A・A・ミルンのレビュー一覧

  • 本好きに捧げる英国ミステリ傑作選

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    『探偵小説の黄金時代』のマーティン・エドワーズが選んだ、本にまつわる英国ミステリ・アンソロジー。
    各作品の前にある作家紹介や解説も良かった。作家の背景や当時のことを知ってから読むと味わい深くなる。
    古典英国ミステリ好きにはたまらない一冊だった。

    ​特に印象に残った作品(面白かった順)

    ■ロイ・ヴィカーズ『ある男とその姑』
    断トツの1位。倒叙が好きでこれまで読んできたけど、ここまで見事な作品にはなかなか出会えない。
    コロンボの〈あの作品〉を彷彿とさせる、誰にも文句の付けようのない綺麗な鋭いオチ。
    単にトリックを見せるための物語ではなく、「焦るがゆえに余計なことをしてしまうよね」という人間心理

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    2026年08月28日
  • 赤い館の秘密

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    ネタバレ

    くまのプーさんの作者の唯一の推理小説だそう。何でもお父上がミステリ小説が少ないと嘆いていたので書いたそう。もうこの時点で作者の優しさが溢れてる。探偵役が登場するまでやや退屈だけど、殺人が始まってからはぐいぐい読める。本編もそこまで大きないざこざは起こらないものの、ちょっとした誤解から謎が増していき、そして綺麗にラストまで繋がっていく。良くあるおかしな言い争いもなく、探偵役と友人の二人が終始和やかな雰囲気でほっこりする。かなり昔に書かれた作品らしいけれど、それを感じないくらい面白かった。

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    2025年03月21日
  • 赤い館の秘密

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    この本を選んだきっかけは『8つの完璧な殺人』を読みたいから。
    これはおもしろい。本当におもしろい。
    読みながらなんとなく察しがついたけど(詳しくは言えない)、そこにいたるまでがおもしろい。
    作者であるミルンが終わりに“『赤い館の秘密』に寄せて”を書いているけど、ここまで読んでほしい。
    探偵小説とは何かを書いてある。いちいち納得してしまう。
    本当におもしろかった。

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    2025年03月08日
  • 赤い館の秘密

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    初ミルン。クマのプーさんで有名な著者。こんなミステリィも描いていたのね。古典ではありますが、新訳なので読みやすかった(^^ ワトスン役のベヴァリーが有能すぎやしないかw 素人探偵ギリンガムのキャラがユーモアもあって良い。事件の真相にはアッと驚いた!まあまあ楽しめたので、星三つ半・・と言いたいとこですが、あとがきがとっても良かったので星四つにしましょう。

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    2021年01月18日
  • 赤い館の秘密

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    新訳出てたので読んでみた。やっぱり圧倒的に読みやすい。言葉が時代で変化するためか、英語や英語文化の理解度の向上のためか。

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    2020年03月15日
  • 赤い館の秘密

    nao

    購入済み

    すごく良かったです
    ちょっと悲しいというか、痛ましい真相だと私は思ったのですが、解決までの過程や、登場人物に
    作者の健全な思考が感じられる話でした
    最後にある作者によるあとがきが一番笑えました

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    2019年06月05日
  • 赤い館の秘密

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     ミルン氏の名前を聞いて、思い当たる皆様もいらっしゃる事でしょう。そう、あの「クマのプーさん」を書かれた作者であります。

     とは、言え…どうも私は幼き頃より、「クマのプーさん」は読む気がしないのであります。イラストも可愛らしく、世界観も何となくディズニーのキャラクターとして存じ上げてはいるのですが、原作本には手が伸びず。

     そんな中、そのミルン氏がミステリーを書いていると知り、だったらまずはそちらから入ってみようではないか!と言う事に。

     それでは、あらすじで御座います。

     長閑な田舎に建つ名士の屋敷、赤い館。
     主のマーク・アブレットは、ハウスパーティーと称して五人の宿泊客を招待して

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    2026年04月04日
  • 本好きに捧げる英国ミステリ傑作選

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    ビブリオミステリを集めた短編集。
    時代的には古いけれど、結構楽しい。読んだことのない作家さんの作品ばかりで新鮮。
    まだ途中なので読み終えたらまた感想書きます。

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    2026年03月16日
  • 赤い館の秘密

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    ネタバレ

    「くまのプーさん」の作者A. A. ミルンによる推理小説。推理小説書いてたのか!
    興味津々で読んでみる。最初は「これ誰?」と思いながら登場人物一覧と突き合わせてたけど、いつの間にかのめり込んでいた。探偵役のギリンガムが右往左往と考えている道筋が描写されているのが良い。とはいえ、犯人の人柄が結局よくわからないままだったなー。推理小説だからこんなものかなとは思ったけど。
    それにしても才能ある作家はいろんなジャンルを書けるものですね…。

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    2026年01月31日
  • 赤い館の秘密

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    『くまのプーさん』の作者としてお馴染みの、A.A.ミルン氏によるミステリ。

    とある田舎町の名士・マークの屋敷〈赤い館〉で、15年ぶりにマークを訪ねてきた兄のロバートの射殺死体が発見されます。
    屋敷の主・マークに疑いがかかるも、肝心のマークは行方不明・・。
    屋敷に滞在中の友人・ベヴァリーを訪ねてきたおりに奇しくも死体発見者となったギリンガムは、ベヴァリーと共に独自捜査に乗り出しますが・・。

    シンプルですが良質なミステリで良き!
    特に凝った趣向があるわけでもないのですが、展開としてちゃんと引き込まれるものがありますし、何といっても探偵役のギリンガムとワトソン役・ベヴァリーの仲良しっぷりが微笑ま

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    2026年01月18日
  • 本好きに捧げる英国ミステリ傑作選

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    現役の英国人ミステリ作家マーティン・エドワーズが編纂した、本にまつわる短編ミステリのアンソロジー。20世紀半ばくらいの作品が多くて、クラシックな雰囲気は個人的に好きだ。特に好きなのはE・C・ベントリー「救いの天使」とロイ・ヴィカーズ「ある男とその姑」。

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    2025年12月27日
  • 本好きに捧げる英国ミステリ傑作選

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    本好きに惹かれるて読むと肩透かしを食うが、英国クラシックミステリ好きなら非常に楽しめる本だろう。
    この錚々たるメンバーだけでも買う価値は十分あるが、その一つ一つがクオリティの高いこと。
    個人的にはフィリップ・マクドナルドの「殺意の家」が好みだった。これを読めただけでも満足である。

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    2025年10月22日
  • 本好きに捧げる英国ミステリ傑作選

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    本に関わる人に絞った英国ミステリのアンソロジー。短編や中編など16の章から成る。
    作者は既に亡くなっている昔の作品だが、英国人が好みそうな懐古的な作品が多い。古き良きイギリスって素敵でしょみたいに感じた。

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    2025年10月14日
  • 赤い館の秘密

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    『赤い館の秘密』は、アガサ・クリスティやドロシー・L・セイヤーズのような作家に比べると知名度はやや劣るかもしれませんが、クラシックミステリーの入門としても非常におすすめの一冊です。何より、「くまのプーさん」の作者が、これほどまでにしっかりとした推理小説を描いていたことに驚かされます。

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    2025年10月05日
  • 赤い館の秘密

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    ネタバレ

    A.A.ミルンのもうひとつのマスターピース。

    赤い館で銃声が響き、男の死体が発見される。それはオーストラリアから帰ってきたロバート、この赤い館の主マークの兄だという。しかし肝心のマークも行方不明になっている。マークの従兄弟で遺体を発見したケイリーが何かしたのか? たまたま赤い館を訪れて事件に遭遇したギリンガムは、年下の友人ベヴァリーをワトソン役に私立探偵をやってみようとするのだった。

    推理自体はそんなに難しくなくてミステリをよく読む人なら遺体のすり替えだと早いうちに気付いてしまうかもしれない。しかしそんなことが気にならないほど、このミステリは読んで楽しい。まず素人探偵のギリンガムは優れた記

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    2025年04月09日
  • 赤い館の秘密

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    くまのプーさんの作者が書いた探偵小説。ふむふむ。面白そうだ。そんな軽い気持ちで読み進めていたが、これがズバリ、ミステリ黄金期の作品そのもの。こういう度直球を求めていた。そう感じた一冊。

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    2024年01月14日
  • 赤い館の秘密

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    本書の作者は、言うまでもなく「クマのプーさん」でおなじみのA.A.ミルン。
    本書は文庫サイズで330ページほど。
    結構文字もぎっちり詰まっていて、ちょっと読み終わるのに時間かかるかなあ…と思ったら、いざ読み始めると軽妙でスイスイ読めてしまう。
    そしてシンプルで面白い!

    探偵役のギリンガムは、母の遺産のおかげで働く必要がないほどお金に困っておらず職を転々とし、つい最近また仕事をやめたばかり。友人であるベヴァリーが訪れているときいていた赤い館にぷらっと顔を出したら、たまたま殺人事件に出くわした。
    そこで思い立つ。探偵業、結構自分に向いてるんじゃね?(意訳)
    素人探偵発足!である。
    そして探偵には

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    2022年05月26日
  • 赤い館の秘密

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    ネタバレ

    この作品は、クマのプーさんとは何の関係もなく読まれるべきだと思います(自戒)。
    古典なので、後世のミステリをそれなりに読んできてしまうと、さすがに冒頭の数章で、ああ、これはあのトリックかと分かってしまいます。
    現代の作家だったら、それを逆手にとって、もう1回転か2回転くらいさせちゃうかもしれません。
    そういう意味では、加納朋子氏の解説で「フィギュアスケートや体操」で最初に「くるくると回って」みせたパイオニアに例えているのは正鵠を射ていると思います。

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    2021年09月23日
  • 赤い館の秘密

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    ミルンの『赤い館の秘密』くまのプーさんで有名な作家さんですが、今回はミステリーに挑戦しました!

    ホームズとワトソンと呼び合う相棒とのやりとりが殺人事件解決へと導きます。

    私はアガサクリスティーが好きですが、イギリスの郊外って素敵ですよね。

    #ミステリー

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    2021年09月07日
  • 赤い館の秘密

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    遂に出ました新訳版! クマのプーさんで有名な英国の劇作家ミルンが書いた長編探偵小説。百年前に書かれた素人探偵二人組のホームズとワトソンっぷりを堪能あれ。

    この作品が大好きで、旧訳も何度も読み返してますが、新訳の方もとても読みやすく仕上がっていて良いですね。この話が好きなのは、ワトソンがちゃんと役に立つ。機転が利いて仕事ができて、それでいてホームズ役との揺るぎない友情に溢れていて、そして文章の端々から匂い立つミルンらしいユーモア、作家自身が推理小説好きだから伝わってくる「英国黄金期」の良いミステリの空気感……とどこを読んでてとても心地よいのです。
    加納朋子さんの巻末解説がこれまた素晴らしかった

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    2019年04月12日