押見修造のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『惡の華』では、その変態的世界観をいかんなく発揮している押見さんの短期集中連載作品。
僕は不勉強にして知らないのだけれど、おそらくストーリーを作るための手段というものは、雛形的なものが、いくつかあるのだと思う。おそらくその一つに、典型的なストーリーを異質なものをモチーフに再構築するというのがあると感じている。たとえば、OVA『トップをねらえ!』は「スポ根」という典型的なものを「巨大ロボット」をモチーフに描くからこそ、そこにはある種のナンセンスさが生まれ、またそれが魅力ともなっている。……もしかしたら、『トップをねらえ!』の場合は「巨大ロボット」が典型で、「スポ根」がモチーフかもしれないが。
本作も、非常に典型的な思春期の男女関係を描いた一つの作品にすぎない。しかし、そこに「体毛」というモチーフ(これまた、変態的ですね・笑)を加えて再構築するからこそ、ナンセンスで且つ魅力的な作品となっている。
多分に変態的なマンガには違いないのだけれど、とっても明るい! 『惡の華』とはまた違った変態さを味わうことができます(笑)。
【巻数】全1巻
【掲載誌】週刊ヤングマガジン
【連載年】2004年
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