作品一覧

  • 理系白書 この国を静かに支える人たち
    3.9
    1~3巻660円 (税込)
    日本の高度経済成長を支えながらも、文系優位の社会で、その存在がかすみがちな「理系」。深刻な科学離れが叫ばれるいま、その地位、報酬、研究、カルチャー、教育、結婚など、理系のすべてを初めて浮き彫りにした渾身のレポート。はたして、理系は報われているか? 第1回科学ジャーナリスト大賞受賞作品。 ◎養老孟司氏推薦! ――日本人が「なぜ?」という問いかけができなくなったのは、本当の「科学する心」が失われたからではないかと思う。この本は、そのわけを解き明かしている。
  • 宇宙へ「出張」してきます
    3.8
    1巻935円 (税込)
    医師から宇宙飛行士に転職、出張先は宇宙!! 100を超える科学実験やミッション、プログレス事故、スペースデブリ衝突の危機を乗り越え帰還した笑顔の宇宙飛行士、古川聡、167日の軌跡。

ユーザーレビュー

  • 宇宙へ「出張」してきます

    Posted by ブクログ

    お医者さんとしての視点での宇宙滞在中の身体の変化や感覚、宇宙実験の様子が書かれていて面白かった

    文字通り客観的な視点に立つことによって見えてくる地球の姿があるというのはその通りだと思った

    0
    2024年06月02日
  • 宇宙へ「出張」してきます

    Posted by ブクログ

    地球帰還後の「紙1枚でも重い」「座るとお尻が痛い」といった感覚の変化、地球生活へのリハビリが、さすがお医者様らしい視点で語られ、面白い。また、ロシア「ソユーズ」宇宙船での離発着時の様子も、興味深い。
    スペースシャトルのように翼がなく、ゆるやかに着陸するのでなく、パラシュートを開いて、ドーンと落ちてくるのだそう。ISSでの実験、日常の暮らし、トラブル対応など、読み応えのあるページの連続だった。

    0
    2017年06月16日
  • 理系白書 この国を静かに支える人たち

    Posted by ブクログ

    情報自体が、既に古いものになってしまっていることを除けば、
    面白い読み物だったかと。

    書き手の意見が全面にさえ出てこなければ、
    好感の持てる文章。

    なにより、勉強したくなるのが、この本の魅力?

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    2010年03月12日
  • 迫るアジア どうする日本の研究者 理系白書3

    Posted by ブクログ

     日本はもはや科学先進国ではない!?という感じの本。
    「日本を抜かせ、米国に追いつけ!」と言わんばかりに政策として科学を重要視する、韓国・中国。官僚制が硬直化や、意思決定に長い時間をかけるシステムになってしまった日本と違い、即断即決でバイオ面で猛追撃をかけるシンガポール。

     それに対し、日本に打つ手はあるのか?新聞社が書いているだけの事があり、片方の意見に寄りすぎることもなくバランスよい。

     日本の問題点は、ハード面重視でソフト面が軽視されること。アジアの諸外国と違い、危機感が若者に少ないこと。ハードスキームの硬直化が挙げられるのかもしれない。イノベーションは、異なるバックグラウンド

    0
    2009年10月07日
  • 理系白書 この国を静かに支える人たち

    Posted by ブクログ

    ニッポンでの理系の報われて無さや、研究者の生活について書かれています。
    まあ、理系だからというだけで待遇がわるくなるっていうか、そこは人それぞれな部分も強いと思うのですが、
    それでも、官僚の方々の理科嫌いとかは治ってほしいですね。

    0
    2009年10月04日

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