惠谷治のレビュー一覧

  • 空母いぶき 7

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    (本レビューは、ネタばれを含みます)

    今回の突然の潜水艦戦には驚かなかったぞ

    「尖閣砲撃前夜」という感じの本巻。
    日本の事前通告から、双方の戦闘機、潜水艦の集結と総力戦の様相に。
    (F35Bが、応援機に先島諸島の制空飛行を任せて、いぶきに向かうのは垂直着陸機だからか)

    作者は突然潜水艦の場面転換で読者を驚かせる技法があるが、
    今回は騙されなかった。
    「必ずイージス艦の護衛に潜水艦が登場するはずだ」等にわか戦略士官気分が楽しめる。

    局所戦では事前通告などありえなず、狙撃手や家族を人質に取られた自衛官の苦悩が描かれる。
    朝日な記者は、食料が尽きたから、伊良部大橋を歩いて戻ってきたのだろうか

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    2018年10月29日
  • 空母いぶき 3

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    ミリタリーエンタメが主軸の軍事フィクション

    やや強引ではあるものの中国軍の先島諸島制圧をきっかけに、いぶき艦隊VS中国軍がついに繰り広げられる。
    ミリオタでなくとも、数には劣るがスペック重視のいぶき艦隊の編成には胸が熱くなる。
    空母、イージス艦、潜水艦…、作者の集大成のようだ。
    しかしね、実際に日本もこの程度の艦隊を2,3持ってもおかしくはないだろうにと思う。

    だが、空母広東をはじめとする物量で圧倒する中国軍に分があるんだろうね。
    (ex.イージス艦、ミサイルあんなに撃ってたらなくなるよね)
    陸上自衛隊の上陸作戦がカギを握るのだろうか。

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    2018年10月29日
  • 空母いぶき 5

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    二島奪還上陸作戦への前哨戦

    前巻ラストでやや唐突で現実味が欠けた中国哨戒機撃墜。

    本巻も、隼作戦に向け、中国軍の火力損耗のためのふたつの作戦が行われます。
    どちらも、自衛隊がわずかに長じている装備(イージス艦射程距離、操艦性能)、F35(ステルス性能)に助けられます。
    後者は、希少なF35をまた1機失うことになりますが。

    しかし、軍備レベルが並んでしまったら、物量に勝る中国に日本は全く歯が立たないことになります。
    (日本は更なる軍備増強しろってか)

    隼作戦は、多良間島、与那国島へ先行落下傘降下が行われ、今後彼らの人間ドラマにスポットが当てられそうです。
    こうなると、いぶき艦隊は、はっき

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    2018年10月29日
  • 空母いぶき 4

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    前巻から期待していた潜水艦戦は肩すかし。

    自衛隊の「隼」作戦の全貌と組織が明らかに。
    損耗率「5%」の重み。

    潜水艦攻防から哨戒機への先制攻撃。
    この意識の変化の唐突さはかなり説明不足を感じた。

    本巻では日本側政府サイドが中国海軍の意識し出す。
    捕虜の艦長面談も同様。
    何か実際の中国共産党への配慮にも感じる。気にせず、描ききって欲しい。

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    2018年10月29日
  • 空母いぶき 9

    購入済み

    相変わらず縛りプレイが上手い

    できるだけ日本に対しご都合主義にならないように組み上げるプロットはさすが。
    ただ実際には専守防衛とかいうお遊戯集団の自衛隊では強大な軍事強国となった中国には敵わず、虚しく撃破されるのみという現実が透けて見えるようだ。
    今はまだ何とかなっても10年後、20年後には確実に尖閣は獲られるだろう。
    先制攻撃こそわが命の栄光ある日本海軍の復活が待たれる。

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    2018年04月06日
  • 空母いぶき 9

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    待ち望んでいた第9集だが、自衛隊の反撃場面はお預け。防衛出動発令後も専守防衛を通さねばならぬ我が国の立場は微妙と言える。下地空港への攻撃を予測できなかったのは痛い。龍と竜か~ 1989年は昭和から平成へ変わり、天安門事件、ベルリンの壁崩壊という世界的に歴史が大きく動いた年だったのだと再認識。

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    2018年04月04日
  • 空母いぶき 8

    購入済み

    次号期待

    最近のいずもの空母化を彷彿させる話題満載です。

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    2017年12月31日
  • 空母いぶき 8

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    息詰まる海中戦。尖閣奪還のための護衛艦あたごを守る潜水艦と僚艦。中国との対決を意識した空母いぶき艦長・秋津一佐の作戦はいかに……前集の切れ場のさらに上をゆく切れ場に惹き込まれる。

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    2017年12月09日
  • 空母いぶき 2

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    明らかに日本国領土の自衛隊が駐屯する島が中国軍に占領されたのに、専守防衛の建前であっさり投降してしまうなんて! それが戦闘・戦争を望まない現実であるのだろう。作者のアンチテーゼとしての描写が読者に迫る。偵察機の撃墜から防衛出動となり、否応なく緊張が高まっていく。

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    2017年08月24日
  • 空母いぶき 3

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    いよいよ第5護衛隊群が中国軍と交戦状態となった。初めは艦対空、次に互いの新鋭機同士の空対空。軍事的物量の少ない日本が戦い抜くには、技術と知識(戦術)に拠らざるを得ないだろう。外交面では交渉下手な日本が、どのように振る舞うかが見もの。こちらは日本側が興奮気味で、ポイントは中国か。海面下では潜水艦による攻防も山場を迎えようとしている~

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    2017年08月21日
  • 空母いぶき 4

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    潜水艦、護衛艦およびヘリによる息詰まる駆引き。中国との政府レベルの第2回交渉決裂後に決断した日本の武力行動。現実の日本政府にこのような重大な決断が下せるだろうか? その決断を受けた秋津艦長の行動がまたすごい。果たして二国間の紛争を収束させることができるのだろうか。今後の展開がとても気になる。

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    2017年08月20日
  • 空母いぶき 5

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    息詰まる海戦。航空機同士の戦闘はないが、中国駆逐艦2隻の火器のみをピンポイントで破壊する我が国イージス艦の技量に痺れた。そして、いよいよ多良間島での邦人救出作戦に入った。最終カットで物陰に隠れて無線交信する敵兵。地上展開が察知された?! あ~次集(来年2月)が待ち遠しい!

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    2017年08月19日
  • 空母いぶき 7

    思い過ごしか2

    1巻から7巻までのキャラクターの名前が全て水に関係しているのは、タイトルが空母と絡めての遊び感覚なのか?

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    2017年08月18日
  • 空母いぶき 1

    思い過ごしか

    キャラクターの名前がみんな、水に関係あるように読んだが空母がタイトルだからか?

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    2017年08月18日
  • 空母いぶき 6

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    自衛隊側の攻撃は、初めのうちは中国兵に極力被害を出さないようにしたものの、特殊作戦群が上陸し島民開放作戦を本格化させてからは殺るか殺られるかという極限状態の戦闘となってきた。専守防衛と住民の生命優先という障壁があるからこそ緊迫した物語展開がなされるのだ。決死の物資投下を行ったC2のパイロットの無事を祈る!

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    2017年08月15日
  • 空母いぶき 7

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    「尖閣諸島奪還に向け、事前通告をした上での攻撃を」総理の思い決断。中国と日本の軍事衝突は最大の山場を迎えるだろう。外務省の外交のあり方、民間の報道のあり方と利敵行為とのせめぎ合い。視点を変えればどちらも正論のように思える。本集は大規模な戦闘に入る前の「水面下」の動きを描き、切れ場を作って次集へ!

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    2017年08月14日
  • 空母いぶき 7

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    内容紹介
    ついに日本が攻勢へ 尖閣砲撃作戦始動!!

    秋津が発案した新たな作戦は、
    “中国軍が基地建設中の
    尖閣諸島への砲撃”!!!
    その可否を決定するのは、
    最高指揮官である首相・垂水!!
    この作戦が動き始める時、
    日中の局地戦は
    強烈なる局面へ…!!!

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    2017年07月31日
  • 空母いぶき 6

    ネタバレ 購入済み

    何故?

    水路作戦のプロフェッショナルの西普連が出てこないのが不思議
    今後の展開に期待したい

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    2017年07月18日
  • 空母いぶき 2

    購入済み

    冷や汗が出る

    本当にありそうなことなので読んでいて冷や汗が出ます。
    現実でも毅然とした対応が出来れば良いのですが...

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    2017年06月21日
  • 空母いぶき 6

    hk

    購入済み

    頑張れ

    現実感溢れるタッチで描がかれてており、非常に良い。続刊を速くして欲しい。

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    2017年04月27日