川上量生のレビュー一覧

  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

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    インターネットが社会に与える影響を様々なサブカテゴリーにおいて予想した本であり、題名とは少しニュアンスが異なる。
    前提として、現在のインターネットは昔からインターネットを使っているリアルとは距離を置く先駆者(ネット原住民)が大きな影響力を有しているが、デジタルネイティブが多勢になるにつれてそれは小さくなるだろう。
    ネット原住民のイデオロギーとして、自由、オープンというのがあり、実際オープンが勝利を多くもぎ取ってきたが、任天堂、アップルのモデルはクローズドであり、今後もセキュリティーなどを考えるとクローズド化が進み、プラットフォームの力が増そう。
    コンテンツは配布コストは低下するのは確かだが、ク

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    2016年01月10日
  • ニコニコ哲学 川上量生の胸のうち

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    前半はドワンゴ内での各種施策の話が多く、普通に読んでいて面白かったです。
    感性の人かと思いきやしっかりと論理的に考えてリスクを潰していっているとのこと。
    toCに携わる方は一読を。

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    2015年12月25日
  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

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    まずタイトルがおもしろい。この人にとってはジブリのプログラマーさん個人に書いている設定なのね笑
    内容も川上さん独自の考え方が盛り込まれていてかつネットを説明的に理解することができる。
    第一章
    ネットをツールとして使う人と居場所として使う人の二種類いて立場が違うからあらゆる議論が起こるのは当然、それでいて近年居場所にしていたいわゆるネット原住民の肩身は狭くなりつつあるが依然声は大きい。
    第二章
    ネット右翼は確かに存在していて新聞、テレビより自民支持多め。またテレビでは維新支持多め。あとテレビの情報は何らかの思惑が働いて信用したくないからネットを利用していたのに確かに情報提供の多様性は生まれたが今

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    2015年11月11日
  • ニコニコ哲学 川上量生の胸のうち

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    おもしろい会社やなー。
    女子アナ弁当はふつーに惹かれてしまう笑
    インターネットによって多様性が失われているというのはかなり独自な視点ではないか。それでいて説得力があった。
    川上さんと「似ている」と感じやすい理論笑 川上さんからすれば私に対してそうは感じない可能性が高いのか。
    直観がさきで論理は共感するためのツールってのはよくわかる。人好きになるときとか直観でしかないもんな。
    文系は論理を手段とし、理系は論理で心理を探求する。
    カドカワへの就職に興味を抱いている就活生としての意見になるが、社長の人間性が何よりも感じられてよかった。

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    2015年11月17日
  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

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    なんだか斬新で面白かった。
    よくわからずにタイトルだけで買って読んだが、鈴木さんが誰かわかった。
    また、著者の川上さんも・・・

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    2015年10月14日
  • コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと

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    映像コンテンツに関する洞察が、第三者的視点で分かり易く表現されておりおもしろい。
    ジブリの裏側をちょっと知ることもできる。

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    2015年10月12日
  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

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    なかなかいい内容だと思いました。
    若いネット系の経営者のなかで、この人は、個人的
    には面白いと思っているのですが、今回もネット
    の成り立ち、そこでおこっていること、コンテンツとは
    ネットとリアルの対立・融合などの説明は、独自の
    観点もありなかなか読みごたえのある内容になっている
    と思いました。やはりこの人はだいぶ頭がいい人だと
    思います。
    ただ、ジブリの鈴木さんに本当にこの内容で理解
    してもらえるのかどうかは少し疑問というか
    本の題名にするにしては、その観点について
    考慮されている内容が見えないように思えるのは
    いかがなものかと思います。

    でも、現在のネットの世界についての解説本としては

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    2015年10月10日
  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

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    ネットの今を考えるうえで叩き台となる。とてもまとまっており、分かりやすい。特にコンテンツホルダーはプラットフォームを握らないと搾取されるばかり、という指摘はその通りだと思う。

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    2015年09月26日
  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

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    タイトルから見てそう大した本のようには思えなかったが、どうしてどうしていろいろと役に立つネット利用の理解が書いてある。
     プラットフォームについてこれほどわかりやすく書いている本はなかったと思う。また、ビットコインについての説明や将来の見通しなどがとてもわかりやすく書かれている。

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    2015年09月24日
  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

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    ドワンゴ川上社長が、ジブリの鈴木プロデュサーに対して、ネットの過去現在未来について語った新書。日本のインターネットの最前線に居続けた川上社長がネットの在り方、文化を鋭い切り口で語るため、ぐいぐい引き込まれる。多くの示唆に富んだ一冊。

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    2015年09月22日
  • ゲーマーはもっと経営者を目指すべき! 電子特別版

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     ゲーム、ネット関連ビジネスがいかに一部の集まりで運営されているかという事がよくわかる。無理矢理でも一つに集約させようとすればできてしまうところが怖い。

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    2015年09月18日
  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

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    ニコニコ動画を興したドワンゴ会長が、スタジオジブリの機関紙「熱風」に連載したインターネット論をまとめた1冊。

    インターネットに対するスタンスの世代間対立、ネット世論の性質、コンテンツ業界で稼ぐ業界の未来、集合知の知性。
    連載モノだけにテーマが多岐に渡る。


    「I T業界にあって正しいとされている多くの概念は 、本当に正しいかどうかは理屈ではよく分からなくて 、宗教のように信じ込むものだという感覚を I T業界の中の人自体がみんな共有しているのです 」
    と冒頭で述べられているとおり、
    本書の論考の多くも川上さんの経験と分析から導き出された主張。これがインターネットの真実だと頭から信じ込んでし

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    2015年09月16日
  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

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    ジブリの鈴木プロデューサーにも分かるよう、「ネットとはなにか」を説明した本。
    前半は、自分のネットに関する理解が、如何に薄っぺらい思い込みであったかを思い知らせてくれる内容で、素晴らしかった。
    ただ後半失速した感じが否めない。最終章もいまいち。
    前半部分だけ半分の値段で売って欲しい。

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    2015年09月12日
  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

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    パーソナルな機械は人間に合わせてくれる、でもパブリックな機械には人間が合わせるようになる、そういう未来がくるに違いありません。61%

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    2015年09月10日
  • ニコニコ哲学 川上量生の胸のうち

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    とことん論理的に、感性的なことを説明していく。とことん考えている人、そして考えることが好きな人なのだと感じる。仕事のスタンスも単純明快で正直。承認欲求のために頑張るくらいなら愉快犯で面白がる方がいい。経済合理性の結果が女子マネ弁当だったり、使いにくいUIをあえて作る意味だったり、それを全て論理的に説明してくれるのが痛快。インターネットなどシステムの発達によって、人間の多様性が失われ一つの指標で競わされる社会が来ていることを感じる中で、抵抗するためのニコニコ宣言。背景を知ると面白い。生き方が学びになる。

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    2015年09月08日
  • コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと

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    コンテンツとは何か、クリエーターとはどんな人なのかを筆者がジブリで体験したことを元に考察した本である。

    コンテンツについては、「現実の模倣である」と定義。さらに、アニメにおける情報量という言葉に着目する。youtubuで著者の対談を見ることがあり、へんなやつだなあ、とい印象があったのだが、本書については至ってまじめな論考でありました。

    アニメ界では情報量という言葉をよく使うそうだ。アニメの情報量とは端的に言って描かれている線の多さである。元来、実写では情報量が多すぎるのをこどものために情報量を落としてわかりやすく物語るのがアニメであったものが、近年ではいかに情報量を多く盛り込むかということ

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    2015年09月02日
  • ニコニコ哲学 川上量生の胸のうち

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    「ー」

    ニコニコ動画の秘訣が明らかに?!
    ニコニコ動画を提供した人のインタビュー集。あとがきで、偉人の本なんて意味がないよ、と言っているのが興味深かった。偉人の幼少期の経験は読んでいて面白いから、その点について同意はできない。

    読んだ感想は、変わっているな、だ。自分が正しいと思っているんだけれども、それを匂わすと叩かれるから、自分はきっと間違っていると卑下したふりをしている。この本を通して、著者の凄まじいナルシストぶりを感じた。だから、事業に力強く挑戦できるのだろう。

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    2015年08月30日
  • コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと

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    ジブリの作られ方、絵のアニメと実写の違い等、面白かった。特に印象に残ったことはオリジナリティについて。
    オリジナリティの生まれ方を著者は4つに分類した。
    その一つである、
    「今までの自分が知っているパターンを切り貼りして、新しい組み合わせのパターンをつくる。」
    仕事をする上でも、イノベーションを起こす必要があるが、先代の方々が切り開いてきた情報にヒントがあるのだと感じた。歴史を把握して、それらを組み合わせることで新しいものを生み出す必要があると感じた。闇雲にアイデアなんて出ない、まずは何があるかもう一度見直してから考えていきたい。

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    2015年07月30日
  • ニコニコ哲学 川上量生の胸のうち

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    ニコニコ動画の視聴者層が平均年齢21歳、視聴している中でもコメントを投稿している人の平均年齢が14歳と聞いて、ニコ動の根本を知りたくて読んだ。

    ニコ動に関しては自分も黎明期からのユーザーとういこともあり、詳しいつもりでいたが、あの意味不明な改悪と揶揄されたアップデートや、ドワンゴ内で行われていたユニークな施策に関しての認知は甘かったと感じた。

    川上さんの考え方は非常に理系的でありながらも、オタクが持つ闇の部分を押さえているため、妙に人間味があると思う。世間ではオヤジキラーと称されるなど、出世上手な人間なのかと思いきや、変に取り繕わないところからも、尋常じゃないオタク臭が放たれている。

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    2015年06月03日
  • ニコニコ哲学 川上量生の胸のうち

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    ネタバレ

    ニコニコ動画の会社(ドワンゴ)創業者で取締役である、川上量生氏の思考法・働き方などについてインタビュー形式で書かれたビジネス・自己啓発本。
    彼は、ニコニコ動画の社長でありながら、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーに無給で弟子入り(丁稚奉公)したり、KADOKAWA(角川書店)の角川歴彦会長に気に入られて経営統合して後継者になったりと、天才だけど変人なんだろうなと、以前から興味を持っていたので、この本を読んでみた。

    読んでみると、発想が斜め上過ぎて、ちょっと常人では参考になりそうもない話が多いけど、共感できるところもいくつかあった。印象に残ったのは、以下のようなこと。

    ニコニコ動画の会社

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    2015年05月23日