理系白書 この国を静かに支える人たち

理系白書 この国を静かに支える人たち

660円 (税込)

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日本の高度経済成長を支えながらも、文系優位の社会で、その存在がかすみがちな「理系」。深刻な科学離れが叫ばれるいま、その地位、報酬、研究、カルチャー、教育、結婚など、理系のすべてを初めて浮き彫りにした渾身のレポート。はたして、理系は報われているか? 第1回科学ジャーナリスト大賞受賞作品。
◎養老孟司氏推薦! ――日本人が「なぜ?」という問いかけができなくなったのは、本当の「科学する心」が失われたからではないかと思う。この本は、そのわけを解き明かしている。

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  • 理系白書 この国を静かに支える人たち
    660円 (税込)
    日本の高度経済成長を支えながらも、文系優位の社会で、その存在がかすみがちな「理系」。深刻な科学離れが叫ばれるいま、その地位、報酬、研究、カルチャー、教育、結婚など、理系のすべてを初めて浮き彫りにした渾身のレポート。はたして、理系は報われているか? 第1回科学ジャーナリスト大賞受賞作品。 ◎養老孟司氏推薦! ――日本人が「なぜ?」という問いかけができなくなったのは、本当の「科学する心」が失われたからではないかと思う。この本は、そのわけを解き明かしている。
  • 「理系」という生き方 理系白書2
    660円 (税込)
    好奇心の芽を摘む文系教育の弊害。文系社会での生き方――日本では、理系と文系の選択を、高校でしなければならない。これは、受験に有利だからだ。その結果、大人の科学知識は欠如し、日本企業の技術力は低下している。給与・待遇が有利だと文系職種を選んだ理系卒業者は、文系カルチャーの企業社会のなかで、どう生きるのか。科学の意味を問う。
  • 迫るアジア どうする日本の研究者 理系白書3
    660円 (税込)
    転落した科学技術国家・日本のこれからの戦略。弱いニッポンの再生法――2006年、中国人研究者の発表論文数は、米国に次いで世界2位となった。引用された論文数や引用回数では、まだ日本が多いものの、理学分野では、抜かれるのも時間の問題だ。工学分野においても、韓国をはじめとする電機メーカーに、シェアで抜かれている。日本人研究者は、いま何をすべきなのか?

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理系白書 この国を静かに支える人たち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2010年03月12日

    情報自体が、既に古いものになってしまっていることを除けば、
    面白い読み物だったかと。

    書き手の意見が全面にさえ出てこなければ、
    好感の持てる文章。

    なにより、勉強したくなるのが、この本の魅力?

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ニッポンでの理系の報われて無さや、研究者の生活について書かれています。
    まあ、理系だからというだけで待遇がわるくなるっていうか、そこは人それぞれな部分も強いと思うのですが、
    それでも、官僚の方々の理科嫌いとかは治ってほしいですね。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    京大生協で売り上げナンバーワンにもなった一冊です。
    理系の人はとりあえず一度読むべき。
    自分も就活前に何度も読み返しました。
    文理差別やゆとり教育、ポスドク問題など理系にまつわる問題を様々な切り口から多角的且つ客観的にしかも読みやすく纏めた傑作だと思います。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    毎日新聞科学環境部が、この国の高度経済成長を支えながらも、文系に比べ待遇面などで報われていない「理系」について、多くの人の話を聞きまとめたレポート「理系白書」の文庫版。

    「理科離れ」が叫ばれて久しいが、文系社会の日本における科学技術者の待遇の悪さには本当にあきれる。青色発光ダイオードの中村氏の裁判...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    もともと新聞記事のためか、内容は古びて見えることもあるがメッセージは色あせない。この国の人の理系だけに限らない「長いものには…」という姿勢も垣間見える。

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月24日

    2003年の出版 「文系優位・理系不利の仕組み」が多様性のない、閉塞社会を築き上げた。その結果、日本はジェンダーから遠い国になってしまった。
    日本が後進国でキャッチアップの時代は、上意下達で硬直した組織=軍隊のようでも「知識の伝承」はできたが、その組織文化では「知識の創造」は成しえない。
    新たなオー...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年07月11日

    毎日新聞連載の書籍化。如何に日本で理系が雑に扱われているかというのが、これでもかというくらい例示されてます。
    個人的には高等教育無償化は理系限定でよろしいかと。

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    Posted by ブクログ 2012年10月28日

    日本の高度経済成長を支えながらも、文系優位の社会で、その存在がかすみがちな「理系」。深刻な科学離れが叫ばれるいま、その地位、報酬、研究、カルチャー、教育、結婚など、理系のすべてを初めて浮き彫りにした渾身のレポート。果たして、理系は報われているか?〈第1回科学ジャーナリスト大賞受賞〉

    研究室お先輩が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年01月06日

    「理系人への応援歌」

    理系を志す人たちの夢の実現を手助けするためにも、あえて理系の世界の厳しい現状を伝えています。

    生涯年収における「文高理低」の文理格差、ポスドク問題、理系人材の多様な進路、理科教育など・・・様々なテーマについて書かれています。

    新聞の連載記事をまとめたものなので、ここに書か...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年09月27日

    やっと読みました!


    研究者がお金ないとか、日本のシステムが遅れているとか、そういう現状を知ることが出来たけど、それよりも研究者の方々がみんな、没頭して、夢中になっている様子がとても輝かしかった。
    アーティストと一緒ね!

    0

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