高橋ユキのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
刊行されたとき、読む勇気が無かった。
私自身も、この事件は「村八分にされた村人の犯行」と思い込んでいたから。
亡くなった方には悪いけれど
どこか同情を引く事件だと思っていたので
犯人の心情が書かれているだろうと考え
興味本位で読むことを躊躇った。
それは、大きな間違いだったのだけれど。
丁寧に取材を重ね事件の真相に迫る。
村人に対して、いいことも、悪いことも隠すことなく書かれている。
「うわさ」が犯人を追い詰めたとしたら。
あとがき P295
〈土地で実際に囁かれるうわさ話、そして小さな事件は、なにも金峰地区に限って存在するわけではない〉
過疎化が進む村と限らず、どこででも起こりうる事件だと -
Posted by ブクログ
ふたりの脱走犯との、手紙のやりとりや、脱走王の異名を持ち、4度の脱走歴をもつ白鳥由栄。そして、カルロス・ゴーン。
松山刑務所が塀のない刑務所で、日本には4つしかないということをはじめて知りました。比較的、自由であるからこそ、人間関係に辛くなり逃げ出したということでしょうか。最後に脱走犯が捕まるときに、ホッとしたというのは印象的でした。
自転車で2ヶ月近く、逃げ回ったひとも凄いと思うけど、逃げるには運も必要かもしれませんが、お金こそが必要だと感じました。
いつかは捕まるとは言え、警察の失態というものも、決して終わることがないなと思いました。脱走王の話に、人の油断があるからこそ、脱走ができる -
ネタバレ 購入済み
今回の被験者はあまりにも自業自得で
同情の余地無しという気持ちです。
この母親の元に生まれてきてしまったことに関しては最大限に同情するけれど。
どんな人生が待っているのだろうか -
Posted by ブクログ
8世帯12人しかいない山間の集落で5人が殺された山口連続殺人放火事件。発生当時、報道やネットでは「田舎特有のイジメや嫌がらせがあり、その復讐だった」とまことしやかに語られていた。
裁判では、そのようなイジメ嫌がらせは無く、加害者は村人からあらぬ噂を立てられているという「妄想」をつのらせた結果の犯行であるとして、死刑が確定した。
筆者の丹念な取材の結果、次のようなことが分かった。
①判決のとおり、イジメや嫌がらせは無かった
②村では当時も今も、あることないことの噂話であふれているのは事実だった
③加害者は強い妄想性障害を持っており、犯行時にはほぼ統合失調症患者と同様な症状にあった。
つまり、