川上量生のレビュー一覧

  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

    Posted by ブクログ

    KADOKAWA・DWANGOの代表取締役会長である川上量生氏がネットの未来について自身の所見を書いた一冊。

    ネットの世界やコンテンツとプラットフォームについて、コンテンツのオープンとクローズドの問題などネット業界に精通する氏ならではの視点での指摘が満載で読み応えのある一冊でした。

    ネットの世界についてのことが理解でき、また電子書籍やネットとテレビの関係の話やビットコインは非常に興味深いものでした。
    また氏の手がけるニコニコ動画の話なども面白かったです。

    本書を読んで、業界の第一人者が語るネットの業界のワンランク上の知識の得ることのできた有用な一冊だと感じました。

    0
    2017年05月14日
  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ネット世論は水増し・工作される。プラットフォームはコンテンツを買い叩く。任天堂とiモードが成功モデル。インターネットに国境を作るなら中途半端が一番悪い。紙の本は電子書籍に置き換わる。プロモーションの手法として書店は残るかもしれない。集合知はバカになる(衆愚)

    0
    2016年11月03日
  • コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと

    Posted by ブクログ

    コンテンツとは、メディア、対象、方法から成る。

    メディアと対象は、限られているから、数ある方法から組み合わせてコンテンツを作っているとのこと。

    思い入れの映画と思いやりの映画
    感情移入するのか、役に思いやりをかける、第三者的目線で見るのか。

    主観的情報量と客観的情報量
    本当のサイズではなくて、目に映る強調具合で世界を捉えるのが主観的情報。物事のデフォルメは、これに近い

    0
    2016年05月22日
  • コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと

    Posted by ブクログ

    難しい。でもクリエイターの頭の中で起こってることなど、きっちりと言語化されていてすごいと思った。天才の定義とか、他にはない表現が満載。

    0
    2016年01月14日
  • 角川インターネット講座4 ネットが生んだ文化 誰もが表現者の時代

    Posted by ブクログ

    ざっくり、
    ・炎上、祭り
    ・SNS
    ・リア充と非リア
    ・コピペと二次創作
    ・嫌儲
    ・ネット論壇
    ・ネット的とネット原住民
    こんな感じ。

    歴史と背景を知ることが今のネット文化を知ることにつながる。

    0
    2016年01月10日
  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

    Posted by ブクログ

    最近のネットサービスや文化的背景について分かりやすく解説されていて、概要を理解するのには役立ちました。でも、何か響かない感じ。なぜそう思うのか分からないんですけど。

    0
    2015年11月30日
  • 角川インターネット講座4 ネットが生んだ文化 誰もが表現者の時代

    Posted by ブクログ

    こういう本って、バランスを取るのがとてもむずかしいと思うんだけど、歴史がきちんと振り返られていたりしててなかなかよかった。
    炎上は祭り。炎上をなんとか社会学のコンテキストまで引き上げようとしているところとかも刺激を受ける。
    小野ほりでいの章が一番心を動かされたかも。かなり力が入ってて、人柄が感じられた(知らないけど)。社会学っていいよね。と感じられる本でした。角川で監修が川上量生ってことは、社長が監修ってことなんだねえ。それでこの茶色の本が大量に出版されているわけか。

    0
    2015年10月31日
  • コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと

    Posted by ブクログ

    面白かった。ジブリの鈴木プロデューサーに弟子入りした
    ニコ動ドワンゴ川上さんの魅力的なコンテンツとは何かという分析。
     
    まずアリストテレースの詩学から紐解いて、①異なった媒体によって、②異なった対象を、③異なった方法で再現、していればそれは違うコンテンツだと。つまり、映画とTVとDVDは異なるコンテンツなんですね。
     
    それで、ジブリのようなアニメがどうして実写より人気が長続きするのか。それは、写実よりも脳にとって真実に近い再現をしているのではないか、と言うんです。
    風立ちぬの飛行機は実際の縮尺より大きく描かれている。それは宮崎駿監督が飛行機が好きだから。でも実は彼にとっては本当に飛行機が大

    0
    2015年10月03日
  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

    Posted by ブクログ

    多分,鈴木さんはかなり頭がいいのでしょう.わかりやすそうで,ビットコインなど,結局何かよく分からなかった.そして,紙媒体の本については,筆者に反対するようではあるが残ると信じている.

    0
    2015年09月24日
  • ニコニコ哲学 川上量生の胸のうち

    Posted by ブクログ

    ・任天堂のような自分でコンテンツを作っているプラットフォームは、コンテンツの値段を下げません。むしろゲーム機本体を安く売って、ソフトの売上で回収しようとする。
    ・多くの人は少ない理屈でビジネスをしようとするから、競争相手がたくさん現れてうまく行かないんじゃないでしょうか。
    ・どんなコンテンツ市場も、成熟していくと、コンテンツそのものではなくてブランドが評価されるようになるんです。
    ・プラットフォーマーにとって一番いいのは、突出したクリエイターがいなくて、取り替えられる消耗品としてのクリエイターがたくさんいるという状態です。
    ・プライドや自尊心がなくなったら、人は起きて飯を食って寝るだけの生き物

    0
    2015年08月22日
  • コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと

    Posted by ブクログ

    角川ドワンゴの川上量生氏のジブリで見習いに
    なって活動したことをふまえて、コンテンツとは
    クリエーターとはを問う内容。

    「コンテンツとは」を追求して考えていく過程の内容
    は面白く興味がわく内容です。
    ニコニコとジブリ、またカドカワという関係ありそうで
    なさそうなものを追求するなど、この著者の動向(書籍や
    活動)は着目していきたいと思っています。

    0
    2015年08月06日
  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

    Posted by ブクログ

    標題から内容は連想できないでしょう。
    ふざけた内容ではなく、しっかりしたものです。
    にこにこ動画の人ですから・・・・。
    著者の未来像がすべて当たっているとは思いませんが、分析力はありそうです。
    ビットコインについては語りすぎです。

    0
    2015年07月30日
  • コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと

    Posted by ブクログ

    ジブリ見習いをやった卒業論文、ということらしい。確かに、順を追った考察で、コンテンツとはなにか、という定義から、クリエーターはどうやってそれを作るのか、天才とはなにか、まで論理的によくまとまっていると思う。しかし、ジブリ見習いで得られたものが、こんな新書一冊なわけは無い。続編も期待したい。

    0
    2015年07月11日
  • コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと

    Posted by ブクログ

    コンテンツとは、を論理立てて説明した本。
    クリエイターのビジョンとは、なるほどと思いました。

    各章に結論が書かれており、結論もシンプルにまとまってましたが、全体的に私には読みにくかったです。概念の話のせいというのと、きれいにさらっと書かれている感じがするからでしょうか。

    0
    2016年01月31日
  • ニコニコ哲学 川上量生の胸のうち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ドワンゴ会長の川上さんのインタビュー集。
    この人を見ていて思うことは、技術や知識に明るいこともそうだが、洞察力、思考力、表現力が抜群に高いということ。また、理系出身らしく自説を論理的に伝えるのが得意である。書籍の内容自体も秀逸で興味深かったし刺激的ではあったが、それ以上に、1つのテーマに対する着眼点、分析の仕方、そして表現の仕方などに唸らされることが多かった。私などは普段多くの情報に接しても、それらの情報を大して考えもせず鵜呑みにしてしまい、疑いを持たず、そのまま取り入れてしまうようなところがある。しかし、彼はそのように一筋縄で納得する人間ではない。常識とされているようなこと、世間で言われてい

    0
    2015年05月12日
  • コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと

    Posted by ブクログ

    川上さん自身がはじめにで言っている通り、この本はジブリプロデューサー見習いの卒論という言葉がしっくりくる。
    個々の具体的な話は面白いけれど、それを理論化する部分は正直、陳腐で面白味がないなぁと。
    いくつか面白い話があったので、メモ。

    ・UGCのようにコンテンツが膨大な数集まったときに起こるのは、多様化ではなく一極集中。例としてなろうの異世界テンプレや一皮剥ぐと違いのあまりないソシャゲがあがってて、思わずなるほどと思った。

    ・ビーイング創業者の販売戦略。歌詞の聞き取りやすい声質の歌手を起用し、さらに街頭でもすぐ耳に入るよう歌声の音量をバランス以上に上げていた。

    ・音はいらないと考えていた宮

    0
    2015年05月05日
  • 角川インターネット講座4 ネットが生んだ文化 誰もが表現者の時代

    Posted by ブクログ

    川上さんの他にもいろんな人が書いてるので、いいとこもあればイマイチなとこもあり。
    ただ、このシリーズはザッと目を通してみたいなと思いました。

    0
    2015年03月14日
  • ニコニコ哲学 川上量生の胸のうち

    Posted by ブクログ

    この本読むまで川上さんのことはよく知りませんでした。


    読んでみるととても視野が広く、論理的な人だなという印象。


    やりたいことがなきゃいけないと思い込むのは一種の宗教
    ニコ動は博打でなく計算

    あとドワンゴ社内の女子マネ弁当制度が面白かった。


    ネットサービスの会社なのでエンジニアを一番優先してるかと思いきや、企画の人間も大事にしている点など、論理だけでなく暖かさもある人なんだなと思いました。

    0
    2015年02月15日
  • 角川インターネット講座4 ネットが生んだ文化 誰もが表現者の時代

    Posted by ブクログ

    川上量生監修。執筆者は他にばるぼら、佐々木俊尚、小野ほりでい、荻上チキ、伊藤昌亮ほか。
    日本におけるネットカルチャーの歴史について。特にリア充と非リア充の対立、炎上、コピペ文化に頁を割く。既知の事が多いので斜め読み。90年代の忘れていたネット文化が思い出され興味深い。

    小野ほりでいさんの章が少し浮いていて面白かった。文化史というよりはルサンチマンとの戦い方についての文章。インターネットで色々なものが可視化されるとルサンチマンが増大してしまいがち。それをいかに上手く発散させるかが最近の自分の課題でもある。

    テーマが重複する章は不要な気も。

    0
    2015年02月08日
  • ルールを変える思考法 対談 ドワンゴ川上量生×麻生巌[電子限定版]

    匿名

    購入済み

    難しくない

    この本の内容を難しく考えるとどこまでも難しくなると思うしそれこそゲーム的にとらえればそれでよいのだと思える。

    #タメになる

    0
    2024年08月21日