江田証のレビュー一覧
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過敏性腸症候群改善のため江田証さんを追いかけている。
実際はSIBO(小腸内最近増殖症)との関係を指摘している。
小腸で、本来大腸にいるべき腸内細菌が異常に増殖し、暴走している現象。
吸収しきれなかった糖をエサに増殖し、ガスを大量発生させている。
・・・私の症状にぴったり。
これを改善するのが低FODMAP食事法。
酪酸菌を増やす。
①除去期 3週間高FODMAP(発光性のある4つの糖質)を絶つ。
②チャレンジ期 5週間FODMAPを1種類ずつ摂取
何を食べたらどういう症状が出るかを観察「傾腸」
③チェック期 自分の体質に合う高FODMAP食品を特定、種類、量を見極める
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ネタバレこの本はおなかの調子が悪くて悩んでいる人のための本。ガスが多く、おなかが張る、下痢や便秘などに毎日苦しんでいる人のための本。江田証「パン、豆類、ヨーグルト、りんごを食べてはいけません」、2017.9発行。小腸に入ってくる糖質には、吸収されやすい糖質と吸収されにくい糖質(FODMAP)がある。小腸が元気だとどちらも吸収されるが、小腸が弱っているとFODMAPは吸収されず、どんどん濃くなり、薄めようと血液から水分を引き込み、小腸は水浸し状態に。さらにFODMAPは大腸に到達、腸内細菌のエサになり大腸内で異常な発酵を起こし、過剰なガスが発生。
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ネタバレ消化・吸収の他に、免疫細胞の6割が存在(腸内細菌)、神経細胞は1億個・第2の脳(腸管神経ネットワーク)、あらゆる臓器とつながっている(多臓器コミュニケーション)腸。また、幸せホルモン「セロトニン」の9割は腸でつくられる。江田証「新しい腸の教科書」、2019.6発行。腸内環境は60歳で急激に衰える。1日15分の運動と腹七分目で4大食品を食べて健康な腸に。①発酵食品(味噌、納豆など) ②水溶性食物繊維(海藻、ごぼう、もち麦など) ③オリゴ糖(玉ねぎ、バナナ、はちみつ等)④EPA・DHA(青魚、鮭など)
腸内環境は60歳から衰え始め、70歳から急激に悪化する。(悪玉菌が善玉菌より多くなる)①小腸 -
ネタバレ 購入済み
悩みが解決しました
身体に良い食べ物を進んで食べていた私ですが、調子が悪くなる食品が有ると感じていました。病院の管理栄養士でもあり、情報に合わせた指導に戸惑いがありました。私の調子が悪くなる食品は炭水化物なんだろうと医師から炭水化物不耐症と言われてました。退職後、この本に出会い高FODMAP食の表を見てやはりと思いました。この表は有りがたいです。原因も分かり易く、どの様に注意する食品を見つけるかの方法も書かれています。安心して食べる食品を見つけるのにとても役立つ本だと思います。
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ネタバレ現代人の小腸を襲っている危機、それは「SIBO」という病気 です。 別名を、「 小腸内細菌増殖症:Small Intestinal Bacterial Overgrowth」と言います。つまり、小腸の中で腸内細菌が爆発的に増えてしまう病気です。 腸の中に生息する腸内細菌が、健康や病気に深く関わっていることはご存じだと思います。 SIBOは、大腸にあるべきバクテリアが小腸の中に入り込み、小腸に停滞してしまい、本来の居場所である大腸に移動しないときに起こります。
腸内細菌が共生していることは生理的に重要です。 しかし、 腸内細菌が過剰増殖すると、炎症が起きてしまう ことがわかってきたので -
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とある病気になり、13年以上患っている下痢を根本から解消するために本屋をぶらぶらしていて見つけた本。
結論から言うと最高に良かった。下痢が治った。
現在ちまたに溢れている腸活とは一線を画す内容であり、目から鱗であった。
私が今までお腹のために行なっていた食事やサプリはお腹の弱い人には逆効果。今後は低FODMAPに則った食事、紹介されていたマッサージ、食習慣を徹底していこうと思う。
薬で治らなかった下痢が食生活を変えるだけで治ったので同じ悩みを抱えている人に是非とも読んで欲しいと思う。
また私は痩せ型少食タイプではあるが、食事をすると妊婦のように腹が膨れることがあり悩んでいた。それに対する -
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FODMAPについて初めて知った。お腹にやさしい、よいと思っていた、うどん、ヨーグルト、納豆…もしかしたらお腹を痛める原因になってたかも?牛乳などの乳製品の一部も、乳糖不耐症の人には合わない。日本人は乳糖不耐症は多いと聞いたことあったけど…そうだったか。
なかでも、玉ねぎ、にんにく、白ネギは要注意。
えー、結構食べてるし、玉ねぎはオニオンパウダーすら避ける対象とのことで、インスタント食品や調味料にもよく使われてるから、これは…実践するのは相当大変。
救われるのは徹底的に避けるのは3週間ほどで、そのあとは一つずつ食べてみてお腹の具合を観察する、という方法が提唱されている点。
とはいえ、やっぱり忙 -
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胃腸に不調や不安がある人にはお勧めできる内容である。
ただ、本書が特におすすめというわけではない。近年出版されている腸活に関する本と内容は似通っているからだ。具体的には、本書の著者、江田氏による『新しい腸の教科書』、『腸のトリセツ』。内藤裕二氏らによる『腸すごい!』などである。
腸の研究は発展が著しい分野だが、もうしばらく経って、新しい発見や有益な情報が加わらない限り、何冊も読む必要はないと感じた。
今のところ、IBS(過敏性腸症候群)やSIBO(小腸内細菌異常増殖症)に対する低FODMAP食事法、シンバイオティクス、水溶性植物繊維などについて書いてある本なら、どれかを1冊読み、所有してい