金子達仁のレビュー一覧

  • 28年目のハーフタイム

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    有名なスポーツライターである金子達人さんのドキュメンタリー作品。内容は主に誰かのインタビューに基づいた情景の描写で、TVや新聞記事では見れない、舞台の裏側、選手や監督の生の声が綴られている。
    全編に渡って登場する「勝者のメンタリティー」という概念が、サッカーだけではなく、プロスポーツを理解し、愉しむうえで重要な手助けとなるのではないかと思えるほど、私には共感できるキーワードだった。

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    2009年10月04日
  • 28年目のハーフタイム

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    アトランタオリンピックのマイアミの奇跡の裏側について書いた本。
    ブラジルに勝ったけど、じつは日本はその裏でチームが崩壊していたという話。

    本人も書いていたけど、前園の話をもっと書いて欲しかった、そこが気になってしまっている。

    初戦でドイツに勝ってドーハの奇跡と呼ばれる今回のワールドカップは近い展開だったけど、成長した日本代表の姿を知れてよかった

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    2022年12月10日
  • 28年目のハーフタイム

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    面白いんだけれど、ちょっと想像を必要以上に膨らませてドラマチックな物語を作り上げているような気がしないでもない。
    読み物としては面白くなるものの、登場人物はリアルなものなので、受け取り方は程々にしておきたいところ。

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    2018年09月15日
  • Date of DATE 伊達公子の日

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    ネタバレ

    一度目の引退からの復帰、二度目の引退最後の日までが記載されている。引退からの復帰と二度目の引退最後の日は金子さんが書き下ろし、途中の段階は伊達さんのブログを引用した形式からなる。一度目の引退はテニスが嫌いになってのもので、二度目の引退は肉体的なものであった。その過程をリアルに体験できる。また夫との離婚や不妊治療といったプライベートの側面も言及されており、テニス面でのとくに一度目の鬼のような伊達さんや、二度目の達観された伊達さん、普通の女性な伊達さんなどさまざまな側面の伊達さんが描写されている。今後日本発の伊達さんのようなテニス選手が生まれてくるかはわからないが、アスリートとして、女性としての生

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    2018年07月30日
  • 28年目のハーフタイム

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    アトランタ五輪サッカー日本代表が起こした「マイアミの奇跡」。サッカー日本代表に対する周囲の温度が一気に上昇し、メディアの狂騒に祭り上げられた若き選手達。「世界」に対する旧世代の選手達やメディア並びに国民との温度差は黎明期ならではの苦悩であったろう。

    最新号(2013年10月22日現在)のNumberが、ドーハの悲劇特集。
    今やW杯に出場することが「当たり前」のようになっているが、初出場からまだほんの15年。戦術や技術は日々進化しているが、日本が「サッカーが血の中に沁み込んでいる」南米やヨーロッパのように成熟するためにはまだまだ遥か長い時間が必要なのかも知れない。

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    2013年10月23日
  • いつかどこかで。

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    その人となりがでる文章が好き。
    事実を事実のまま書きっぱなしだったり、批評めいたものじゃなくその人が感じたものを書いてある本がジャンル問わずいいな。

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    2013年06月06日
  • 泣き虫

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    おもしろかったけど全く高田を知らないひとが読んでも懐かしさとともに気持ちが高ぶったりはしないんだろうなと思った

    大胆にエピソードを割愛してるので『この話しはkwsk』と思う所がいくつかあった
    抑制が効いていて寸止め感が読むスピードを加速させる(笑)

    金子さんが高田だけではなく同時代のレスラー等の関係者のルポも書いていたらとても面白く読み比べられるのに

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    2012年03月06日
  • いつかどこかで。

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    辛口のサッカー批評で有名な、金子達仁氏のエッセイ集。

    サッカーだけでなく、競馬やスケート、そして野球(金子氏は熱狂的なトラキチだそうだ)について熱く語っている。氏の意見はちょっと偏向的なところがあり、時折違和感を感じるのだけれど、基本的に「熱い」メッセージに満ちているので、どのエッセイも読んでいて元気が出る。(特に「モンスターレフティ、小倉隆史」へエールを送った「忘れられない彼」を読んだ時は目頭が熱くなった。)

    また、単なるサッカージャンキーだった氏が、スポーツライターとして他のスポーツにも興味をもち、取材することによって、今までの自身では考えられなかった角度からサッカーを観ることができる

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    2009年12月28日
  • いつかどこかで。

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    サッカーコラムをイメージしていた金子さんですが、違うジャンルの記事を書かれています。まぁスポーツライターなのだから当たり前なのだが新鮮だった。馳大先生とG球団の話は面白いね。

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    2009年10月04日
  • 泣き虫

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    店長のために買った本だが読んでしまった。高田の半生を綴った作品 あの頃観ていたプロレスがそういうことだとはちょっと哀しい、そして武藤と戦った東京ドームは本気で観ていた。プロレスってやつはと思わされた。高田がちょっと好きになっていた。

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    2009年10月04日
  • 泣き虫

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    プロレスラー、高田延彦のノンフィクション。金子達仁はサッカーだけじゃないのね。改めて読むと高田の不遇さというのは際立つねー。本人の責任もあるのかも知らんけど。憧れの新日に入ったと思ったらUWFに行って裏切り者、UWFの大口スポンサーになる予定だった豊田商事は社長が刺殺されおじゃん、参院選に立候補したら落選、そのために決まってたCMはおじゃん、違約金…。一応これが発刊された頃にはPRIDE、ハッスルなんかで順風満帆だったんだろうけど、また問題発生だしねー。

    しかしまぁ高田VS武藤(高田がドラゴンスクリューで負けた試合、日刊の一面だったんだよな、今でも覚えてる)も武藤の勝ちは決まってたのか…。ま

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    2009年10月04日
  • 28年目のハーフタイム

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    ブラジルに勝ったことが未だに自分の中には印象に残っているアトランタ五輪だけど、チームの内情がこんなだったとは露知らず…。

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    2009年10月04日
  • 28年目のハーフタイム

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    1996年夏のアトランタ。 28年ぶりに五輪出場を果たしたサッカー日本代表は、ブラジル戦で奇跡的に勝利し世界中を沸かした。だが、躍進の陰で矛盾と亀裂を抱えたチームは続くナイジェリア戦で崩壊する。日本サッカーの苦悩に肉迫した、スポーツ・ドキュメンタリーの新しい金字塔。

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    2009年10月04日
  • プライド

    ネタバレ 購入済み

    続編に期待

    単なる高田とヒクソンのお話だけなら、星3つだけれど、最後の最後で実はプライドの幕引きのお話などを榊原さんから聞き出せたというくだりの話が出てきて、情報を小出しにされた感を最後に感じてしまった。
    そういう意味では、本書で語られていない内容の方が読みたい気を湧かせられたので星2つ。
    あるかどうかわからないが続編に期待します。

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    2018年01月22日