あらすじ
異様に過保護な母親に反発しながら暮らす、高校1年の相馬光也。そんな彼の心の拠り所は、バイオリンと、入院中の祖父だけだった。しかし、その祖父の容態が急変し、病院へ駆けつけた光也は突然の地震に襲われて…!? 大正タイムスリップ浪漫!
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Posted by ブクログ
人生は誰にとっても辛い 誰にとっても平等に です ”負けるな” ”乗り越えろ” ”神からの挑戦と受け取って戦え” …幸福は その先であなた達を待っているんですよ?
大丈夫だ 僕が請け負ってやる だから そうしょんぼりするな ”騎士”の名が泣くぜ?
Posted by ブクログ
大正、タイムスリップ
また、ツボを押されました。
表面上は平気を装ってても、過去には綺麗な想い出ばかりじゃない。
みんなそれぞれ暗い過去を背負っています。
切ないけれどそんな登場人物達に元気付けられたり・・・
ギャグシーンもあって可愛いです。
これは手放せない物語です。
時を越える出会い
主人公の相馬光也は男子高校生では考えられないくらいの過保護な毎日を送っていた。
幼少期に誘拐されたことがきっかけで母親の心配から過干渉になり生活の全てが支配できないと癇癪を起こしたり自殺未遂を起こしたりと従わざるを得ない事態だった。
ほんとはバイオリニストとしていろんなコンクールに出たい、留学したいと思っているけどあの母親のせいでバイオリンも諦めることになっていた。
病院に入院している祖父には気持ちを吐露できる光也。
その祖父が危ないと知り病院でバイオリンを演奏するがその直後地震のような震動で階段から落下してしまう。
そして気がついたら見知らぬ土地にいた上に知らない男から殴られていた。
しかもその相手は祖父が持っていた昔の写真に写っていた人物だった。
わけもわからず混乱している光也は自分が平成から大正にタイムスリップしていて、その相手は光也とそっくりな若い頃の祖父と人違いしているという事態にようやく気づく。
こういったタイムスリップものはワクワクするが母親の毒親っぷりがそれ以上に腹が立った。
なぜ光也が大正にタイムスリップをしたのか、続きが気になる。