あらすじ
医師から宇宙飛行士に転職、出張先は宇宙!!
100を超える科学実験やミッション、プログレス事故、スペースデブリ衝突の危機を乗り越え帰還した笑顔の宇宙飛行士、古川聡、167日の軌跡。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
お医者さんとしての視点での宇宙滞在中の身体の変化や感覚、宇宙実験の様子が書かれていて面白かった
文字通り客観的な視点に立つことによって見えてくる地球の姿があるというのはその通りだと思った
Posted by ブクログ
地球帰還後の「紙1枚でも重い」「座るとお尻が痛い」といった感覚の変化、地球生活へのリハビリが、さすがお医者様らしい視点で語られ、面白い。また、ロシア「ソユーズ」宇宙船での離発着時の様子も、興味深い。
スペースシャトルのように翼がなく、ゆるやかに着陸するのでなく、パラシュートを開いて、ドーンと落ちてくるのだそう。ISSでの実験、日常の暮らし、トラブル対応など、読み応えのあるページの連続だった。
Posted by ブクログ
面白かった。生の声が分かりやすく書いてあり読みやすかった。
私は宇宙兄弟やその他諸々の本や漫画を読まずにこの本を読んだので、
より面白かったと思うかもしれない。
2016年10月の名古屋市科学館プラネタリウムのテーマが
「国際宇宙ステーション」。それを見た後にこの本に出会って、
即買った本。鉄は熱いうちに打って正解だと思う(笑)。
宇宙には興味あるし、第三次選抜やサバイバル体験は面白そうだと思った。
Posted by ブクログ
東大理Ⅲに現役合格、卒業後、附属病院の外科医として活躍中、脳天に稲妻が落ち(?)、宇宙開発事業団が募集する宇宙飛行士に応募。
結婚して2人のお子様にも恵まれ、まさに油が乗り切ったといっても過言ではない状況の中での選択であった。
なんてバイタリティーに富んだ方なのだろう。
お人柄が滲み出ている笑顔も素敵である。
お母様は飼っていたインコが死んでしまった時でも、胸を開いて、心臓や肝臓など体の構造を説明したというのだから、古川さんの好奇心の強さはお母様譲りなのだろうと思った。
Posted by ブクログ
宇宙での生活(睡眠やトイレ)や帰還後のリハビリなどの話が興味深かったです。
古川さんの語りのところは良いのですが、3分の1?もっと多くの部分は毎日新聞の記者の方の目線で書いてあったので少しがっかりしました。
上手い文章でなくとも、古川さんの生の声のような文章が読みたかったです。
Posted by ブクログ
お医者さんで35歳からの宇宙飛行士挑戦とは!
多分古川さん自身のお人柄のよさや
努力への姿勢ももちろん胸を打つけれど、
同時に奥様、お母様などの周りで支えた方々も
とても人柄のいい方なんだろうな~と
じーんとしました!
無重力空間でふわふわしながら眠ってみたい~
Posted by ブクログ
ソユーズが、熱で溶け落ちる為に強化プラスチックで覆われていると初めて知った。宇宙からの帰還は、厄介で、映画やアニメのようにはいかない事を思い知らされる。星間航行を考えると、人工重力は、必須だろう。
Posted by ブクログ
見た目通り,いい人なんだなあ~1964横浜に生まれ、中学受験で鎌倉の栄光学園で学び、野球に熱中する一方、高校2年で祖父・叔父の仕事ぶりを見て医師を目指し、東京大学理系第Ⅲ類に入学。医学部を出て東大付属病院で研修を積むが、34歳でNASDAの募集に応じ、3名に残った。間もなく順番が回ってくると思いながらも、エンデバーの事故で見送られ、2011年ソユーズでISSへ行った。168日間、様々な実験をこなし、地球に帰還すると、宇宙人から地球人に戻るリハビリに苦労する~人の良さが滲み出てくるような好人物だなぁ。なかなかお母さんがユニーク
Posted by ブクログ
友人からの勧めで読んでみた。
なにより、古川さんのあったかくて柔らかな人柄が一番印象的。TVなどで見る彼からもその雰囲気は伝わっていたけれど、周りが声を揃えて言う彼の評価には、微笑ましいものを感じた。
こんな人と宇宙を旅できたらどんなに楽しいだろう、と思えるのは、きっとそのせいだろうな。
宇宙での出来事、行くまでと帰ってきてからの苦労は半端ないもの。そしてそれをクリアできる身体能力と頭脳はとてつもないもの。かっこいい。
私たちが宇宙旅行できる日も遠くないよね。いつも見ている星空が、あの空が、どんな風に映るのだろう。行ってみたいわ。