あらすじ
ひとつの肉体に慶光と光也、二つの人格が存在している。そう考えていた仁は、慶光の人格が戻ることを望みつつ、光也の人格にも消えて欲しくないと思うようになっていた。自分が慶光だと思われていることに何かしらの意味がある筈だと思っていた光也は、それを知り…!?
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Posted by ブクログ
お前は 光也だからいいんだ
どうしような光也 人が 恋しくて 寂しくて負けそうだ 俺まで走りだしてしまいそうじゃないか
友達でいたいなら 相手をわかろうとする努力をしないとな 一緒にいて …淋しくならない奴?
心 綺麗なものを見せたいという気持ち 喜びをありがとうという気持ち きみが すき という気持ち
辛くなかったはずはない あんな 優しい女が あの 優しい百合子を泣かす気か―― そこをどけ!
お前が怒るところを見るの…僕は大好きだ 慶光 光也は素直でまっ直ぐだ それを慶光も知っているのか? 心のままにふるまう眩しさを お前は知っているのか?
ここから 七十年…… よりもっと 長生きしてくれ
安心しろ お前の分まで長生きしてやるよ
Posted by ブクログ
大正浪漫というだけで手を出したんですが、良かったです。
高尾滋さんの作品はこれが初めてなんですけど、言葉遣いのセンスと間の取り方がとてもすてきだなあと思いました。
繊細できれいな絵柄にもうっとり。
Posted by ブクログ
軽井沢では、行方不明になった慶光の情報を得ることが出来なかった光也と仁。一方、慶は東京駅で歴史的大事件が予定通りに起こったことを知り、改めて歴史への介入=この時代の人間に干渉することに、恐れを抱くのだが…!?
タイムスリップ大正浪漫、第5巻登場!!
Posted by ブクログ
動きがあった、とまでは言えないものの登場人物の胸の内で様々な変化があった5巻。一番変化があったのは仁で、ようやく光也の存在を認めて前に進みだします。
Posted by ブクログ
絵柄や話の雰囲気、どこをとっても最高。「昔の少女漫画好きでした。でも今の少女漫画は…」って方、偏見とっぱらって読んでみてください。古きよき世界です。
Posted by ブクログ
思ったより、いいかも。
こういうスローなテンポの作品ってのは、
高尾作品の持ち味ではあるけど、
キャラ全員があまりにものんびりとしすぎてる
印象を受けて、まとめ読みしたほうがいいかな?
とも思い始めてたんですが。
相変わらずのんびりとはしてるんですが。
それぞれがそれぞれに頑張ってる話が、今回はバランスよくまとまってたので、これはこれでいいかという気分になりました。
どうみてもホモ気質な人が、主人公がものすごい鈍感なせいで友情っぽいものが育まれるあたり、
昔の少女漫画っぽくてうずうずするのは、私だけですか。(「摩利と慎吾」あたりとか。この場合、体つきは逆だけどな。)