高尾滋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
思ったより、いいかも。
こういうスローなテンポの作品ってのは、
高尾作品の持ち味ではあるけど、
キャラ全員があまりにものんびりとしすぎてる
印象を受けて、まとめ読みしたほうがいいかな?
とも思い始めてたんですが。
相変わらずのんびりとはしてるんですが。
それぞれがそれぞれに頑張ってる話が、今回はバランスよくまとまってたので、これはこれでいいかという気分になりました。
どうみてもホモ気質な人が、主人公がものすごい鈍感なせいで友情っぽいものが育まれるあたり、
昔の少女漫画っぽくてうずうずするのは、私だけですか。(「摩利と慎吾」あたりとか。この場合、体つきは逆だけどな。) -
Posted by ブクログ
あっという間に6巻ですが、なかなかタイムスリップの核心に近づく気配がなく、光也と仁の仲が進展していくだけな気がしましたが・・光也のおじいちゃんの秘密というのは何なんでしょうかね。
漫画の中に「浅草十二階下」という売春街が出てきますが、この浅草十二階というのは「凌雲閣」の別名です。雲を凌ぐほど高いということから付けられた名前だそうです。十二階建てだったので浅草十二階と言われたようですね。
8階までは、お店が入っていて9階以上は展望室で、関東大震災で上の階が壊れてしまったそうですが、エレベータが日本で最初に設置されたり、芸者さんの美人コンテストのための写真展が開かれたりしてハイカラな建物だったよう