土屋京子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
集中力を高めるための具体的な方法論がもっと知りたかった。
・自分の最も深い価値観や目的意識に従って人生を歩むための強烈な指針は、どこから来るのだろうか?決め手は自己認識、とくに自分の内なる肉体の声を聞きとる能力だ。微妙な生理的反応には、決定を下そうとしている案件に関するその人の経験のすべてが凝縮されている
・他人の意見に押し流されて自分の内なる声を聞き逃すことのないように。そして、何より大切なのは、自分の心と直観に従う勇気を持つこと。心や直観は、自分がほんとうはどうありたいのかを既にわかっている
・愛する者がそばにいてくれるだけで鎮痛効果がある。共感が強ければ強いほど鎮痛効果が大きい
・電子メールを返信するまでに長い時間がかかるほうが社会的権力が大きい。つまり、上司は部下からのメールを長い間放置しておくが、部下はその逆
・マインドフルネスを身につけると、どんな場面においてもバランスの取れた落ち着いた対応ができるようになる。一つの考えに拘泥せず、意識にのぼるものに自由に注意を向けられるようになる。傷ついたり失望したりしがちな人も、マインドフルネスがあれば、みじめな堂々めぐりにつながりかねない思考の流れを断ち切ることできる。思考に流されるのではなく、立ち止まって「それは単なる思考にすぎない」と見切り、その思考にもとづいて行動するか否かを選択できる
・やらないと決めることは、やると決めることと同じぐらい重要なのだ
・システム思考を身につけても、自己認識と共感能力がなければ、優れたリーダーにはなれない
・優秀なチームはくすぶる不和を表面化させて沸騰する前に処理するなど、集団の自己認識を高める努力をしている -
Posted by ブクログ
「やらなくてはいけない」と思っていることがあっても、別のことを考えてしまう、飛び込んできた情報に反応してしまう。
そんな集中力のない自分に気づき、”改善しなければ”と感じることが、日常生活で多々あります。
その”集中力”について書かれている本があると知って、「自分の悩みを解決するヒントが得られるかもしれない」と期待して、読んでみることにしました。
本書は大きく、7つのパートで構成されています。
人間が何かに注意を向ける、集中するということはどういうことなのかをまず定義し、その要素となる、自己への集中、他者への集中、外界への集中それぞれについて、解説しています。
その上で、どのようなトレーニングにより集中力を高めることができるかを紹介し、最後に、組織を率いるリーダーに求められる集中力を提示しています。
各章の中でまず、関連するエピソードを紹介し、その上で著者の考察を展開していくというパターンで書かれているので、ずっしりとした本の外観よりは、取り組みやすい内容になっているかと思います。
自分がいま、集中力を失っているなと感じた時に、本書に書かれているどの状態にあるのかを意識すれば、改善出来るかもしれない、と前向きな気持ちにさせてもらえました。
集中力を高めるトレーニング方法については、もう少し具体的な事例を知りたいなと思いましたが、本書に書かれていることを参考に、自分なりに取り組んでみたいと思います。
. -
Posted by ブクログ
ネタバレ『EQ こころの知能指数』の著者による本作は、認識、注意(散漫)、気づきなどについて、脳科学の知見に基づいて、直感と思考の在り様やマインドフルネスの有効性などが語られている。
「はじめに」も「あとがき」もなく、8つのパート・21章立ての構成は、読後に目次を読み直してみれば、ああそういうまとめ方だったのかと分かるものの、多岐にわたるテーマについて、現状や課題の例示が多く、解決策の具体的内容までは多く踏み込んでいないし、主張を強調するような編集にもなっていないため、自分にとってはかなり読みにくい本だった。
EQにつながる共感、他者や全体システムをイメージする思考や直感を大切に、マインドフルネス瞑想などでマインド・ワンダリングに気づくこと。
16-7