金子達仁のレビュー一覧
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ネタバレ一度目の引退からの復帰、二度目の引退最後の日までが記載されている。引退からの復帰と二度目の引退最後の日は金子さんが書き下ろし、途中の段階は伊達さんのブログを引用した形式からなる。一度目の引退はテニスが嫌いになってのもので、二度目の引退は肉体的なものであった。その過程をリアルに体験できる。また夫との離婚や不妊治療といったプライベートの側面も言及されており、テニス面でのとくに一度目の鬼のような伊達さんや、二度目の達観された伊達さん、普通の女性な伊達さんなどさまざまな側面の伊達さんが描写されている。今後日本発の伊達さんのようなテニス選手が生まれてくるかはわからないが、アスリートとして、女性としての生
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アトランタ五輪サッカー日本代表が起こした「マイアミの奇跡」。サッカー日本代表に対する周囲の温度が一気に上昇し、メディアの狂騒に祭り上げられた若き選手達。「世界」に対する旧世代の選手達やメディア並びに国民との温度差は黎明期ならではの苦悩であったろう。
最新号(2013年10月22日現在)のNumberが、ドーハの悲劇特集。
今やW杯に出場することが「当たり前」のようになっているが、初出場からまだほんの15年。戦術や技術は日々進化しているが、日本が「サッカーが血の中に沁み込んでいる」南米やヨーロッパのように成熟するためにはまだまだ遥か長い時間が必要なのかも知れない。 -
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辛口のサッカー批評で有名な、金子達仁氏のエッセイ集。
サッカーだけでなく、競馬やスケート、そして野球(金子氏は熱狂的なトラキチだそうだ)について熱く語っている。氏の意見はちょっと偏向的なところがあり、時折違和感を感じるのだけれど、基本的に「熱い」メッセージに満ちているので、どのエッセイも読んでいて元気が出る。(特に「モンスターレフティ、小倉隆史」へエールを送った「忘れられない彼」を読んだ時は目頭が熱くなった。)
また、単なるサッカージャンキーだった氏が、スポーツライターとして他のスポーツにも興味をもち、取材することによって、今までの自身では考えられなかった角度からサッカーを観ることができる -
Posted by ブクログ
プロレスラー、高田延彦のノンフィクション。金子達仁はサッカーだけじゃないのね。改めて読むと高田の不遇さというのは際立つねー。本人の責任もあるのかも知らんけど。憧れの新日に入ったと思ったらUWFに行って裏切り者、UWFの大口スポンサーになる予定だった豊田商事は社長が刺殺されおじゃん、参院選に立候補したら落選、そのために決まってたCMはおじゃん、違約金…。一応これが発刊された頃にはPRIDE、ハッスルなんかで順風満帆だったんだろうけど、また問題発生だしねー。
しかしまぁ高田VS武藤(高田がドラゴンスクリューで負けた試合、日刊の一面だったんだよな、今でも覚えてる)も武藤の勝ちは決まってたのか…。ま -
ネタバレ 購入済み
続編に期待
単なる高田とヒクソンのお話だけなら、星3つだけれど、最後の最後で実はプライドの幕引きのお話などを榊原さんから聞き出せたというくだりの話が出てきて、情報を小出しにされた感を最後に感じてしまった。
そういう意味では、本書で語られていない内容の方が読みたい気を湧かせられたので星2つ。
あるかどうかわからないが続編に期待します。