あらすじ
たそがれ時、堂島川が薔薇色に輝きはじめる頃、「バー堂島」に灯がともる。還暦近いマスター楠木正樹が営む小さいバーだ。会社への不満を抱えた三十歳の彩香、楠木の同級生で陽気なお好み焼き屋の主、季節の香りを届けてくれる花屋のマロちゃん……常連客は、おいしいお酒とつまみ、マスターたちとの気さくで楽しい会話や心に響く音楽を求めて、やってくる。「やまない雨はない」――さあ、今宵も、「バー堂島」へようこそ。待望の第二弾。
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Posted by ブクログ
私自身は、お酒は飲むけど、断然、居酒屋派で、ほとんどバーには行くことないけど、イメージとしては、すごくかしこまった所で、店員さんもかしこまった人で、でも舞台が大阪になると、全然、そのイメージには、ならないというか、むしろかしこまるのは無理なようです。
これは、大阪弁が成せる技。
Posted by ブクログ
1作目では「バーリバーサイドの二番煎じ」みたいな事を書いたけど、確かに地続きの世界で登場人物も重なるのだけど、これはこれで別物語。
マスター楠木の人柄と大阪という土地が独特の味わい。
もう少し、このシリーズを読んでみたいが。