川上量生のレビュー一覧

  • ニコニコ哲学 川上量生の胸のうち

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    人間が人間らしくあるためのサービスを、川上さんは作ろうとしているということがわかった。
    川上さんはでかい野望に向かって努力するとかではなくふざけたり茶化したりしながら理想を示してそれを着実に実現する感じの方だと理解した。大言壮語することが性に合わない方のようであり、その気持ちは何となくわかるから、親しみを持った。可能ならいつかお会いしてみたいなと思った。

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    2023年12月10日
  • ルールを変える思考法 対談 ドワンゴ川上量生×麻生巌[電子限定版]

    購入済み

    4冊の本の試し読み

    特に『HTML5の描く未来』と『アルゴリズムが世界を支配する』の内容が今後のITの流れを示しているようでとても興味を惹かれました。

    #タメになる

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    2023年01月05日
  • コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと

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    川上さんだからジブリ側も許可したんだろうな、と感じた。ガチガチの理詰め人間が場の空気読むことなくクリエイターを質問攻めにして煙たがられる光景が目に浮かぶ。その質問の切り込み方がクリエイターとして絶望的にセンスないんだけど、2年間ジブリの現場に滞在して咀嚼した後の言葉がうまいと言うか、説得力ある落とし込みになっているので読む価値はあった。

    <優れたクリエイターは理論か?感性か?>
    ・結論は両方。優れたクリエイターは皆、理論武装もスゴいが、最後は感性で判断している。
    ↑当たり前だよね。料理人はレシピや調理器具というマニュアルをマスターしているが、最終的には味の微調整も盛り付けも感性が問われる。

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    2021年07月18日
  • コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと

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    ジブリの映画制作の裏側に迫った内容です。
    宮崎駿や鈴木敏夫といった製作者本人ではなく、現場を知っている第三者の視点で語られているのが良かったです。
    本書で語られている「コンテンツ=現実の模倣」とは考えたことがなかったですし、導入部ではちょっとした違和感もありましたが、詳しく聞いていくと「なるほど」と思いました。
    「大衆受けするもの=癖がないもの」「万人受けする美男美女の顔=特徴がない顔」というのも、現実の世界を思い返してみれば、ものすごく納得できました。
    特に共感したのは、宮崎駿や鈴木敏夫が映像重視で作品を観たり、作ったりしていることです。
    何を隠そう、私自身も映像作品は映像重視なので非常に共

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    2020年10月23日
  • コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと

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    ドワンゴ社長川上氏のアニメを通じたコンテンツ、プロデューサー論。ジブリでのプロデューサー修行時代に考えたことを卒論的にまとめたとのこと。宮崎監督や、鈴木敏夫プロデューサーの話が随所に出てきて面白い。ジブリの考え方がかいま見える興味深い書。

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    2018年11月12日
  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

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    KADOKAWA・DWANGO代表取締役会長でスタジオジブリ見習いプロデューサーの
    川上量生氏によるインターネット解説本です。
    分かりやすいことは分かりやすいのですが、難しいことは難しいという感じ。

    ネットを利用する人と、ネットに住んでいる人(ネット住民)という分け方は
    なかなかしっくりきました。
    完全に言い得ているわけでじゃないとは思うけど、それありますな、という感じ。
    さらに、最近ではデジタルネイティブなる第三の種類の人がいるわけでした。

    また、
    優れたリーダーがコントロールするシステムと
    各部分がばらばらに自分の判断で動くけど
    なぜかうまくいくシステムとがあるという解説のところがよか

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    2025年07月14日
  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

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    この人は本当に頭が良いし、良く考えている。そして真面目すぎるから本当の事を言ってしまって叩かれるんだが、大抵は正しい。
    物の本質への到達の仕方の一助になり良本。
    (あくまで自分なりに考える努力は別にすること前提で)

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    2018年01月04日
  • ニコニコ哲学 川上量生の胸のうち

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    ネタバレ

    カドカワドワンゴの川上さんとケイクスの加藤さんの対談本。

    川上さんはもちろんだけど、加藤さんも相当頭良いオタクだなという印象。とにかく二人の思考の切り口とバックグラウンドにある知識の量が面白くて笑けてくる。

    とにかくアタマが刺激される良質な一冊でした。


    ・ニコニコ超会議はあとから振り返ると意味があった。mixiは終った感でたけど、ニコニコはやってる感出せた。

    ・カドカワドワンゴの経営統合に関して、任天堂を引き合いに出して、プラットフォーム自身がコンテンツを作るべき。コンテンツを作らないプラットフォームはコンテンツが安くなる。地獄になる。

    ・論理が多くなればなるほど現実を正確にエミュ

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    2017年11月16日
  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

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    ネタバレ

     文章と内容が難しくて飲み込むのに時間が掛かったし、よく分からないところもあった。もうちょっと噛み砕いて具体例や喩えを交えて説明して欲しかった。今から2年前の本なので、現在ニコ動やブロマガがどのような状況になっているのか気になった。ネット住人やネット原住民の話で、彼らは少数でも存在感が大きく声がでかいというのが面白かった。ネットはネット、現実は現実と分けて考えた方がいいようだ。電子書籍やネットラジオをやっているので、それをどう展開したらいいのか参考にするつもりだったが、あんまりよく分からなかった。

     

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    2017年09月13日
  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

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    ネタバレ

    プラットフォーマーがなぜ強いのかということや、コンテンツ提供側の今後など、ネットについての過去と未来が忌憚なく書かれている。
    とくにビットコインについては、世間で騒がれている部分も含め、客観的にかつ俯瞰的に述べられていて非常に面白かった。少し難しいけれど、ネットに関わる人なら読んでおきたい。

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    2017年03月28日
  • コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと

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    ◎競争原理は多様性を減らす作用を持つ。みんながおいしいと感じるものを目指す=ワンパターン化。そして、そのパターンが食べ尽くされると陳腐化する。

    ◎本物は、普通の感覚しか持っていない人間には扱いにくい、食べにくい、難しいもの。耳が肥えていなければ、全ての音が鳴り響くようなオーディオは無用の長物。ボーカルだけ目立つわかりやすさが美味しいと感じるのだから。

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    2017年02月11日
  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

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    川上量生。筆者のネット観や住民の生態、バズワードの解説が、わかりやすく述べられている。例によってどこまで本音かよくわからないが、筆者は実際にネットビジネスの開拓者であり、その背景にある考え方の一部だと思う。

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    2016年12月17日
  • コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと

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    誰かがオススメしていて、ジブリも好きだしと思って読んでみた一冊。クリエイティブな現場の仕事に関わった経験もなく、もっぱら映画やアニメを楽しむだけのユーザー目線しか持ち合わせてなかったから「コンテンツ」って聞いてもイメージも曖昧だったけれど、この本の中で少しずつ秘密に迫っていく段階を追いながら「なるほどなるほど」と思いながら読んでいました。実写とアニメの違いとか、ジブリが大切にしている方向性や裏話ももちろん数多く掲載されていて、読んでいておもしろかったです。これから見る映画やアニメの見え方が変わってくる一冊。そしてジブリの映画も改めて見返したくなる一冊でした。

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    2016年11月27日
  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

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    著者の本は初めて読んだが、冒頭はその冷静かつ論理的な説明でネット界隈のあらゆる事柄がとてもわかりやすく解説されてあり、とてつもなく頭の良い人だなぁと感じた。

    特にネットコンテンツの無料化の話やネットビジネスの部分に興味があって読んだが、巷で妄信的に「コンテンツやビジネスはこうなる!」って煽りまくってる胡散臭そうな輩を徹底的に叩き潰すような、冷静かつドライな分析・主張は非常に説得力がありわかりやすく、勉強になった。

    ただ中盤からネットのグローバル化や仮想通貨の話に及ぶ章では、かなり専門的な言葉も飛び交いわかりにくい部分も。そもそもこの本の中で語られる領域が広すぎるため、若干ついていくのが大変

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    2016年09月19日
  • ゲーマーはもっと経営者を目指すべき! 電子特別版

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    ニコニコ動画やニコニコ超会議を手掛けるドワンゴの社長川上量生へのインタビュー。ゲーマーは実は頭がよいのでリアルで経営者を目指すべき、というところからスタートし、ゲーム好きな著名人(角川書店社長、棋士谷川浩司氏など)や、ドワンゴのニコニコ超会議スタッフなどを交え、話題は多岐に渡る。川上氏の豪快な人柄が面白く、ネット業界の熱さと勢いが伝わってきた。

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    2016年09月12日
  • コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと

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    ネタバレ

    コンテンツってのは圧縮なんだよみたいな私のもやもやとした頭のなかが整理されました。宮﨑駿の天才エピソードもよい。

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    2016年08月17日
  • 角川インターネット講座4 ネットが生んだ文化 誰もが表現者の時代

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    ネットワーク文化
    サブカルと呼べるのか?

    誰でもアウトプットできるが
    それは他のモノからの引用が大部分である
    本当に価値のあるものは少ない
    情報が多すぎる
    リア充非リアとの境界を表現することが無意味になった
    自分達は何に向かって進んでいるのだろうか?

    そこにあるもの

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    2016年07月19日
  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

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    ネットを使ってどう稼ぐかを考えるヒントになればと思い読んでみた。だが、ネットでのビジネスモデルが難しいのは日本だけではく世界的な現象のようだ。
    様々なテーマについて著者の知見が述べられている。
    興味深い内容であった。

    ☆電子書籍の未来
     紙の本が電子書籍に置き換えられるのは避けられない未来
     そしてどのような未来になるか
    ・テキストや画像だけでなく、音声や動画などのいろいろなデータを取り込んでマルチメディアのパッケージ媒体となる
    ・自動的に内容が更新、追加、されるようになる
    ・検索、引用、メモ、読書記録の自動保存なの、読書体験の進化
    ・他人と読書体験を共有できるようになる
    ・自分の持っている

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    2016年02月21日
  • 鈴木さんにも分かるネットの未来

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    ネット=ツール派とネット=住処派がある
    住処派(ネット住民[ネット原住民含む])にも世代間差はある

    コンテンツの価格は人間が持つそのコンテンツへの依存度で決まる
    任天堂のビジネスモデルは最終形
    かならずオープンからクローズになる
    それでないと利益が確保出来ないから

    ネットの国境設立への動きは出るだろう
    規制の少ないことが世界で戦える武器になる

    HFTはアルゴリズム取引の主流
    人間に機械が勝っている分野
    RTBはオークション取引を機械でするもの

    ビットコインは最終的には取引所次第になりそう

    ビジネスとネット原住民とデジタルネイティブの三つの要素からなる力学で考えないと、ネットの世界は正

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    2018年11月25日
  • コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと

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    クリエーターの頭の中を、非常に分かりやすく解説した本。ものづくりを生業にしている方なら、頭の中のモヤモヤしたものがスッキリするのではないだろうか?

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    2016年01月28日