ニコニコ動画を育てあげ、KADOKAWA・DWANGOのトップとなった川上量生氏が生き方、働き方の哲学を語りつくす。
ウェブメディア「cakes」(ケイクス)の大人気連載「川上量生の胸のうち」を単行本化!
「もしドラ」の担当編集者でありcakesを率いる加藤貞顕氏が、川上量生氏の本音を次々と引き出していく。
「よくわからないからこそ、解きたいと思う」
「『しょうがないな』と思われるポジションをつくる」……
常識とは真逆の結論、1億年先を考える思考、さらにテクノロジーと笑い――。若き天才経営者と呼ばれる川上量生の胸のうち、頭の中がわかります。
Posted by ブクログ 2018年10月18日
期待以上に面白く、膝を打つこと多々。思わず声に出して笑ってしまったところあり。
言論の自由に関するスタンスはじめ、極めて論理的でフェアな考え方、子供のようにストレートで明るくチャーミングなたたずまいは、最近再び振り返っているチョムスキーに通じるものがあるように感じた。
でまた聞き手のピースオブケイク...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年10月21日
インタビュー記事などで川上量生に興味を持った人には是非一読を勧める。本人も言っているように川上量生は本来成功しないタイプの人だが、そんな人が、年商300億円を超える企業を作り上げる際に考えていたこと、また彼の人生哲学、価値観、そして彼の最大の魅力とも言える、その思考法が惜しげもなく語られている良書で...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月29日
泣く子もだまるKADOKAWA代表取締 役会長・ドワンゴ代表取締役会長を対話形式で知る一冊。
簡単にいえば、オタク出身でオタクの気持ちがよく分かるリスクテイカーなんだということ。ただし、その理解の深さには愛を感じずにはいられない。
あと、文系理系という分水嶺について非常に的を得た感覚をお持ちなん...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月20日
去年たまたま12万5000人が参加したニコニコ超会議3に行ってみて、夜の部のニコニコ超パーティーで、MCの煽りに合わせて「ラブ!スマイル!カオス!ニコニコ超会議!」のコールが幕張メッセイベントホールに響き渡った時に感じた興奮と感動の源泉に触れることが出来た読書でした。いまさらですがニッポンでは現在凄...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月17日
おもしろい会社やなー。
女子アナ弁当はふつーに惹かれてしまう笑
インターネットによって多様性が失われているというのはかなり独自な視点ではないか。それでいて説得力があった。
川上さんと「似ている」と感じやすい理論笑 川上さんからすれば私に対してそうは感じない可能性が高いのか。
直観がさきで論理は共感...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年09月08日
とことん論理的に、感性的なことを説明していく。とことん考えている人、そして考えることが好きな人なのだと感じる。仕事のスタンスも単純明快で正直。承認欲求のために頑張るくらいなら愉快犯で面白がる方がいい。経済合理性の結果が女子マネ弁当だったり、使いにくいUIをあえて作る意味だったり、それを全て論理的に説...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月30日
「ー」
ニコニコ動画の秘訣が明らかに?!
ニコニコ動画を提供した人のインタビュー集。あとがきで、偉人の本なんて意味がないよ、と言っているのが興味深かった。偉人の幼少期の経験は読んでいて面白いから、その点について同意はできない。
読んだ感想は、変わっているな、だ。自分が正しいと思っているんだけれど...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月03日
ニコニコ動画の視聴者層が平均年齢21歳、視聴している中でもコメントを投稿している人の平均年齢が14歳と聞いて、ニコ動の根本を知りたくて読んだ。
ニコ動に関しては自分も黎明期からのユーザーとういこともあり、詳しいつもりでいたが、あの意味不明な改悪と揶揄されたアップデートや、ドワンゴ内で行われていたユ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月18日
角川ドワンゴ会長の川上量生氏のニコニコ動画についてや生き方や働き方の哲学についてかかれた本。
氏自身論理物理学者になりたいという意向もあって非常に深い心理や論理の話がありました。
常人とは違う考えだと感じることは多々ありましたが、ニコニコ動画という他社には真似できない独自性の強いサービスはこの哲学...続きを読む
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