ジャック・ロンドンのレビュー一覧

  • 世界ショートセレクション3 ジャック・ロンドン ショートセレクション 世界が若かったころ

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    理論社の世界ショートセレクションの3~極寒の地で人を追っていると言う男をもてなし、実は追われている、その追っ手の行動を妨害する。夜は原始のチュートン人、午後は現代のアメリカ人という二重生活をする富豪は、結婚式の夜、敷地に迷い込んできた巨大な熊と闘う。名狩人の父を失った少年がホッキョクグマを倒す方法は、クジラのヒゲを油で固めて小さなボールにして喰わせる方法だった。マイナス60度の気温の中、川の薄氷を踏み抜いてしまった男は焚き火に失敗し、付いてきた犬は見捨てて駆け出す。公金を横領した朝鮮の官僚は、王に献上する鼻を持つ地方の富豪を脅し、十万湣の金を手に入れる。金鉱を掘り当てた男はウィスキーを飲まされ

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    2017年09月07日
  • 世界ショートセレクション3 ジャック・ロンドン ショートセレクション 世界が若かったころ

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    まあ、子ども向けだから、いいのか。ジャック・ロンドンの短編ならもっといいものもあると思うが。
    子どもには「キーシュの物語」なんかは、面白いだろうけど、「命の掟」より「生への執着」が名作だし、「水の子」も中学生でも楽しめると思う。
    ヨシタケシンスケ、今大人気だし、絵から入る子どもも多いからいいのかもしれないが、ジャック・ロンドンはハードボイルドなのに、ヨシタケシンスケじゃあゆるすぎ。ヨシタケシンスケの世界を期待して読んだらがっかりしてしまう。まったく違うから。訳も悪くはないけど、柴田元幸で読んだ人には優しすぎる。「たき火」って、垣根の曲がり角のほのぼの系みたいじゃないか。やっぱり「火を熾す」じゃ

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    2017年06月10日
  • 白い牙

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    アラスカの荒野に生まれ、様々な人間の手を経て、はるか南の地にたどり着くオオカミの物語。

    痛々しいまでの野性の厳しさ、人間の残虐さと優しさが描かれた物語は、ちょっと最後のエピソードが唐突だったけれどやはり力強くたくましいお話でした。

    ラストページにほっこり。

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    2015年02月16日
  • 白い牙

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    ホワイトファングの目線から見た人間の「理」。
    資質と環境によって形作られていくホワイトファングの「個」。
    環境を作っていく者として、思慮深い人間になりたいと思った。

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    2012年04月14日
  • 白い牙

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    J.ロンドンの名作。
    最初に読んだのは小学生の時。
    あれから
    数十年を経て、再会した本作はやはり名作であった。
    生きることと信じることの大切さを一頭の狼犬の生涯を通じて
    問いかけてくる。

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    2010年06月22日
  • 白い牙

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    H.18年度、高校生放送コンテスト課題の内の一冊。昨年度から色々な大会で使われていました。オオカミと犬の混血のホワイト・ファングのお話。

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    2009年10月04日