松尾たいこのレビュー一覧

  • 部屋が片づかない、家事が回らない、人間関係がうまくいかない 暮らしの「もやもや」整理術

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    部屋が片づかない、家事が回らない、人間関係がうまくいかない 暮らしの「もやもや」整理術。松尾たいこ先生の著書。部屋の片付けトラブル、家事トラブル、人間関係トラブルには共通の何かがあることに気づかされました。余計なもやもやは最小限にしたい。

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    2019年07月21日
  • 35歳からわたしが輝くために捨てるもの

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    星30個つけたい一冊。「努力は基本、報われない」と言われたら、どう感じますか。私は「えっ」と戸惑い、少しだけ安堵します。うまくいかないのは私だけではないんだとの共感です。

    「努力は報われないことが多いのだけど、努力をしているときの自分は、結構かっこいいなって思えるんですよね。だから、もう、それだけで十分もとがとれているのではないかと思うようになりました」

    ↑真理。わかりみが深い。報われなかったとしても、めっちゃ輝いてたし、頑張ってたと自分を認めることができた経験はありませんか。努力への期待を、捨てよう。

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    2019年07月12日
  • なくしたものたちの国

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    子供の時いつも遊んでいたおもちゃとか大切にしていたもの、一緒に遊んだ動物や友だち、人生のその時そのときに喜怒哀楽を分かちあった大切な人たち…。けれどそういったモノや人達はいつの間にか自分の目の前から無くなってしまっている。それらは、彼らは、何処へいってしまったのだろうか?もう二度と会えないのだろうか?そんな、誰もが胸の奥深いところで一度は思ったことがあるであろう問いに優しく答えるかのように、この物語は暖かく安心な場所へと誘ってくれます。松尾たいこさんのイラストから生み出された角田光代さんの珠玉の小説。私もずっと、同じようなことを、思っていたので、時が流れていくことが時にたまらなく辛く感じていた

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    2019年02月25日
  • なくしたものたちの国

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    ネタバレ

    とっても良かった。過去作にpresentsという短編集を出されているが、同じぐらいに好きだ。

    presentsと同じように、人が生まれてから死ぬまでに得るもの・無くすものが描かれている。もちろん、タイトル通り、無くしたものにウェイトが置かれている。

    主人公は雉田成子さんという名前で、生き物の声が聞こえたり、亡くなった飼い猫の生まれ変わりにであったり、生き霊になれたり不思議な出来事に出会ってはその現象に遭うことが無くなる。それをきっかけに、物ではないが得るものがあるということは、無くしたものが得たものに姿・形を変えて成子さんのもとに巡ってきたのだろうと思った。

    そして成子さんが「なくしたも

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    2018年05月26日
  • なくしたものたちの国

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    久しぶりに、あっと衝撃を受けた本。
    本を読んで涙が出たのはいつぶりかな。

    わたしも小さい頃から落し物したり、物をよく無くす。
    それに、
    大切にしていたペットや、大好きな人との別れ、
    これからくるであろう永遠の別れを想像しただけで
    本当に怖くて怖くて仕方がない。

    でも、この本にあるように
    なくしたものたちの国があって、そこに向かって毎日
    少しずつ進んでいるのだとしたら。

    自分が死ぬ時、みんなで待っていてくれて
    また会えるのだとしたら。

    死と、新しく生きることは、きっと同じことなんだ。
    そんな風な、普段言葉だけで聞かされても、嘘だーと
    思ってしまうようなことが、すーっと入ってくる。

    生き

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    2018年04月17日
  • なくしたものたちの国

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    「忘れたっていいのよ」

    忘れたもの失くしたものは、無くなったんじゃなくて別のところに移動した。
    だったら忘れる事も失う事も怖くないや、って、おだやかなゆったりとした気持ちになれました。

    5年とちょっと前、精神病棟に入院していたとき読みました。患者仲間に(たしか伊坂幸太郎の)の本をもらってその御礼にプレゼントしたのもこの本でした。
    優しくてそのまま。たおやかに流れる文章、空間、挿絵。

    文庫が出たとき迷わず買いました。
    今回で3回目か4回目。
    どの話も愛おしい。

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    2018年02月05日
  • 古事記ゆる神様100図鑑

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    面白くて、ためになる古事記や古事記以外(日本書紀)の神様の図鑑です。本当に面白くて神社に行く時に「こんな神様がいるんだな~」と思いながらお参り出来ると実感出来ます。

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    2018年02月02日
  • なくしたものたちの国

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    なんて素敵な本なんだろう。読むのがもったいないくらい。 やぎのゆきちゃん、お母さんのかんむり、だれかを好きだった思い、片方だけのピアス、木々の葉。みんな、なくなってなんかいなかった。わたしを待っていてくれたんだ。記憶はなくなるんじゃない、静かに、別の場所に移動していくだけ。温かい思いに包まれて、今のままで大丈夫だよって言ってもらえた気分。また読み返したい。

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    2017年10月20日
  • なくしたものたちの国

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    ヤギのゆきちゃんとおしゃべり,飼っていた猫のミケの記憶のある銃一郎との出会い,不倫相手の純丘さんと一緒におうむの大臣くんに言葉を教えることなどが,とても大切な時間としてあり,そしてまたそれが忘れられるとしてもまた出会うのだ.そっと日常に寄り添う不思議をさらりと書き進めて,とても愛おしい時間を過ごし,最後になくしたものたちの国にたどり着くとても美しい物語..

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    2017年09月20日
  • なくしたものたちの国

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    ネタバレ

    「なくす」にまつわる、とても不思議な短編連作。

    ナリちゃんは大人になるに従い、その時々で色々なモノをなくし、その度に不思議な経験をし考えていく。
    小さな頃、黙って持ち出したお母さんの大切なかんむりをなくしたり、男の人を好きになりすぎて自分自身をなくしたり……。

    でもそれはなくしたのではない。
    ただ別の場所に移動しただけ。
    なくして初めてそれが「あった」ことを思い知る。
    なくしたモノはどこかにあって、またいつか出会えるはず。
    いつかは出会えるのだから、安心して歩いて行こう!と静かに背中を押してくれるステキな物語だった。

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    2017年08月19日
  • なくしたものたちの国

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    幻想的で美しい描写が続いて、心が温まるのに少し怖い。最後のエピソードは、死のイメージ、天国のイメージがリアルに想像できて、生きること、そして死ぬことこういうことかもしれないと思った。主人公のナリコは真っ直ぐだけどたまに人生のレールから脱線したりして、とても共感できた。また読み返してみたい一冊。挿絵も物語のイメージにぴったり。

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    2016年01月27日
  • なくしたものたちの国

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    懐かしくもあり、不思議な気分になりました
    1話と2話がとくに良かったです

    私も小さい頃の記憶はあまりありませんが、なくしたものたちの国にいてるのかな〜

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    2015年08月15日
  • 東京おとな日和

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    ガツガツしていない感じ。
    日々の生活はていねい。
    でも、芯は通っている。
    自分styleがある。

    これぞ目指すところ。
    いろいろもやもやしてるときに「そうそう、こんな感じ」って言える生き方が描かれてる本でした。買ってよかった(^-^)

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    2013年08月04日
  • 東京おとな日和

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    江國香織さんや角田光代さんの本の装丁を描いてる人、くらいしか知りませんでしたが、素敵な仕事ぶり、暮らしぶりが伺えるエッセイでした。

    ファッションやメイクなども参考になった。ご主人とも仲良く、大好きなんだな〜と羨ましくなりました。料理はご主人担当なんてホント素晴らしい(笑)

    仕事に誇りを持ち、楽しんでるところも見習わないと!しかし、好きなことを職業にされてるってスゴイ。ご自身の努力の成果でしょうね。

    仕事もこなしつつ、旅行にも定期的に行っていて見習うことばかり。本当に楽しいエッセイでした。

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    2013年06月07日
  • 古事記ゆる神様100図鑑

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    神様の系図が日向系と出雲系にわかれていて他の本よりも見やすかった
    神様一人一人、祀られている神社も書かれていて
    探しやすかった
    神社に行く時に参考にできそうです

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    2025年11月02日
  • Presents

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    12編の各短編に挿絵が入り、カラフルでしっかりした紙質の素敵な短編集だった。
    『鍋セット』は、『1日10分のしあわせ NHK国際放送が選んだ日本の名作』で既読だったが、改めて読むとジワッと良い話だった。再読、良きかな。

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    2025年10月20日
  • クローゼットがはちきれそうなのに着る服がない! そんな私が、1年間洋服を買わないチャレンジをしてわかったこと

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    自分が共感できる本を読みたい半面、真逆な著者のことを覗いてみたいと思う心理は何だろうか。
    ※年をとればとるほど一番大切なのは清潔感
    ※一日中気分がいい服でコーディネートしよう

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    2025年05月08日
  • Presents

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    人は、この世に生を受けてから生涯を終えるまで、たくさんの、本当にたくさんのプレゼントを貰う。

    今まで貰ってきた数々のプレゼントたちの記憶を呼び起こしてみる。
    その物があったからこそ生まれた経験、物だけではなく、楽しかった、驚いた、嬉しかった思い出、相手が自分を想って送ってくれたという背景、その記憶全てが、今まで自分が貰ってきた贈り物なのだ。

    特に好きなエピソードは「ランドセル」「鍋セット」「涙」

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    2025年04月30日
  • なくしたものたちの国

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    成子ちゃんの一生のお話。とても救いのあるお話たちで読んでよかった。今まで自分の元にいたものや人、今もどこかで、自分の居場所で安心して過ごせていたらいいなあ。あとかたもなく消えてしまうんじゃなくて、形を変えたりしながらも今もどこかにいてくれたらうれしいな。死んでしまったじいちゃんばあちゃん買っていた猫やうさぎにもいつか会えますように。絵も色がはっきりしてて好きだった。

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    2025年02月25日
  • 古事記ゆる神様100図鑑

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    古事記や神様に馴染みはあまりないですが、コミカルなかわいいイラストでとても親しみやすい本でした。
    たくさん神様が載っている図鑑ですが、その神様一体一体がどんな神社に祀られていて、どんなご利益があるかといった説明が簡潔に書かれていてとても分かりやすかったです。
    ご利益から神様を探して、どこの神社に行こうかなと選べるので便利だと思いました。

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    2025年01月27日