。狼がうろうろするだけの話をよくもこんなに面白く熱く語れるものだとジャック・ロンドンの筆力に大変感心した。
     『野性の呼び声』に比べるとやや劣ると感じたのは、私が既に文明のなかにあって、呼ばれるとしたら野性からであり、呼び起こされるとしたら本能であるからだと思う。忠誠を尽くしたい人間や自分の力を捧げたい仕事を心のどこかで求めている獣に近いような人間であれば、『白い牙』の方が面白いのではと思った。

    0
    2025年06月18日
  • ザ・ロード ――アメリカ放浪記

    Posted by ブクログ

    Jロンドンは札付きのな不良である。この本は面白いんだけど、列車にただ乗りして、その時の列車の車掌たちとのやり合い、騙し合いの描写がやたら多くて、この本の6割くらいがそんな感じだ。だから読んでいてちょっと飽きてしまうし、この本がそれほど有名ではない理由かと思った。

    0
    2024年12月02日
  • ザ・ロード ――アメリカ放浪記

    Posted by ブクログ

    なんで今頃ジャック・ロンドン?とは思う。「白い牙」「野生の呼び声」は自分にとって永遠のバイブルだ。彼の人生が波乱にとんだものだというのはWiki情報で聞き齧っていたが、ザ・ロードを読み終えたら、永遠の放浪者だったのかと。大陸横断列車でのホーボー生活。ジャック・ケルアックの「オン・ザ・ロード」を思い出す。解説で、ケルアックに影響を与えたのがこの一冊だと知り、納得をした。冒険と放浪と、見果てぬ知らぬ土地。ロマンを感じる。

    0
    2024年11月17日
  • ザ・ロード ――アメリカ放浪記

    Posted by ブクログ

    冒険と旅とワクワクするようなエピソードが満載かと思いましたが、ホーボーの生活のリアルなレポートみたいな感じでした。

    0
    2024年08月15日
  • ザ・ロード ――アメリカ放浪記

    Posted by ブクログ

    ・ジャック・ロンドン「ザ・ロード アメリカ放浪記」(ちくま文庫)を読んだ。私はジャック・ロンドンを「野性の呼び声」と「白い牙」 でしか知らない。日本で有名な作品である。動物文学作家だと思つてゐた。しかしさうではないらしい。海外文学に対する無知である。作家といふもの、そんな単純なものではない。 ジャック・ロンドンは40年の生涯の「20年間に53冊の著書と200以上の短編小説を発表した。」(Wiki)さうである。結構な量である。この「ザ・ロード」もその1つ、かなり読まれたらしい。「ホーボーとしての経験が書かれたこの本は、その冒険物語があまりに魅力にあふれていたので、当時、彼の真似をしてホーボーになろうと家出する少年達が増えた。」(川本三郎「訳者解説」269頁)さうである。当然、ホーボーのことは書いてくれるなとも言はれた(同前)といふ。このホーボー、「決して社会的落伍者ではない。むしろ中世の吟遊詩人たちのような自由な放浪者という面が強い。」(266頁)とか、「移動性を重んじるアメリカ社会から生まれたひとつの文化英雄である。 決して社会から見捨てられた哀れな浮浪者ではない。」(267頁)と訳者は書いてゐる。「たとえ貧しくとも、社旗的束縛から解放されて自由気ままに生きることが出来るアメリ カン・ヒーローである。あの山高帽にだぶだぶスボンというチャップリンの放浪者のイメー ジが云々」(同前)とくると、 チャップリンもまたそんなヒーローの1人であつたらしいと気づく。ホーボーはそれほど魅力的な存在であり、ロンドンはそれを更に魅力的に描いたのであつた。
    ・どれほど魅力的か、これは目次を見ればよく分かる。本書は全9章、「貨車のすきまに」「食卓の幸運」「鞭打ちの光景」「刑務所の生活」「作業所の囚人達」「最高の放浪者」「ロードキッドの社会学」「二千人の放浪者の行進」「デカの追跡」からなる。これからすると本当に「文化英雄」とか「ア メリカン・ヒーロー」とか言へるのかと思つてしまふ。「最高」や「社会学」「行進」を読んでも、他は当然として、魅力的ではあつても、私にはそこに英雄やヒーローがゐるとは思へない。Wikiには、「アメリ カで19世紀の終わりから20世紀初頭の世界的な不景気の時代、働きながら方々を渡り歩いた渡り鳥労働者のこと。ホームレスのサブカルチャーの一員。 」(「ホーボー」の項)とあるが、ホーボーは基本的に、訳者の言の如く、「社旗的束縛から解放されて自由気ままに生きる」者達であつたらしい。アメリカでは「旅すること、移動することは生活の一部になっている。」(266頁)のだが、 「一カ所に定住することを大事にする農耕民族の日本人」(同前)にはそれは理解し難いのかもしれない。それでも、現在の人間は、ホーボー生活は実に大変ではないかと思ふ。最後に「写真資料」(279頁〜)がある。いかにスピードが遅いとはいへ、貨車の下にもぐつたり、屋根の上を歩いたり、連結器上に登るなどといふのは危険である。私からすれば、命の危険を顧みずにするだけの価値があつたかどうか、甚だ疑問である。肉体的な危機以外にも危険は多い。「デカの追跡」には警官に浮浪者として追ひまくられるホーボーが描かれてゐる。自由気ままに生きる代償なのであらう。定住民に放浪者は目障りである。定住民たる私はそんな代償を払つてまでする生き方ではないと思ふ。ただ、それをかうも魅力的に描いた作者の筆の冴えは見事である。ヒーローかどうかはともかく、束縛の多い人間からすれば、そんな生活も良いと思はせる魅力があつた。 本書は一時期の米国の若者風俗素描であつた。

    0
    2024年07月13日
  • 白い牙

    Posted by ブクログ

    小学生で読んだ本。最後の方で内容を思い出した。犬との混血のオオカミの一生。生まれて以来の厳しい環境とオオカミの本能がキャラクターを築いていった。一部の人より厚い義。飼い主に左右される運命。人に関わる動物の悲哀。2020.9.6

    0
    2020年09月06日