吉村喜彦のレビュー一覧

  • ビア・ボーイ

    Posted by ブクログ

    サントリー宣伝部を経て作家になった著者の営業時代の経験がもとになっている。
    たしかに大学の先輩は、積極的に自社の得意先の飲み屋に行くし、得意先であってもなくても、必ず名刺をおいてくる、と言っていた。
    違うビールメーカーの人は、得意先で飲めばすべて会社の経費になると言っていたし、とにかく消費することが重要なんだと認識。
    経験に基づくからか、読めば読むほどリアル。酒は飲んでものまれるな!

    0
    2013年12月04日
  • ビア・ボーイ

    Posted by ブクログ

    サントリーの営業をもとにした小説。
    組織の中で上に与して生きるのか、個人として誠実に仕事をするのか、
    結論が見えているので目新しい展開はないけれど
    ビール業界の歴史にもいろいろあるのだなぁという点では面白かった。
    文学、小説というよりは、「昔はこんなことがあってね・・・」というデフォルメされたドキュメンタリーのような印象。

    0
    2013年09月04日
  • ビア・ボーイ

    Posted by ブクログ

    物語は勧善懲悪で最後はきれいにハッピーエンドで終わり、少し現実感が乏しいが、売り文句通り営業マンや同世代の社会人にとっては共感できる部分が多いと思う。例えば、黒岩社長にサウナ内で謝罪をして、初めて認められる場面は大きな人にかわいがってもらえるのは若い時代には有意義だし嬉しさが伝わってきた。沖崎副社長一派がライバル会社へビール事業の売却を画策している場面では少し古い時代の話である感じはしたが大企業内の攻防が面白い。また、ライバル企業とのマーケティングによる競争や支社内で営業のトップ争いなど、自分の仕事と重ねてしまう箇所も多かった。
     リアルな緊張感や実際に働く上で勉強になる部分はそこまで多くない

    0
    2013年07月20日
  • ビア・ボーイ

    Posted by ブクログ

    サントリーの営業物語。
    今の時代かと思うと、ものすごい古くてちょっと違和感はあるけども、NHKライブラリーとかの記録映像を見ているようで、昔の雰囲気・空気をカンジられる作品でむしろ好きだった。
    営業も楽しそうだよね、ってのと、缶ビール混迷期にはこんなドラマがあったのね、ってのがなんとも。
    その後、色々調べてみて、サントリーの「ペンギンビール」ってのが元ネタなのね。そんな頃からのビールの悪戦苦闘で、「モルツ」を経ての、今の「プレミアム・モルツ」のヒットがあるかとおもうと、ビールの一杯にも色々ドラマと歴史が有るんだなぁと思って、しみじみ味わい深い。

    0
    2013年03月08日
  • ビア・ボーイ

    Posted by ブクログ

    営業マンのサクセスストーリー。
    気楽に読めて良いのだが、まー内容はベタなこと。
    成功が見え過ぎているので感情移入が出来ず。。。

    0
    2012年11月05日
  • ビア・ボーイ

    Posted by ブクログ

    最近よく読むスポコンならぬ営業コンモノ。

    設定に、共感すること多く、
    仕事してる気になってしまうほど、
    リアリティがあって、よかった。

    0
    2012年06月29日
  • ビア・ボーイ

    Posted by ブクログ

    脇役のキャラは良かったが、肝心の主役の彼のことを最後まで好きになれず
    ただ、人生訓というか仕事に対する心得などが書かれているのでビジネスマンにはオススメかも

    0
    2012年03月28日