江田証のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私自身、腸に炎症を起こし、しばらく休養をせざるを得なかった。これをきっかけに医療に関する書籍を購入している。その中の一つが本書。
本書は腸の働きを学べる基礎的な知識(1/4)から、腸が不調な場合の自覚症状を確認できる章(1/4)、日常的に腸にとって良い食事、健康法、運動などを知ることができる章(2/4)で構成されている。
本書は、普通に生活ができている人向けの書籍で、少し調子が悪いなぁと感じている人が読むと良い。私のように、病床に臥してしまうほどの症状になり、その病気のメカニズムを知りたいという人には物足りない。
とはいえ、健康的な日常生活を送る上での良い習慣を学べるという点では、購入してよか -
Posted by ブクログ
便秘気味である。発酵食品を多く取ることで、完全便秘から気味にはなった。けれども、この本を読むことで不安が増した。長生きできないかもしれない。気をつけたい。以下、忘備録として気になった所をメモする。
・小腸から大腸へ入る入り口(回盲口)って、大腸の途中に穴が開いていて、とっても小さい!
・大腸の上部は少し前にたれさがっているし、曲がり角の部分は構造・機能上の関係で便がたまりやすい。
・胆汁はアルカリ性なので胃酸を中和することができ、主に脂肪の分解を助ける。「天然の便秘薬」とも呼ばれる。膵液には消化酵素があり、ブドウ糖・アミノ酸などに分解される。
・消化物と消化液で1日9Lがノルマ、そのうち7L -
Posted by ブクログ
胃腸の具合がよくない人が、知識を付けるために読む本。
A5サイズで2色刷り。イラストや図説も多く読みやすい。
全6章からなり、詳細は以下のとおり。
Part1:じつは治せる “おなかの弱い人の胃腸トラブル”
Part2:すぐ胃もたれ、食べられない 機能性ディスペプシア
Part3:さしこむ腹痛、急な下痢 過敏性腸症候群
Part4:胸焼け&吐き気、喉に違和感 逆流性食道炎
Part5:加齢による 胃腸トラブル
Part6:3つのルールを習慣化 胃腸快調食生活をはじめる
著者の江田氏は、胃腸の本をたくさん書いている。私は何冊か読んでいるが、本書は2016年発行のため、まだSIBO(小腸内