吉村喜彦のレビュー一覧

  • バー堂島

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    大阪の堂島にあるバーが舞台の短編集。
    知っている地名が出てきて楽しく読めた。
    このようにふらっと1人で行けるバーがあれば良いなと思う一冊でした。

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    2022年10月25日
  • たそがれ御堂筋 バー堂島2

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    シリーズ第二作。4つの短編を収録。二子玉川シリーズは三作まであったけど、堂島シリーズはこれで終わり?続編期待。

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    2022年05月06日
  • バー堂島

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    二子玉川にあるバー・リバーサイドの大阪バージョン。内容はリバーサイドシリーズと同じ、バーでの客とマスターの話&アルコールだが、大阪だけにコテコテです。カクテルが飲みたくなります。

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    2022年05月02日
  • ビア・ボーイ

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    主人公がイケすかなくて、何でだろうって思ったら自分とすごく似ている考え方だったからだった。
    柴さんの言葉や社長の言葉は沁みた。
    生まれてくるんも死んでゆくんも一人ぼっちや。金持ちも貧乏人もみんな同じ。みんながみんな死ぬ事を怖がってる。そやから宗教も芸術も生まれた。生きるのは束の間の夢。

    社長は大人になる事を素直に生きることと言った。

    その通りだなあ

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    2022年04月28日
  • バー・リバーサイド

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    最近ふらっと入ったバーで知らないカクテルを一杯頼むことがたまの贅沢です。
    そんな中、バーをテーマにした本作を女優の上白石萌音さんがお薦めしてきたので手に取りました。

    本作は、二子玉川にあるバーを舞台にオムニバス形式でさまざまなお客さんごとにお話が分けられています。
    お客さんの悩みや人生の行き詰まりやちょっとした話題にマスターがカクテルを提供します。

    私が好きなのは、編集者のお客さんのお話。
    嫌な上司やお局さんの愚痴を言う中、居合わせた常連の春ちゃんが人生について辛口にアドバイスしています。

    こんな行きつけのバーが家の近くにあったら、人生が深まるなぁと思う一冊です。

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    2021年12月15日
  • ビア・ボーイ

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    元エリートサラリーマンの奮闘記です。人間味に溢れるストーリーで映画を見ているかようにすっと読めました。結末もスッキリ。☆3·5

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    2021年10月13日
  • ウイスキー・ボーイ

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    ビア・ボーイの続編。今回はウイスキー。会社の不正を暴いても、ウイスキーの売り上げを伸ばすことはできなかった。読んでいると、ストレートで一杯やりたくなる。

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    2021年08月04日
  • 炭酸ボーイ

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    ネタバレ

    小さな事務所でライターとして働く涼太は、取材旅行のため、宮古島を訪れる。ある酒造を訪ねたところ、最近井戸水から炭酸水が沸き上がっているのを耳にする。味は格別で、商品化しないかと持ちかける。売り上げは上々したが、そんな時、販売元のグループ会社が、リゾート施設を建設する計画が持ち上がった。果たして、阻止することができるのか?


    作者の吉村さんは、サントリーの宣伝部にいたということで、営業としてのノウハウが、色々なところに散りばめられていました。勢いだけで戦略を立てるのではなく、冷静に分析しているので、リアリティがとてもありました。

    また、吉村さんの作品を見ると、お酒をテーマにした作品が多くあり

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    2021年05月30日
  • ビア・ボーイ

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    ビール会社の営業を描いたお仕事系ストーリー。勧善懲悪になっていて、ちょこっと読むには良い。感動するような話ではない。

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    2021年03月14日
  • 二子玉川物語 バー・リバーサイド2

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    バー・リバーサイドシリーズ2冊目。
    二子玉川近くのバーに訪れる様々な人の話を集めた連作短編集。
    「空はさくら色」の話が好きでした。
    電車の見習い運転手の女性の話。夕焼けに橋を走る電車の情景が目に浮かびました。前作にもありましたが、生と死の境界が作者のテーマにあるのかな。

    相変わらずお酒とお酒に合わせたおつまみがどれも美味しそう。

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    2020年12月29日
  • バー・リバーサイド

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    二子玉川の川沿いに佇むバーを題材に、訪れる常連さんに焦点を当てて描く短編オムニバス。
    訪れる人々の話を聞くのは60過ぎの落ち着いた禿頭のマスター、30過ぎの沖縄出身のバーテンダーの2人。

    「こんなバーがあったらいいな」という理想を詰め込んだような話でした。
    カクテルと、それに合わせてさっと出されるおつまみが美味しそうで目に浮かびます。
    ダーティー・マティーニの話が好きでした。

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    2020年12月16日
  • 酒の神さま バー・リバーサイド3

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    シリーズ三作目。ここから四作目の大阪にどう繋がるのかなぁと思っていたものの、どうやらそこは短編集らしいところで、ここまではここまで、大阪はまた別の物語ということらしい。
    シリーズを重ねるごとにケレン味が薄れるというか、力が抜けていっているというか、ストーリーが自然になってきているようだけど、どうしても所々に無理感を感じるというか。
    それでも文章は読みやすいし、書いている方は本当に優しい方なんだろうなぁと思うような角度があり、さらに言うと重くも軽くもなく、お酒のお供にちょうど良い感じ。
    五作目に期待です。

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    2020年01月14日
  • 二子玉川物語 バー・リバーサイド2

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    シリーズ二作目。
    一作目よりさらに力が抜けているというか、バーに座って酒を呑みながら誰かの話を聞いているような、そんな軽い気持ちで読めてしまう。
    正直、一作目より心地よく読める。
    三作目が楽しみに。
    冬の宵にぴったりな作品です。

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    2020年01月07日
  • バー・リバーサイド

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    先日読んだバー堂島のシリーズ一作目。この本は二子玉川が舞台。自分も以前は多摩川沿いに住んでいたので、すごく親近感を感じる。ひっそりと佇むバーを舞台とした短編集。個人的には、話が少し作りすぎな感があって、登場人物たちに寄り添い過ぎているような、正直に言うと少し鼻に付く感じがするものの、お酒を呑みながらの雰囲気はやっぱり楽しい。軽い一作なので、お正月のお酒疲れの三が日明けにちょうど良い読み物。シリーズはあと二作。バー堂島にどのように繋がるのか楽しみ。

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    2020年01月04日
  • バー堂島

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    「バー・リバーサイド」の二番煎じかと思ってたら地続きの世界だった。
    バーのマスターとちょっと訳アリの客が美味しいお酒とつまみを挟んでカウンター越しにストーリーを展開していく様はリバーサイドと同じ。
    大阪特有の新喜劇のようなコテコテの笑いや、ブルースの切なさ、物悲しさが好きな人は楽しめると思う。

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    2019年12月31日
  • ビア・ボーイ

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    池井戸さんを彷彿とさせるような、生き生きとしたサラリーマンストーリー。
    けど、なんだろう…
    少し何かが足りなくて物足りなさを感じてしまう。
    スッキリする話のはずが、そんなになんだよなぁ。
    基本的に私が勤め人ストーリーが好きでないのだろうな笑

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    2019年08月02日
  • ウイスキー・ボーイ

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    前作『ビールボーイ』に次ぐシリーズ二作目。
    前作は、社内政治、営業マンとしての成長が重きを置いていたが、本作は、ウイスキーそのものにフォーカス。製造過程から、その哲学が非常に巧みに描かれる。また、宣伝マンとして、企業サラリーマンとしての広告づくり、フリーとしてのまたそれ。
    個人的にあまり深く知らない世界を覗くという意味では、中々興味深い内容でした。時代設定が、昭和から平成にかけてのバブル期に陰りがさした頃だから、今とは違うのだろうが。
    しばらく、洋酒からは離れていたが、久々に洋酒を飲みたくさせる表現が溢れていました。
    杜氏、ブレンダー。良いキャラ醸し出してました。

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    2019年05月06日
  • 酒の神さま バー・リバーサイド3

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    ー・リバーサイドシリーズの第三弾。二子玉川にあるバー、マスターとスタッフ2名の小さなバーに、個性的な客が訪れる。今回は、季節感のあるストーリー。沖縄のおじい、女性タクシードライバー、そして用賀のたこ焼き屋さん。コンコン、とドアを叩く音がして、お客さんが入ってくる、そこから紡ぐ一つ一つのストーリーと、多摩川の風景が重なり、美味しそうなお酒とともにショートストーリーうを味わうことができる。
    家族と向き合えないヨンス、思い切りがつかない女性タクシードライバー、が印象的なストーリー。ふっと前に押してあげるような、そんな雰囲気をバーが持っている。誰しも、何かを抱えていて、それがお酒の力で溶けていく。確か

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    2019年01月03日
  • ウイスキー・ボーイ

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    「ビア・ボーイ」に続く、お酒の会社で働く上杉君の奮闘記。
    広島の営業から、本社の宣伝部に異動となったが、なかなか上手くいくことばかりじゃない。
    上や横との軋轢、社内のゴタゴタ…
    でも、めげなかった!
    そして、ウイスキーの描写がまた上手い!
    普段飲まないけど、飲みたくなる。
    お仕事小説としてもお酒の小説としても、面白い!

    2018.9.30

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    2018年09月30日
  • バー・リバーサイド

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    舞台は二子玉川にあるバー リバーサイド。
    常連さん達が代わる代わる登場しマスターとバーテンダーが作る美味しいお酒を飲みながらの話は尽きることが無いようだ。
    小難しい話もなくするする読めちゃう系。バー経験は少ないが思いのほかバーテンダーさんもマスターもよくしゃべる。笑
    カフェでも良いんじゃないかと思うぐらい。折角のバーなのでもっとお酒を作るところを読ませて欲しかったなぁ。
    とは言えたまには手のかかったお酒を飲みたくなった。
    ペペロンチーノも美味しそう。

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    2018年06月07日