金子達仁のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
高田さんと榊原さんとの初めての出会いでお酒を交わし合ってから意気投合までのエピソードが面白かった。
途中気まずい関係にもなりながらも今もRIZINで繋がっているこの最強コンビが好きです。
高田延彦VS武藤敬司 があって一線を超えずにあのプロレスの結果だったからこそ、高田延彦VSヒクソン・グレイシーが開催されてPRIDEが誕生した。
そしてPRIDEは今考えるとMMAの教科書的大会だったしレジェンド選手もたくさん生まれた。
本書はヒクソン2までが書かれているのだが、あまり聞いたことのないヒクソン・グレイシーへのインタビューが面白かった。
ヒクソンがグレイシー一族の中でどのような立ち位置だったの -
Posted by ブクログ
セリエAでの栄光と挫折。こうなってしまうよなぁ、中田の経歴からすると。ペルージャでの輝きとローマでの栄光。その光を纏ってさらなる高みへと行くはずだったんだけどなぁ、パルマでは。
パルマ在籍当時の自分のサッカー知識・情報量では、チーム状況とかが理解できずに、なんで上手くいかないんだろう、ってただただ不思議だった覚えがあるわ。
そこから居場所を求めて、チームを転々とするシーズンが続いて、引退しちゃったんだよなぁ。
読んでいて驚いてしまったのは、ペルージャやローマで歓迎されるのは当たり前と思っていたけど、そのほかのチームでも歓迎されていたこと。中田英寿の人間性もあることながら、それぞれのクラブで選 -
Posted by ブクログ
暴力団交際クローズアップのさきがけとなる交際報道、そして円天騒動(どちらにも細川たかしが一緒)となにかと貧乏くじをひきまくる大スターの告白を、これまた何故か売れっ子の金子達仁が書くという奇妙な一冊。
映画監督として600万円をかけたスタントがカメラのミスでパーになったり、ゴルフのプロ資格が黒い交際ではく奪されたり(PGA松井会長の醜いやり口!)、テレビに出れば業界では陰口を叩かれたりととことんまで落ちまくるスター小林に、ここまで落ちても頑張っている人がいると田村英里子本と同様に勇気をもらえる一冊です。
「大丈夫、まだ踏ん張れるんだよ」、いい男です。 -
Posted by ブクログ
非常に興味深いサッカードキュメントの傑作。ちょっと過剰な美辞麗句が鼻につくが、良い出来であることに変わりない。西野監督の経験不足、前園のエゴイズム、川口のがむしゃらさ、若き中田のクールな態度、それぞれ今の様子からは意外なものが多かった。西野監督は現在日本人としてはトップクラスの名将としてガンバ大阪に長期政権を築き名を馳せ、川口はいまだ日本代表ナンバーワンGKとして君臨し、中田は世界で名を残し引退した。このオリンピックで大成長を遂げた前園は、この大会の後、精彩を欠き表舞台から消えていく。オリンピックに最も翻弄されたのがキャプテン前園であろう。リアルタイムで読みたかったなぁ・・・。