毎日新聞科学環境部のレビュー一覧
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地球帰還後の「紙1枚でも重い」「座るとお尻が痛い」といった感覚の変化、地球生活へのリハビリが、さすがお医者様らしい視点で語られ、面白い。また、ロシア「ソユーズ」宇宙船での離発着時の様子も、興味深い。
スペースシャトルのように翼がなく、ゆるやかに着陸するのでなく、パラシュートを開いて、ドーンと落ちてく...続きを読むPosted by ブクログ -
地球帰還後の「紙1枚でも重い」「座るとお尻が痛い」といった感覚の変化、地球生活へのリハビリが、さすがお医者様らしい視点で語られ、面白い。また、ロシア「ソユーズ」宇宙船での離発着時の様子も、興味深い。
スペースシャトルのように翼がなく、ゆるやかに着陸するのでなく、パラシュートを開いて、ドーンと落ちてく...続きを読むPosted by ブクログ -
情報自体が、既に古いものになってしまっていることを除けば、
面白い読み物だったかと。
書き手の意見が全面にさえ出てこなければ、
好感の持てる文章。
なにより、勉強したくなるのが、この本の魅力?Posted by ブクログ -
日本はもはや科学先進国ではない!?という感じの本。
「日本を抜かせ、米国に追いつけ!」と言わんばかりに政策として科学を重要視する、韓国・中国。官僚制が硬直化や、意思決定に長い時間をかけるシステムになってしまった日本と違い、即断即決でバイオ面で猛追撃をかけるシンガポール。
それに対し、日本に...続きを読むPosted by ブクログ -
ニッポンでの理系の報われて無さや、研究者の生活について書かれています。
まあ、理系だからというだけで待遇がわるくなるっていうか、そこは人それぞれな部分も強いと思うのですが、
それでも、官僚の方々の理科嫌いとかは治ってほしいですね。Posted by ブクログ -
京大生協で売り上げナンバーワンにもなった一冊です。
理系の人はとりあえず一度読むべき。
自分も就活前に何度も読み返しました。
文理差別やゆとり教育、ポスドク問題など理系にまつわる問題を様々な切り口から多角的且つ客観的にしかも読みやすく纏めた傑作だと思います。Posted by ブクログ -
毎日新聞科学環境部が、この国の高度経済成長を支えながらも、文系に比べ待遇面などで報われていない「理系」について、多くの人の話を聞きまとめたレポート「理系白書」の文庫版。
「理科離れ」が叫ばれて久しいが、文系社会の日本における科学技術者の待遇の悪さには本当にあきれる。青色発光ダイオードの中村氏の裁判...続きを読むPosted by ブクログ -
理系白書2!
前作は理系が報われないというセンセーショナルな内容でした。
今回は、文系、理系という枠決めが生徒達の多様な興味を制限してしまうのではないかと問題提起している。
この議論はこれまでもされてきたと思うが、「自分は文系だから科学はちょっと…」や「自分は理系だから文章を書くのは…」と...続きを読むPosted by ブクログ -
もともと新聞記事のためか、内容は古びて見えることもあるがメッセージは色あせない。この国の人の理系だけに限らない「長いものには…」という姿勢も垣間見える。Posted by ブクログ
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2003年の出版 「文系優位・理系不利の仕組み」が多様性のない、閉塞社会を築き上げた。その結果、日本はジェンダーから遠い国になってしまった。
日本が後進国でキャッチアップの時代は、上意下達で硬直した組織=軍隊のようでも「知識の伝承」はできたが、その組織文化では「知識の創造」は成しえない。
新たなオー...続きを読むPosted by ブクログ -
毎日新聞連載の書籍化。如何に日本で理系が雑に扱われているかというのが、これでもかというくらい例示されてます。
個人的には高等教育無償化は理系限定でよろしいかと。Posted by ブクログ -
面白かった。生の声が分かりやすく書いてあり読みやすかった。
私は宇宙兄弟やその他諸々の本や漫画を読まずにこの本を読んだので、
より面白かったと思うかもしれない。
2016年10月の名古屋市科学館プラネタリウムのテーマが
「国際宇宙ステーション」。それを見た後にこの本に出会って、
即買った本。鉄は熱...続きを読むPosted by ブクログ -
面白かった。生の声が分かりやすく書いてあり読みやすかった。
私は宇宙兄弟やその他諸々の本や漫画を読まずにこの本を読んだので、
より面白かったと思うかもしれない。
2016年10月の名古屋市科学館プラネタリウムのテーマが
「国際宇宙ステーション」。それを見た後にこの本に出会って、
即買った本。鉄は熱...続きを読むPosted by ブクログ -
一気に読めた。途中で記者のカザフスタン日記のようなものがあったが、この本にとっての必要性がわからなかった。その他は興味深く面白かった。Posted by ブクログ
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一気に読めた。途中で記者のカザフスタン日記のようなものがあったが、この本にとっての必要性がわからなかった。その他は興味深く面白かった。Posted by ブクログ
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日本では、理系と文系の選択を高校でしなければならない。これは受験に有利だからだ。その結果、大人の科学知識は欠如し、日本企業の技術力は低下している。給与、待遇が有利だと文系職種を選んだ理系卒業者は、文系カルチャーの企業社会のなかで、どう生きるのか。科学の意味を問う。
研究室お先輩が置いていった本。こ...続きを読むPosted by ブクログ -
日本の高度経済成長を支えながらも、文系優位の社会で、その存在がかすみがちな「理系」。深刻な科学離れが叫ばれるいま、その地位、報酬、研究、カルチャー、教育、結婚など、理系のすべてを初めて浮き彫りにした渾身のレポート。果たして、理系は報われているか?〈第1回科学ジャーナリスト大賞受賞〉
研究室お先輩が...続きを読むPosted by ブクログ -
二〇〇六年、中国人研究者の発表論文数は米国に次いで世界二位となった。引用された論文数や引用回数では、まだ日本が多いものの、理学分野では抜かれるのも時間の問題だ。工学分野においても、韓国をはじめとする電機メーカーに、シェアで抜かれている。日本人研究者は、今何をすべきなのか。
研究室の先輩が置いていっ...続きを読むPosted by ブクログ -
東大理Ⅲに現役合格、卒業後、附属病院の外科医として活躍中、脳天に稲妻が落ち(?)、宇宙開発事業団が募集する宇宙飛行士に応募。
結婚して2人のお子様にも恵まれ、まさに油が乗り切ったといっても過言ではない状況の中での選択であった。
なんてバイタリティーに富んだ方なのだろう。
お人柄が滲み出ている笑顔も素...続きを読むPosted by ブクログ -
東大理Ⅲに現役合格、卒業後、附属病院の外科医として活躍中、脳天に稲妻が落ち(?)、宇宙開発事業団が募集する宇宙飛行士に応募。
結婚して2人のお子様にも恵まれ、まさに油が乗り切ったといっても過言ではない状況の中での選択であった。
なんてバイタリティーに富んだ方なのだろう。
お人柄が滲み出ている笑顔も素...続きを読むPosted by ブクログ