A・A・ミルンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ミルンが推理小説を書いているんだ、と手に取る。
オリジナルはThe red house mystery, 1921
筋立はシンプル、登場人物もはじめはたくさん居るものの、すぐに退場し、残りの時間はほぼ3人だけ。
いまから百年以上も前のミステリーで、現代の読者ならトリックはだいたい読めてしまうとは思うが、駆け引きやヒントの出し方など、もろもろの運びも上手で、ストレスなく楽しく読んだ。
なにより、解説にもあるとおり、探偵役やワトスン役の人格が上品で素敵なので、そこを楽しんで読んだ。
ウッドハウスのような、お金のある田舎のお屋敷の人間関係や生活様式が楽しい。
ミステリー大好きだった亡き父のために書 -
Posted by ブクログ
『クマのプーさん』は子どもの時に読んだけど、同じ作者が推理小説を書いてるなんて知らなかった。
しかもその作品は、乱歩ベスト10の堂々8位。
裏表紙からあらすじ少し。
赤い館で銃声が轟いた。死んだのは15年ぶりに館の主マークを訪ねてきた兄だった…。
推理小説なのにずっと優しい。
クマのプーさんがいつ登場しても違和感ないんじゃないか?ってくらい全部ほんわかしてる。
A・A・ミルンさんという人は、上品で優しい紳士なんだろうなと読んでてずっと感じた。
この作品は、ホームズのような超人的な名探偵とへっぽこワトソンではない。
素人探偵のギリンガムは、性格が良くて優しくて、ワトソン役を褒めて伸ばすタイ -
Posted by ブクログ
若い頃、赤川次郎さんの作品が好きで、赤川さんが好きな推理小説ということで、当時読んだ別の訳のものは判りづらくて挫折したが、今回の新訳版は何が素晴らしいのか、はっきり理解できた。
「クマのプーさん」でお馴染みの、ユーモア作家「アラン・アレキサンダー・ミルン」が唯一書いた、この推理小説(1921年の作品)が、日本の江戸川乱歩の探偵小説黄金時代のベストテンにも選ばれていたのは初耳だったが、シンプルながら見事な伏線と、意外なところからストンと気持ちよくオチるトリックは素晴らしく思えたし、タイトルもある意味上手く、私もすっかり惑わされた一人です。
また、この作品の特徴的なところはドロドロした感じがな