松尾たいこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一人の少女を通して「いつの間にかなくしてしまったもの」をテーマに物語が書かれている。5つの短編集。
おもちゃ、恋愛、友情、本、学生時代、家族と過ごした時間、いつのまにかなくなっていたものを思うって切ない。
読んでいくうちに、自分が自然となくしてしまったものに気付かされて泣けてしまった。何かの本でみた、「失恋したときに辛いのは、相手がいなくなったことよりも、その人を想う自分が引き裂かれたようで辛いから」という言葉を思い出した。
今やりたくてもできないことや、なくしてしまったものに思いを馳せるのではなく、今生きている時間を大切にしたいと思った。
角田さんのファンタジー要素の入ったお話は読ん -
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Posted by ブクログ
現在進行形で自分最適化を実践しているイラストレーターさんの、もやもやの整理術。
見えるもののみならず、人間関係についても、もやもやを解消し、すっきりさっぱりとした気分で過ごせるように、著者が考え実行してきたいくつかのポイントが紹介されています。
具体的な収納や掃除の工夫についても、写真込みで説明があるのも参考にしやすく嬉しいところ。
2000年代のライフオーガナイズ本が大塚敦子さんの本だったとしたら、2010年代のライフオーガナイズ本はこれではないかと思いました。
もやもや解消のプロセスは、自分の価値観や生き方を問い直す作業だったこと。それを通して、暮らし全体を見直し、整えられた。すっきりした -
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Posted by ブクログ
自分が歳を重ねていった時を想定して、お姉様世代のファッション本も時々読みます。
100日買わないってプチプラや情報が溢れている現代では意外と難しいとは思うけど、中毒の方にはこんな本が出来る程大変なんですね。
装丁で何度か目にしたことのあるイラストレーターさんの作品。作家さんでないから仕方ないけど、これはなかなか読みにくい文章でした。論理的ではなく思いついた事をポンポン書いている感じ。あとこういう方でもファッションに統一性がないとか悩むんだなぁって意外でした。
個人的には彼女のようなバブル世代のアート系お金持ちには、沢山服を買っていただいて経済まわしつつ、どんどんインスピレーション受けて作品作っ -
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購入済み
まあまあ
この手の本は沢山ありますが、著者のイラストが好きで購入。
洋服の本は色々読みましたが洋服や整理のプロでないのであまり内容は深くはないですが参考になることもありました。