A・A・ミルンのレビュー一覧

  • 赤い館の秘密

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    物語の最後、「そうか、では、そこで殺人が起ったら、わたしに知らせてくれたまえ。探偵仕事にも慣れてきたからね」というギリンガムの台詞があり、この先、ギリンガム&ベヴァリーのコンビでシリーズ化される雰囲気満々なのだが、実際にはミルンは、この1作しかミステリを書いてない(残念!)。

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    2023年09月09日
  • 赤い館の秘密

    Posted by ブクログ

    若い頃、赤川次郎さんの作品が好きで、赤川さんが好きな推理小説ということで、当時読んだ別の訳のものは判りづらくて挫折したが、今回の新訳版は何が素晴らしいのか、はっきり理解できた。

    「クマのプーさん」でお馴染みの、ユーモア作家「アラン・アレキサンダー・ミルン」が唯一書いた、この推理小説(1921年の作品)が、日本の江戸川乱歩の探偵小説黄金時代のベストテンにも選ばれていたのは初耳だったが、シンプルながら見事な伏線と、意外なところからストンと気持ちよくオチるトリックは素晴らしく思えたし、タイトルもある意味上手く、私もすっかり惑わされた一人です。

    また、この作品の特徴的なところはドロドロした感じがな

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    2020年06月19日