吉村喜彦のレビュー一覧

  • 二子玉川物語 バー・リバーサイド2

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    シリーズ物の2作目、前作よりは面白かった
    と思います。二子玉の周りのことが書かれてあって
    それらの情景が浮かんできます。
    『空はさくら色』がなんとなくいいなあと思いました。
    多分、年を取ってきて引退するころになれば
    必ず実家の大阪にもどるのですが、一生のなかで
    一番気持ちのいい場所のひとつは二子玉だと、
    今のところは思っています。

    ただ、やはり酒をやめている身にはいまいちわからない
    感覚もあり、逆に懐かしく思う部分もありました。

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    2017年10月30日
  • バー・リバーサイド

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    多摩川沿いにあるバー・リバーサイド。そこを訪れるお客さんと初老のバーのマスター、沖縄出身の若いバーテンダーの琉平とのやりとりがじんわり面白い。人生のそれぞれのステージでそれぞれ悩みがあり、ここに来たからって解決されるわけではないけれど、ちょっと身が軽くなったり、きっかけをつかめたり。それぞれに出されるお酒、お酒に合わせたおつまみが美味しそうで。お酒は飲めないけれど、チェダーチーズにギネスを混ぜ込んだポーターチーズやギネスで煮込んだシチュー、シンプルなペペロンチーノなどどれも食べてみたい。ホントにあったらいいのに。でも、あってもウーロン茶は頼み辛いお店だからな・・・。ノンアルコールカクテル作って

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    2017年10月16日
  • ビア・ボーイ

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    ビールメーカーで働く上杉は、東京の花形宣伝部から広島の営業部へと異動になる。
    慣れない営業の仕事に失敗を重ねながらも、なんとか地元の取引先と打ち解けていく。
    社内にはどこにでも少なからずあるような派閥争いが起こり、四苦八苦しながらも事態を立て直していく。
    ビジネスマン小説は、なぜか心奪われる。
    日頃の鬱憤を晴らすかのように、それぞれを登場人物に重ね合わせるからか?

    2015.9.15

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    2015年09月15日
  • 食べる、飲む、聞く 沖縄 美味の島

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    宮廷料理から始まり沖縄食の歴史、成り立ち、そして戦後のアメリカ食の影響、メキシコや南米料理の伝播等沖縄の食べ物について、すごく詳しく。中でも後半の泡盛についての記述、調べ方は素晴らしい。

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    2015年08月25日
  • ウイスキー・ボーイ

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    ウイスキーの楽しみ方も、味わえるて、
    ウイスキー会社内の裏事情の話で。
    リアリティ有りすぎると思ったら、
    作家さんが、元その会社勤務されてたとのこと。
    なるほど、納得でした。

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    2015年08月18日
  • ウイスキー・ボーイ

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    この人の本を読むのは初めて。
    後で知ったんだけど、『ビア・ボーイ』の続編だったんだね。
    こっちから読んでしまったよ。

    酒類・食品を扱う商社の宣伝部で働く上杉が主人公。
    自社のウィスキーを売るためより良い広告を作ろうと奔走する上杉だが、
    社内政治にばかり気を配る上司や同僚たちと対立してしまう。
    それでなくてもウィスキーの売上が低迷しているのに、
    会社はさらにウィスキーを売るものにあるまじき方向へを傾き始める。
    それを知った上杉は数少ない仲間と共に社内悪に立ち向かおうとするのだが…


    乱暴な言い方をすれば、『半沢直樹』のようなお話でした。
    ウィスキーの酒類やうんちく話がもっと展開されるのかと期

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    2014年08月05日
  • ウイスキー・ボーイ

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    「ビアボーイ」の続編。
    ウィスキーは飲めないのだけれど、この本を読むとウィスキーを味わってみたくなります。
    本当にウィスキーを愛する人たちと、企業利益を優先する人たちと・・・明らかに某社が題材になっているので、むしろ大丈夫なのかなと心配してしまう。

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    2014年07月30日
  • ビア・ボーイ

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    若手営業マンの奮闘日記に爽やかな気持ちになれるお話です。でも、ちょっとありきたりかな?変化球がなくて物足りなさもありました。

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    2014年03月10日
  • ビア・ボーイ

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    同じ営業の仕事をしているので、グッと来る言葉がたくさんあった。商品を買ってもらうのではなく、自分を買ってもらう。自分もそんなサラリーマンになりたいと思った。

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    2013年11月26日
  • ビア・ボーイ

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    酒癖の悪いスターライトビールの営業マン。宣伝部から売上最悪の広島支店に営業として飛ばされて来た。そこでも一悶着を起こしながらも、営業として認知度が高まり、新開発のビールで一気に売上を上げて、晴れて宣伝部へ復帰する話。読んでいくと元サントリーの社員ということが解る。

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    2013年09月15日
  • こぼん

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    意外にもすいすい読み進めてしまった。誰もが子供の頃に一度は感じたことがあるような、気持ちがこぼんを通してでていた。

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    2013年08月25日
  • ビア・ボーイ

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    熱い!

    業界について華やかさや成功話だけを描いてない所がよかった。
    結局は誠実さが大事なんだなぁ。

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    2013年08月05日
  • ビア・ボーイ

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    エリート宣伝部から突然売上最低視点に飛ばされた主人公。酒のトラブルで躓いたり、癖のある客やひどい上司に悩まされ続け…。なんだかんだで成長していく主人公の姿が眩しい。同じくドブ板営業している自分には共感できる箇所がいくつもw オーソゾックスな営業小説として楽しめた。同時に、ビール業界で働いている友人が心配になりましたw

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    2013年07月07日
  • ビア・ボーイ

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    表紙に惹かれて購入しました。雰囲気は「お酒片手に『不毛地帯』」。読み終わってほろ苦さが残りましたが、それもビールよろしく大人の現実味なのでしょうか。
    読んでいたのが偶然にも広島へ向かう移動中だった為、ぐっと作品に入り込んでしまいました。早く一杯飲みに行きたい。

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    2012年08月10日
  • ビア・ボーイ

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    良い意味で、ベタなサクセスストーリー。

    飽きずに一気によめる。


    ま、ベタな分、ストーリーい意外性はないですが。



    難しい本を読んだあとなんかに、チェイサーの様に読むと良いかも。

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    2012年02月03日
  • ビア・ボーイ

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    ネタバレ

    作者がサントリー勤務だったというから、ちょこっとひねってるあけど、サントリーの営業マンのお話。
    どんな仕事も大変なんだろうけど、酒メーカーの営業マンは大変…。
    「悪が滅びて善が勝つ」ストーリーは痛快
    舞台が広島だし、一気に読めました。
    広島が舞台なんだから、福山でいいのに、なぜ福浦?とちょっと不思議に思った。
    ひと昔もふた昔も前の話で、時代錯誤ってところも多々あったけど、広島が舞台だし、楽しく読めました。

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    2013年03月12日
  • バー堂島

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    お酒が好きな人が読んだほうが楽しめるのかもしれません。
    舞台は大阪、会話が関西弁で書かれているので、関西弁が読みにくいという方もいるかも。

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    2024年12月28日
  • ウイスキー・ボーイ

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    ビアボーイに続く第二弾の作品で、今回は本社の宣伝部を舞台にして、ウイスキーをこの世に送り込む物語。ストーリーやテンポは前回に似てなかなかのものでした。ただ、ほんの少しだけ・・・

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    2024年05月21日
  • ビア・ボーイ

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    多かれ少なかれ、組織のために自分を曲げる場面
    はあると思いますが、そこで曲げずに貫くのは
    すごい事です。
    だからこそ、小説となり
    爽快なんだろうなぁ。

    出来るかわからないがキモにすえよう。

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    2023年09月25日
  • バー堂島

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    一人飲みが好きな私は、一人で入店できて静かにお酒飲みながら読書ができるお店を、日々開拓中ですが、バーはどうも苦手です。
    行きつけのバーがあるこの本の登場人物たちが羨ましい。

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    2023年03月13日