高橋ユキのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
良かった
他の漫画に比べて短編なので中弛みせずテンポ良く話が進んでいき、納得できるハッピーエンドです。しかし、ハピエンなゆえに2人がラブラブな描写がもう少し見たかったなと思います。
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購入済み
意外な結末
過去も名前も容姿も全て変えて他の人間として生きる。さぞかし過去よりも幸せな人生を遅れるのかと思えばそうでもない。『そうなるかぁ』とモヤモヤ感もありますがどんどん読み進んでしまいます。
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購入済み
面白い
好き嫌いは結構分かれる絵柄だと思います。瞳の描き方とか、ちょっと古い感じがするかも?私は好きです。ヒロインが綺麗で有能なのに、意地っ張りで色んなものを抱えて必死に生きています。ヒーローもツンデレ的で好み♡
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購入済み
一気に読んでしまった
お正月に帰省先の限界集落で
一気に読みました。
おどろおどろしさの漂う事件のことを書きながら、
淡々と事実を述べていき時々心情を漏らす、
著者のバランス感覚がとても好きでした。
サブカル中年のふりをして
ある場所に取材に行くシーンや、
取材の中で村人と心を通わせる瞬間など
全体的に緊迫感がみなぎっているものの
そのムードに溺れない著者の強さが感じられ
読んでいるうちに「この人は信頼できる」と
思えました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ2013年、山口県の限界集落で起きた連続殺人・放火事件を題材にしたノンフィクションです。
この本の特徴は、事件そのものよりも「噂」を軸に構成されていること。
確証のない情報がどう伝わり、人々の関係や感情をどう歪めていくのか——その過程が淡々と、しかし冷ややかに描かれています。
読み進めるうちに感じたのは、噂の怖さ。
話す側も、話される側も、どちらも傷つく。
そしてその「言葉の残り香」は、消えることなく長く残る。
SNSでの拡散やデジタルタトゥーにも通じるテーマで、
「噂」という昔ながらの人間の営みが、形を変えて現代に続いていることを実感させられました。
人間の言葉と記憶、その両方が持つ -
Posted by ブクログ
ネタバレ山口県の山奥、たった12人しか住んでいない集落で、5人の村人が惨殺された。
「連続殺人と放火」というだけでも衝撃的なのに、5/12が殺されたのだから、その衝撃度たるや。
犯人とされたのは、その村の出身で、40代の時に村に住む親の介護を理由に川崎市から戻ってきた男。
しかし両親を看取った後、彼は村の人たちと交流することはほとんどなく、一方的に噂の的となり嫌がらせを受けていたという。
思い余ったうえでの犯行だったのか。
逮捕された直後は犯行を認めていた容疑者は、途中からすべて警察のでっち上げであり、無罪を主張しはじめる。
取材している著者に対しても、一方的に自分の主張をまくしたてる姿は、一種異 -
Posted by ブクログ
山口県で起きた一夜にして5人の命が奪われた事件のルポ。2013年の事件だから11年経つのか。犯人は死刑判決を受けて勾留中だが、自宅に貼られていた「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」の川柳で今も記憶に残る。当初、村八分にされた犯人が、津山30人殺しよろしく村人を次々襲った事件として報道されたような記憶もあるし、漠然とそう理解していたが、作者の調査によってそれは否定される。確かに村の中ではいじめのようなことや不可解な盗難事件などもあったし、村中噂話は多かったようだが、犯人が村八分にされたというわけではないようだ。犯人が妄想性障害であり、病気の一環としての殺意の芽生えに言及しており、昭和大医学部教授の岩
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Posted by ブクログ
初めてノンフィクション作品
大変な事件のノンフィクションなので読む前はちょっと怖いしマイナスな感じは嫌だと躊躇したけど 以前周南市に住んでいた事もあり気になって読んでみた。思ってたような暗さは全くなくてどんどん引き込まれてしまった。読んでる間
「これは実際の話」と何回も頭で確認してしまった。小さな事が生々しく感じる。
刑法39条、、、大変な事件を起こす人は それだけですでに精神疾患があるような気もする。
どんな背景があったとしても。
話題性で判決が変わっている点など ちょっと
びっくりした。
田舎の話だけども どこでも起こり得る人間の
心の奥深いとこを感じた本だった。
またノンフィクション読ん -
無料版購入済み
意外と?おもしろかった
古い感じだけど、ていねいで細かい絵。
目が大きくてキラキラ…
内容は、ちょっとギャグが入った魔法とお姫様の話し。
お姫様がお姫様らしくなくていいけど、ちょっとバカ…。
思ってたより良かった。 -
Posted by ブクログ
2013年7月、山口県周南市の金峰(みたけ)地区の郷集落で起こった5人の殺害と放火事件。犯人の家の窓には「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」の貼り紙。でもこれは当時マスコミやネットで騒がれたような犯行予告ではなかった──。
何度も現地に足を運んで住民たちから聞き込みをし、ときに警戒されたり嫌がられたりしつつもめげずに訪問を重ねるなかで、やがて報道と裁判が到達したのとは別の真相が明らかになっていく。閉ざされた狭い集落において、人間関係の良否はまさに死活問題。犯人の直筆の手紙の異様にくねくねとした筆跡がすごかった。
【目次】
1:発生
2:夜這い
3:郷
4:ワタル
5:その父、保見友一
6:疑