吉村喜彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
物語は勧善懲悪で最後はきれいにハッピーエンドで終わり、少し現実感が乏しいが、売り文句通り営業マンや同世代の社会人にとっては共感できる部分が多いと思う。例えば、黒岩社長にサウナ内で謝罪をして、初めて認められる場面は大きな人にかわいがってもらえるのは若い時代には有意義だし嬉しさが伝わってきた。沖崎副社長一派がライバル会社へビール事業の売却を画策している場面では少し古い時代の話である感じはしたが大企業内の攻防が面白い。また、ライバル企業とのマーケティングによる競争や支社内で営業のトップ争いなど、自分の仕事と重ねてしまう箇所も多かった。
リアルな緊張感や実際に働く上で勉強になる部分はそこまで多くない -
Posted by ブクログ
サントリーの営業物語。
今の時代かと思うと、ものすごい古くてちょっと違和感はあるけども、NHKライブラリーとかの記録映像を見ているようで、昔の雰囲気・空気をカンジられる作品でむしろ好きだった。
営業も楽しそうだよね、ってのと、缶ビール混迷期にはこんなドラマがあったのね、ってのがなんとも。
その後、色々調べてみて、サントリーの「ペンギンビール」ってのが元ネタなのね。そんな頃からのビールの悪戦苦闘で、「モルツ」を経ての、今の「プレミアム・モルツ」のヒットがあるかとおもうと、ビールの一杯にも色々ドラマと歴史が有るんだなぁと思って、しみじみ味わい深い。