A・A・ミルンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『探偵小説の黄金時代』のマーティン・エドワーズが選んだ、本にまつわる英国ミステリ・アンソロジー。
各作品の前にある作家紹介や解説も良かった。作家の背景や当時のことを知ってから読むと味わい深くなる。
古典英国ミステリ好きにはたまらない一冊だった。
特に印象に残った作品(面白かった順)
■ロイ・ヴィカーズ『ある男とその姑』
断トツの1位。倒叙が好きでこれまで読んできたけど、ここまで見事な作品にはなかなか出会えない。
コロンボの〈あの作品〉を彷彿とさせる、誰にも文句の付けようのない綺麗な鋭いオチ。
単にトリックを見せるための物語ではなく、「焦るがゆえに余計なことをしてしまうよね」という人間心理 -
購入済み
すごく良かったです
ちょっと悲しいというか、痛ましい真相だと私は思ったのですが、解決までの過程や、登場人物に
作者の健全な思考が感じられる話でした
最後にある作者によるあとがきが一番笑えました -
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ミルン氏の名前を聞いて、思い当たる皆様もいらっしゃる事でしょう。そう、あの「クマのプーさん」を書かれた作者であります。
とは、言え…どうも私は幼き頃より、「クマのプーさん」は読む気がしないのであります。イラストも可愛らしく、世界観も何となくディズニーのキャラクターとして存じ上げてはいるのですが、原作本には手が伸びず。
そんな中、そのミルン氏がミステリーを書いていると知り、だったらまずはそちらから入ってみようではないか!と言う事に。
それでは、あらすじで御座います。
長閑な田舎に建つ名士の屋敷、赤い館。
主のマーク・アブレットは、ハウスパーティーと称して五人の宿泊客を招待して -
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『くまのプーさん』の作者としてお馴染みの、A.A.ミルン氏によるミステリ。
とある田舎町の名士・マークの屋敷〈赤い館〉で、15年ぶりにマークを訪ねてきた兄のロバートの射殺死体が発見されます。
屋敷の主・マークに疑いがかかるも、肝心のマークは行方不明・・。
屋敷に滞在中の友人・ベヴァリーを訪ねてきたおりに奇しくも死体発見者となったギリンガムは、ベヴァリーと共に独自捜査に乗り出しますが・・。
シンプルですが良質なミステリで良き!
特に凝った趣向があるわけでもないのですが、展開としてちゃんと引き込まれるものがありますし、何といっても探偵役のギリンガムとワトソン役・ベヴァリーの仲良しっぷりが微笑ま -
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ネタバレA.A.ミルンのもうひとつのマスターピース。
赤い館で銃声が響き、男の死体が発見される。それはオーストラリアから帰ってきたロバート、この赤い館の主マークの兄だという。しかし肝心のマークも行方不明になっている。マークの従兄弟で遺体を発見したケイリーが何かしたのか? たまたま赤い館を訪れて事件に遭遇したギリンガムは、年下の友人ベヴァリーをワトソン役に私立探偵をやってみようとするのだった。
推理自体はそんなに難しくなくてミステリをよく読む人なら遺体のすり替えだと早いうちに気付いてしまうかもしれない。しかしそんなことが気にならないほど、このミステリは読んで楽しい。まず素人探偵のギリンガムは優れた記 -
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本書の作者は、言うまでもなく「クマのプーさん」でおなじみのA.A.ミルン。
本書は文庫サイズで330ページほど。
結構文字もぎっちり詰まっていて、ちょっと読み終わるのに時間かかるかなあ…と思ったら、いざ読み始めると軽妙でスイスイ読めてしまう。
そしてシンプルで面白い!
探偵役のギリンガムは、母の遺産のおかげで働く必要がないほどお金に困っておらず職を転々とし、つい最近また仕事をやめたばかり。友人であるベヴァリーが訪れているときいていた赤い館にぷらっと顔を出したら、たまたま殺人事件に出くわした。
そこで思い立つ。探偵業、結構自分に向いてるんじゃね?(意訳)
素人探偵発足!である。
そして探偵には -
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遂に出ました新訳版! クマのプーさんで有名な英国の劇作家ミルンが書いた長編探偵小説。百年前に書かれた素人探偵二人組のホームズとワトソンっぷりを堪能あれ。
この作品が大好きで、旧訳も何度も読み返してますが、新訳の方もとても読みやすく仕上がっていて良いですね。この話が好きなのは、ワトソンがちゃんと役に立つ。機転が利いて仕事ができて、それでいてホームズ役との揺るぎない友情に溢れていて、そして文章の端々から匂い立つミルンらしいユーモア、作家自身が推理小説好きだから伝わってくる「英国黄金期」の良いミステリの空気感……とどこを読んでてとても心地よいのです。
加納朋子さんの巻末解説がこれまた素晴らしかった