あらすじ
異様に過保護な母親に反発しながら暮らす、高校1年の相馬光也。そんな彼の心の拠り所は、バイオリンと、入院中の祖父だけだった。しかし、その祖父の容態が急変し、病院へ駆けつけた光也は突然の地震に襲われて…!? 大正タイムスリップ浪漫!
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一巻は全巻読破のフラグ
久々に、最高でした。こんなに続けて、淡々と、何シリーズも名作を描き続けられる漫画家は、他には高橋留美子くらいだと思います。高尾さんの漫画は人形芝居やディアマインも好きだったけど、これが一番かも知れない。読み終わって何日か経ちますが、余韻が抜けません。繰り返します、最っ高でした。
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高尾滋作品の中でも代表的なゴールデンデイズ。
主人公の光也はもう先の長くない祖父の見舞いに病院へ行った際、地震で階段から落ち、その時に大正10年へタイムスリップしてしまう
そこで出会ったのは当時の祖父の親友の仁。仁は祖父慶光にそっくりの光也を慶光だと勘違いして連れ帰ってしまう。
そして、大正時代に慶光として生きることになった光也は、仁や自分の周りの人々との関わりの内に自分がこの時代に飛ばされた訳を知る
高尾滋は「愛すること」と「好きになること」のかき分けが抜群にうまい作家。
差別や不幸な境遇が当たり前のこの時代で、人を愛するとはどういうものなのか。それを丁寧に丁寧に描いています。
そして、大正時代の文化を見るのも面白い。明治維新から着々と日本に流入してきた西洋文化が民衆レベルまで降りてきたのが丁度この頃。
作者も資料を集めて丁寧に描いているため、当時の銀座や浅草の町並みが素敵です。
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お勧めしてもらって読んだのですが、あっというまに読み終わってしまいました。
日々が輝いててキャラクター達の思いが温かくもあり切なくもあり愛しい。
思い出すたびジーンとさせてくれる漫画です。
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何度読んでも泣いてしまう。家族や友情の形は違えどそれぞれの交差する「愛」のお話しです。いま自分が生きている一瞬一瞬がどれほど愛しいものなのかというものをこの漫画に教えてもらいました。
これだけは手放せないなぁ。一生大事にしようと思えた作品です。
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大正ロマン溢れるタイムトリップ漫画。
時空と友情を越えた二人の青年の物語です。
とあるきっかけで、現代から大正時代へタイムトリップしてしまった主人公、光也。
そんな彼の前に現れるのは、緑の目をした一見外人風の青年、仁。
どうやら、光也は16歳の頃の曾祖父に入れ替わって時代を越えてきてしまったらしい。
光也は、忽然と姿を消した曾祖父の影を追うことで、現代へ戻る手掛かりを探します。
そんな中でこの時代の人々との親交も深まっていきます。
特に、曾祖父のことを一人の人間として愛していた仁は、光也に曾祖父面影を重ねて困惑。
ですが話が進むごとに仁は光也を認め、仁の中で光也は大切な存在になっていきます。
二人の行く末、結末に涙流れること必須です。
本当にラストのシーンでは、光也の姿に胸が熱くなります!
高尾作品を読むきっかけとなった宝物のような作品です。
未読の方は是非ご覧ください。
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お祖父ちゃんの青春時代、大正時代にタイムスリップ。ちょっぴり行き過ぎた友情物語?(笑
祖父(慶光)ではないと主張する主人公(光也)と、容姿がそっくりなものだから、主人公=祖父だと信じて疑わない周囲の人々。最終的には誤解も解け、主人公がタイムスリップした意味を理解することになるけど、「大正」という激動の時代を考えると、とても切ないです…。
全8巻。
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愛してる! と叫びたくなるくらいにだいすきです。
多くは語らないことにする。ぜひ読んでください。高尾作品はどれも本当におススメ。だいすきです!
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全八巻。
★は百個ぐらいつけたい 死ぬほど泣いて昨日の晩眠れなかった……
高校一年の男の子が、慶光の親友、仁をたすけるため大正時代にタイムスリップする話です。
慶光って、光也の祖父ではなくて曾祖父らしいですね。
やおい? そんなんじゃないです。ほんとに。
最後が、ほんとうに綺麗でした……
時を超えたそれぞれの思いに、胸がいっぱいになります。
匿名
何度も何度も読み返す作品
何度読んでもどこか切なくて温くて、胸に残る。
脆さと強さが心に刺さります。時代、命、大切な人…。タイムスリップもので、様々な謎があったり、キュンとするところもあったり。抱きしめたい漫画です。
読んで欲しい
高尾先生のディアマインが大好きでしたが
この作品もめちゃくちゃ良いです。今の良くある展開の漫画に飽きた人
に観てもらいたいです。
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說要買~當然要實際去查查看XD
金石堂看起來似乎全套絕版~
不過博客來卻整套連VOL.1都還買得到!!!
喔喔~要開始研究博客來代購惹嗎XD?
不過博客來只9折~而且最近似乎沒有特典滿額禮等
還是先問問看阿波羅能不能訂到~?
話說我還畫了 各家族的人物關係圖XDD
有機會再掃描上來XDDD
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大正、タイムスリップという好きなワードに加えて、高尾滋先生の絵は最強ですね!
相変わらず絵が上手いです。
レビューから同性愛要素あるとは聞いていたけど、仕方なかったとはいえいきなり口移しくるとは。でもまあ、あくまでプラトニックな感じなので、『BL』が苦手な方でもそんなに抵抗無く読めると思います。
寧ろ、そういう方にこそ読んでもらいたい。
にしても仁(2巻の表紙の人)が私の好み過ぎて‥‥‥!
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大正時代ってやっぱよいなあなんて思いました。
最初BLかと思ったけど、それだけじゃなく家族愛や友情、恋愛、様々な愛情のラブストーリーだったんだなあと思います。
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人生は誰にとっても辛い 誰にとっても平等に です ”負けるな” ”乗り越えろ” ”神からの挑戦と受け取って戦え” …幸福は その先であなた達を待っているんですよ?
大丈夫だ 僕が請け負ってやる だから そうしょんぼりするな ”騎士”の名が泣くぜ?
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大正、タイムスリップ
また、ツボを押されました。
表面上は平気を装ってても、過去には綺麗な想い出ばかりじゃない。
みんなそれぞれ暗い過去を背負っています。
切ないけれどそんな登場人物達に元気付けられたり・・・
ギャグシーンもあって可愛いです。
これは手放せない物語です。
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切ない。現代の悩みを過去で消化していって成長するおはなし。少女漫画でいいのだろうかかなりBLであります。おいしい。最後は泣く泣く泣く。涙腺崩壊、切ないトゥルーエンド。
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一気に読んでしまう面白さ!この作者さん大好きです^^ 初期は少しBLチックな雰囲気がありますが、そこは乗り越えて最後まで読んでほしいです。祖父、慶光に託された願い。『仁を 止めて』未来は決して明かしてはいけない。歴史を変えてはいけない。じゃあ、運命は変えられない?本当に? 平成から大正へと時代を超えて僕らは奇跡の時を過ごした。彼と過ごした日々は、切なさと愛しさをはらみ黄金色に眩き、輝き続ける。
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さよならさんかく
またきてしかく
例えば会えない人を求めるってのぁ人類みんなが求めることでありまして。
さよならを言えるだけでも幸せかもね。
笑顔がいいな。
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過保護な母親に束縛される光也は、曽祖父のお見舞いに行った病院で地震にあい、気が付いたら大正時代にいた。そこで突然、眼鏡の少年・仁に殴りかかられて…。
高尾さんの作品は、本当に感動します。
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花とゆめで掲載中(07年現在)の大正タイムスリップ浪漫。
優しさや愛情がつまった漫画で、全体の雰囲気がとてもいいです。繊細な絵柄も物語にあっています。主要な人物は何かしら心に秘めた想いがあるようで、これからどうなるのか楽しみです。
同性愛を扱ってはいますが、それが物語りの核ではありません。
時を越える出会い
主人公の相馬光也は男子高校生では考えられないくらいの過保護な毎日を送っていた。
幼少期に誘拐されたことがきっかけで母親の心配から過干渉になり生活の全てが支配できないと癇癪を起こしたり自殺未遂を起こしたりと従わざるを得ない事態だった。
ほんとはバイオリニストとしていろんなコンクールに出たい、留学したいと思っているけどあの母親のせいでバイオリンも諦めることになっていた。
病院に入院している祖父には気持ちを吐露できる光也。
その祖父が危ないと知り病院でバイオリンを演奏するがその直後地震のような震動で階段から落下してしまう。
そして気がついたら見知らぬ土地にいた上に知らない男から殴られていた。
しかもその相手は祖父が持っていた昔の写真に写っていた人物だった。
わけもわからず混乱している光也は自分が平成から大正にタイムスリップしていて、その相手は光也とそっくりな若い頃の祖父と人違いしているという事態にようやく気づく。
こういったタイムスリップものはワクワクするが母親の毒親っぷりがそれ以上に腹が立った。
なぜ光也が大正にタイムスリップをしたのか、続きが気になる。
Posted by ブクログ
毒親というにふさわしい過保護な母親を持つ主人公が、地震をきっかけに若かりし祖父(現代では危篤寸前)のいる大正時代にタイムスリップしてしまい、当の祖父が雲隠れしたせいで周囲には二重人格の祖父と勘違いされながら生活するという話。
大正時代、華族、和洋折衷が好きな人におすすめ。
花とゆめ掲載だが、少年同士の友情がメインで恋愛は毛ほどしかない。
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仁の色気といったらもう。二人のナチュラルな距離の近さと感情で突っ走る勢いにハラハラした…。でも並ぶと目の保養。
崇拝、憧れに近い恋のような。でも読み終えて、やっぱり彼らの間にあるのは友情だったんならいいなと思いました。亜伊子が好きだー!
Posted by ブクログ
最終話がとっても綺麗にまとまっていたような。
仁が切なかった。
「不幸になるのを許さないと言ってくれた友人がいた。
その記憶がある限り、ずっと幸福なまま」
百合子さんの
「光也くんが産まれてくると知っていなければ、この世を憎んでしまいそう」
みたいな台詞が戦火の中を生きていく苦しさを表していて悲しかった。
「慈しむ心を思い出したいわ」
百合子さんキレーだな。この夫婦の話は好きでした。
早くに亡くなったようなのが悲しい。
節と慶の話も好きだったな。可愛すぎ、節。
ていうか、慶光とつゆ子さんが結婚していたことに驚いた。
そして、光也の血縁上での曾祖父母は国見夫妻ということにも驚いた。
亜以子が3年前まで生きていたことにも驚いた。
下を向かずに生きていけたの、良かった。
Posted by ブクログ
「俺は不変でいたい。俺はお前と、縁の切れるような、そんなものには決してなりたくないんだ」
ある日大正時代にタイムスリップしてしまった高校生、光也の話。そこは曽祖父である慶光が自分と同年齢だった頃の世界。顔がそっくりな光也は勘違いされ、慶光として生活することとなる。
当初予想してたよりもBLだったんだけど、そういう問題じゃなく感動しました。
高尾さんの漫画は、基本的に難解。舞台がどこであろうと、古き良き日本的なノスタルジーを感じさせるものを描く。世界観というよりは、恋愛観が壮大なんですよね。無意味な三角関係のライバル争いとかしない代わりに、誰もが「一世一代の恋」をしている世界なの。
たとえ現代が舞台でも、「学校のかっこいい先輩がちょっと気になるんだよね」レベルの浮ついた恋愛は一切出てこない。基本命がけ。「お前のためなら死ねる」レベルの恋。しかも主人公だけじゃなく、片思い両想い関係なく脇役も全員そう。
それが重苦しく感じて、そういう気分じゃない時に読むと食傷気味になるんだけど、本当に深いから、「高尾作品にどっぷり浸りたい!」って思う時が数年に一度のサイクルで訪れるんだよね。
特に大正ロマンとかは作風に合いすぎてて絶対にヤバいわけ。最終回付近切なくて泣いたわー。
Posted by ブクログ
いわゆるタイムリープもの。大正時代の栄華と混沌の中で、ミステリアスな事件に巻き込まれていく話。花とゆめコミックス全8巻。白泉社文庫版は全4巻。
Posted by ブクログ
再読。当時はそんなに意識してはなかったんですが、今読むと凄くBLで驚きました。笑 時期的に関東大震災の模様が大変重かったり。絵柄が途中で変わられたのか意識して変えられていたのか解りませんが、巻数が小さい頃の方が個人的には好みでした。大正時代にタイムスリップというシチュエーションが異様に好みでした。