林公代のレビュー一覧

  • 未来が楽しみになる 宇宙のおしごと図鑑

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    もくじ
    宇宙のおしごと診断チャート
    この本にでてくる宇宙用語

    1章  宇宙開発のおしごと
    2章  天文学のおしごと
    3章  宇宙ビジネスのお仕事
    4章  月・火星のお仕事

    おわりに
    協力・参考文献

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    2025年10月18日
  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち

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    ノンフィクションだが、人物が生き生きしていて面白い。高校3年間という短い期間をどう繋いでいくのか、地方活性に残された手段は、等々、これからの地方創生や地方の教育を考える際のヒントがたくさんあって涙なくして読めない本だった。

    若狭高校のサバ缶宇宙へというのは実は何処かで見たことがあったのだが、話題性のために高校生を引っ張り出したのかくらいに思っていた自分を深く反省。いやあこんな先生や探究目的に出会える高校時代を過ごしてほしいな、どのわかものにも!!

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    2025年08月29日
  • 宇宙においでよ!

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    野口聡一さんにしか書けない本
    未来が子供にとって明るく楽しいものであってほしいという、熱くて暖かい思いが伝わってきた

    大人が読んでも面白い

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    2025年08月18日
  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち

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    内容の骨子はタイトルの通りですが、そこから想像されるそうな、頑張ったら報われる的な感動青春モノというだけではありませんし、カリスマ先生によるプロジェクトXという訳でもありません。

    (もちろん生徒、先生の努力の継続に大感動するのですが、それは言うまでもないので)

    様々な世代、様々な立場の人々の群像劇でもあるし、まさに今の時代の教育論でもあると感じました。

    子供の探究活動のモチベーションアップや読書感想文のネタにもよさそうだし(先生に喜ばれそうなテーマだしね)
    大人が読んでも気づきの多い一冊でした。

    文章は案外あっさりしていて、
    一人一人の登場人物をもっと深ぼったり、エピソードを感動的な演

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    2025年06月21日
  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち

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    図書室本。この本は以前から知っていたものの未読で、プロジェクトXで取り上げていたから読みました。中身は感動物で、教師と生徒の長年の努力が実りました。出会いって大切。経験って目に見えない財産!羨ましいです。

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    2025年06月17日
  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち

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    12年にも渡る宇宙食開発の過程を綴ったノンフィクション。
    地元産のサバを使い、生徒たち自らが開発した缶詰を“宇宙食”として宇宙へ届けるという試み。

    生徒が次々と卒業していく中でバトンを繋いできたことも、数々の困難を乗り越えてきたのも本当にすごい!!!

    よくぞここまで……。
    宇宙食認定食品のなかで、企業ではなく高校生が製造しているものは世界唯一とのこと!
    生徒、教師、地域の人たち、JAXA職員…関わってきた人たちすべての思いの結晶。
    熱い!!
    鳥肌が立ちます。

    本書を読んで初めて知った、食品の安全性を確保するための衛生管理手法
    「HACCP(Hazard Analysis and Crit

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    2024年12月24日
  • 宇宙においでよ!

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    「『 宇宙兄弟』がきっかけで、子供の頃に読んだ本を大人になってからまた、読んでみた。
    あと、数週間でムッちゃんやヒビトが宇宙へ行くのに奮闘した2025年がやってくる。
    あの頃の自分も、2人に憧れて"宇宙飛行士になりたい!"って言ってたのを思い出す。結局、ならなかったし、なることを選ばなかったけど、この本を読んで子度の頃のように"宇宙飛行士になりたい!"って感じた。」

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    2024年12月11日
  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち

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    教育困難校だった小浜水産高校が、1人の熱い先生=小坂先生が赴任してきたこと、元々職業訓練の一貫で有していたサバ缶加工施設があったこと、地元の海をきれいにしたいと思い、地域を巻き込んだ活動をするような生徒たちがいたことなど、色々なタイミングも合って学校が変わり始める。

    宇宙食がいかに厳しい条件の下で作られるか、認められるまでの年月の長さにも驚くが、それを乗り越え、発想から、高校生が作ったサバ缶が宇宙に届くまで、14代もの生徒が(途中で中断していた時期もあるが)たすきを繋いで、夢を実現させた生徒たち、それを応援した大人たちに頭が下がる。

    途中で学校統合もあり、教育のあり方を当事者の学校だけに止

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    2024年07月13日
  • 宇宙へ「出張」してきます

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    お医者さんとしての視点での宇宙滞在中の身体の変化や感覚、宇宙実験の様子が書かれていて面白かった

    文字通り客観的な視点に立つことによって見えてくる地球の姿があるというのはその通りだと思った

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    2024年06月02日
  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち

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    主役の生徒達は言わずもがな、彼らを支え続けた大人達の情熱にも感動した
    何世代にも渡って先輩達が後輩達へ夢のバトンを繋いでいく様は、個人的に好きな某漫画の"人の想いこそが永遠であり 不滅なんだよ"のシーンを想起させて思わず胸が熱くなった

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    2024年03月26日
  • 宇宙に行くことは地球を知ること~「宇宙新時代」を生きる~

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    NY在住のミュージシャン・矢野顕子さんが、宇宙飛行士・野口総一さんに宇宙のことをたずねる対談本です。矢野顕子さんは宇宙に行きたくて行きたくて、宇宙飛行士になるために必須の「水泳」を、それまでは金づちだったのにがんばられて習得されたそうです。宇宙に関する知識・情報集めや勉強も盛んで、だからこそ、野口総一さんに対する質問が初歩的だったり表面的だったりせず、そればかりか質問自体からも教えられるものがあるレベルにありながら、そんな低くないレベルの質問に答えてくれる野口さんの発言も真正面から真摯なものなので、お互いのやりとりに読ませるものがあるのでした(たぶんに、お二人から様々な方向へ飛び交う言葉を、う

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    2023年09月27日
  • 宇宙に行くことは地球を知ること~「宇宙新時代」を生きる~

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    かなりディープ
    対談形式

    子供達に向けた明るい希望ある話ではなく、死と隣り合わせの世界、地球と言う生の世界の話やこれから先の宇宙開発と人類の話

    宇宙は神秘的な世界だと漠然と思っていたけれど、音がない、熱量を感じない、無重力の世界がどれほど怖いものか具体的に知るきっかけになった

    重力のある世界と無重力の世界はパラレルワールドと言える、時間感覚もまたパラレルワールド、不思議な感覚だ

    野口さんは2020年クルードラゴンに搭乗、2021年無事帰還
    この頃は暗いコロナのニュースが多かったので、これは明るいニュースでしたね

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    2023年07月23日
  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち

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    教育って、すごい。
    教えるだけじゃなくて、育てていく。
    それは、生徒だけじゃなくて先生も、学校も、地域も。

    実現した夢はドラマみたいなのに、それぞれの日常には、きっとドラマみたいなことは起こっていなくて、ただ、一人一人が自分が良いと思うことをして、せっせと自分の手の回せる範囲で頑張ってきた。

    そうして繋げて、繋いできたことをもっと先へ繋ぎたくなって、ふと振り返ったら、実現していた。
    こんなにも多くの人が同じ方向を見ていた。

    そんな感じなのかなって。
    そこがまたとてもリアルで、ホントにすごいと思うし、結果として「誰にでもできることじゃないよね!」ってなるんだと思う。

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    2023年07月01日
  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち

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    純粋に面白かった。「教育困難校」「底辺」などと言われている学校であっても、好奇心と諦めない心があれば、何だってできるんだという、シンプルな楽しみ方もできる。同時に、生徒のやる気を引き出し、かつ自主性を重んじ、必要な支援を適切に提供することが成功につながるということや、予算や実績がなくても工夫次第でなんでもできるという大事なことも思い出す(大人は忘れがち)。探求の時間などで苦労している先生方にも参考になるのではないかな。本編も面白いのだが、個人的には「後書き」での心情の吐露が刺さりましたよ。

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    2023年03月30日
  • 宇宙においでよ!

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    野口聡一さんがめちゃくちゃ聡明でめちゃくちゃ人格者で、めちゃくちゃ宇宙も地球も人間も愛してるんだなと感じた1冊。
    宇宙は命の存在をゆるさないからこそ人間の命や生命活動は美しく、その人間が生きて創っていく地球は美しい。
    地球にも人間にも絶望することばっかりだったけど。。。宇宙からみたら国と国に国境なんてなくって、海に森に大地に命が生きているこの星はすごいところなんだなと、私が人間として地球に今生きていることが少しだけ誇らしくなりました。

    忙殺の12月すぎて心死にかけてたけど、宇宙からみたらそんな私の悩みも考えてることもちっぽけだなあと思ってにこにこできた!
    お正月ゆっくりできた時に読めてよかっ

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    2023年01月03日
  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち

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    今度小坂先生の講演会を聴きに行くので、その前に読んでおこうと。
    工業系水産系の高校って、昔のイメージは教育困難校って感じですが、今はどの学校も資格を取ったり、就職で即戦力となる技術を身につけたり、大学院進学してさらに専門性を身につけたりと生徒の姿は素晴らしいところが多いです。
    小浜水産高校での生徒の成長の姿もまさに素晴らしく、勉強ができる知識に負けない技術を手に入れていった。それを支えたのが小坂先生の生徒への愛情と教員としての器。
    最近は「探究科」がある高校が増えてきた。そこに進学する子はすでにやりたいこと興味があることが明確になっている子が多いが、その他多くの子はやりたいこと興味があることが

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    2022年11月20日
  • 宇宙においでよ!

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    この本は、宇宙兄弟で紹介されていたので、「読んでみたいな〜」と思っていました。読んでみると、野口さんが宇宙を目指したきっかけや、宇宙飛行士の試験や訓練のことなどが書かれていました。特に読んでて楽しかったのが、野口さんが実際に宇宙に行った時の話です。読んでいると、まるで自分が宇宙にいて、地球を眺めているかのように思えました。この本を読んで、一層宇宙へ行きたくなりました。

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    2022年10月12日
  • 宇宙に行くことは地球を知ること~「宇宙新時代」を生きる~

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    野口聡一さんが地球に出稼ぎに帰ってきて、日本のTVで出まくっていたので、積読にあったよなと取り出して読んでみた。昨年末のBRUTUSの読書特集で宇宙を読み解く副読本として紹介されていた。
    誰もが感じる、なぜ矢野顕子?という素朴な疑問は冒頭で解決させてくれる。
    スペースシャトル、ソユーズを経験し、クルードラゴンに乗る前の野口さんの体験談を矢野顕子が引き出す。
    宇宙開発でのロシアとの協調が崩れ、ここでも中国が抜け駆けかと言われているところが、地上の色んなニュースとつなげて読んじゃうな。

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    2022年08月29日
  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち

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    ネタバレ

    誰か一人の成功談ではなく,一つの学校が色々なことに揺られながら進んだ結果が,大きな果実を手に入れたということに心打たれる。
     それにしても、頭の中だけで組み立てる「探究」学習が,なぜ薄っぺらで、似通ったものになるのか,その答がある。
     「本当にやりたいこと」と「それを裏付ける具体的な経験」が無い。

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    2022年06月01日
  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち

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    面白い!
    なぜこの本に行き着いたのかは、忘れたが、出会えてよかった。そして若狭の高校教育、素晴らしい!
    潰れてかけていた水産高校を立て直し、宇宙食という前代未聞に14年かけてチャレンジしていく。そのドラマが面白く描かれている。
    子どもが読んでも、大人が読んでも楽しめる。
    教育関係者にも勧めたい。

    1億の費用でHACCPを導入するのではなく、100均で作ってしまおう。
    認証後の生徒の一言、宇宙食、作れるんちゃう?
    生徒の自主性を重んじる小坂先生

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    2022年05月12日