高橋ユキのレビュー一覧
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無料版購入済み
ギャグの為にある感動シーン笑
とにかく笑える!(^O^) oh!
表紙絵のきらびやかで美しい雰囲気からは想像もつかない、ギャグ連発漫画。
感動シーン、思わずウルッと来てしまうシーン、それらが続くほど、その後に待ち受けるギャグとの落差が強烈。
一方で、主人公(超貧乏な一国の姫。王女)の勝ち気で自由で奔放で無意識高飛車(笑)な姿が、ふいに、儚げな女の子の一面を見せる、この落差もとても素敵な感じ。
そしてとにかく展開が速い速い!普通の漫画なら何ページか使っているのではというシーンを1コマで済ませてどんどん話を進めていく。ダラダラ冗長な漫画が好きでない人には、このテンポの良さはかなり気持ちが良いと思う。
1話(前後)と2話(前後)が無料試し読みになっていたので一気読みし、単行本版で揃えることを決定。
こっち(分冊版?話売り版?)には「完結」表示が出てないけど、単行本版の方には出てるので、最後の巻(第6話後編)が最終話の模様。
何でこんなにハチャメチャ面白いのに、この短さで完結しちゃったんだろう。今の時代、この手のタイトルや表紙絵の漫画は大量に溢れてるから(転生モノも含めて)、他作品に埋もれてあまり売れなかったのかな…。かくいう自分も、一気に4冊も期間限定無料になってたから何となくダウンロードしてみただけで、そうでなきゃ「よくあるこの手の本」として見向きもしなかったと思うし。
ぜひ「新」とか「続」とかタイトルの頭に付けて(他作品に埋もれてしまうんなら奇抜なタイトルに一新したり)、続編を描いてほしい。こんなに面白いのに短編作品として市場から消えてしまうのはもったいない。 -
Posted by ブクログ
新書ではありますが、中身はノンフィクション
です。取材対象は「脱走犯」。
記憶に新しいところでは松山刑務所から脱走し、
泳いで四国から本州へ渡り、逃走を続けたあの
事件です。
最後には広島カープの本拠地球場近くで捕まっ
た映像をニュースで観た人は多いと思います。
スリリングな脱走劇は、過去にもドラマや映画
の題材として扱われてきました。
しかし現実に発生している脱走は「警察官の隙
を見て」や「監視が持ち場にいない時を身はか
らって」とか、え?そんなにユルいの?と思っ
てします要因ばかりです。
そのユルさは日本の法制度に起因しています。
この本では海外と比較してなぜ日本の法制度が
ユルくなっているのか、なども分かりやすく解
説されています。
「どうせ捕まるのだから逃げなきゃいいのに」と
思っている方は、ぜひこの本を読むべきです。
日本では「逃げなきゃソン」とばかりの環境が
目の前にあるのです。驚きの一冊です。 -
Posted by ブクログ
取材に基づくルポですが、まるで民俗学系のホラー小説のようです。住民のグロテスクな怖さや妄想世界を覗き見る不安感、真偽不明の怪異に信仰話などが入り混じり、読後はぐったりです。書籍内である人物が亡くなったあとの住民の反応には心底冷え冷えしました。
題材となるのは、住人が10数人の山口県の集落で5人が殺害された事件。犯人は「うわさ話ばっかし、うわさ話ばっかし」という言葉を残して、妄想の世界に閉じこもります。裁判では被害妄想に基づく犯罪だとして、犯人の責任能力の有無などが焦点となりました。
しかし、著者の取材によって、集落の中ではえげつないほどのうわさ話が蔓延していたことが事実だと判明。互いが互いの見えないところで悪口を言い合う風習が根付いていると明らかになります。犯人は出戻りで集落に溶け込めず、うわさ話の格好の的になっていたようです。
そうした環境から逃げられなかった犯人が行き場をなくして妄想を広げ、事件を起こしたのかもしれません。
閉鎖的な集落の怖さという面はもちろんあるのですが、指摘している方もいるように、近年のSNSの普及によって全世界がこうした村社会になってきたと感じる怖さの面もあるように思います。本人たちにその気がなくても、うわさ話で他人を攻撃し、追い詰めてしまうケースは少なくないのではないでしょうか。