金子達仁のレビュー一覧

  • Date of DATE 伊達公子の日
    テニスプレーヤー伊達公子の復帰から二度目の引退まで
    を綴った本です。

    一度目は絶頂期での引退だっただけに、歳を重ねると
    見えてくるものもあったのでしょう。さらに体力的な自信
    も得たので復帰へと繋がったことが語られています。

    そこから10年。
    世界で一人で戦わなければならないテニスというスポーツ
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  • プライド
    1997年10月11日。
    東京ドーム。
    高田延彦vsヒクソン・グレイシー。

    二人の格闘家が、プライドをかけて世紀の一戦に臨んだ。

    1ラウンド4分47秒。
    腕ひしぎ十字固め。
    勝負はあっけなく終わった。

    1990年代前半、「最強」の称号を欲しいままにしてきたプロレスラー高田延彦は、この日の惨敗に...続きを読む
  • プライド
    一時代を築いた格闘技イベント「PRIDE」。全盛期は、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、エメリヤーエンコ・ヒョードル、ミルコ・クロコップ、ヴァンダレイ・シウバ、桜庭和志、五味隆典、といった絵になるファイターを擁して有力な地上波コンテンツとなり、大晦日の夜には格闘技という潮流を築いた。そのPRIDEの起...続きを読む
  • ラスト・ワン
    事故で片足を失いパラリンピックで活躍したアスリート・中西麻耶選手の記録。
    意志が強く、太陽のように明るい中西選手だからこそ、周囲と衝突してしまう。エピソードの数々に、彼女が義足選手であることを忘れてしまいました。挫折、苦悩と葛藤、ライバルの存在、運命の出会い、決戦の舞台、そして衝撃の秘密。読ませます...続きを読む
  • ラスト・ワン
    だいぶ前に買った本でしたが、陸上、しかも障害者スポーツという

    ことで今までの自分にとってはあまり興味を見出せなかった本で

    読み切るのが遅くなっていました。



    読み終えたのは昨日のジュビロ観戦前。

    スタジアムでの待ち時間がかなりあったので、読んでいなかった残り

    3分の1ぐらいを一気読み。
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  • 文藝春秋 2015年 6月号

    イイネ

    10年前から毎月購読していますが、本の整理が大変ですので3年前から電子ブックに変更。もう少し、普通の書籍に比べて安くなるとありがたいですが...
  • ラスト・ワン
    スポーツフィクションは読むことも久しぶりですが、
    こんなに心揺さぶられたのは初めてです。
    一気読みでした。
    主人公中西麻耶さんの破天荒な性格には
    いろんな見方があると思うけど、
    引力がありますね。
    人として、アスリートとしてとっても魅力的。
    著者の書き方も素晴らしい。
    ラストへの伏線の張り方にやられ...続きを読む
  • 文藝春秋2月号

    文芸春秋3月号

    年間購読にしているのですがどうしたら読めますか
  • 28年目のハーフタイム
    緊迫感溢れる筆致。たった一言で崩れるチーム内人間関係も、後で確認してみればそんなつもりはなかったというものばかりで、現代表メンバーが「コミュニケーションをとって」を連発する意味がよくわかる。今の日本代表はこの本に描かれたころと比較すると、随分成長したのではないかと感じた。
  • 28年目のハーフタイム
    サッカー解説でお馴染みの金子達仁氏の著作。

    今から10年以上前に書かれた本で現在の彼と比べてさほどとげとげしくない。
    この時代をあまり知らない自分にとっては参考になることが多かった。
    あとがきで自分が未熟であったと自覚する著者には好感が持てる。

    また彼の著作にあたりたい。
  • 28年目のハーフタイム
    アトランタ五輪でブラジルを破ったサッカー日本代表チームについてのノンフィクション
    文庫化にあたって追加された記述が重要な位置を占めているので、
    文庫版を買うことをお薦めします
  • 28年目のハーフタイム
    内容はいい。けど、文庫で読むのには違和感がある。
    「Number」みたいにコーティングされた紙の上でこそ活きる文章に思えなくもない。
  • 28年目のハーフタイム
    1996年アトランタオリンピックでサッカー日本代表がブラジル相手に勝利した「マイアミの奇跡」を含め、
    その裏側が書かれています。西野監督、キャプテン前園真聖、川口能活、中田英寿の話が載せられており、
    監督と選手の確執、ズレ…など隠されていた事実が見え、大変興味深いです。
  • 28年目のハーフタイム
    「マイアミの奇跡」に沸いた1996年アトランタ五輪。しかしその快挙の次のナイジェリア戦で起きた内紛、そして選手たちや監督の心境をうまく描いた本。
  • 28年目のハーフタイム
    マイアミの奇跡の裏側。
    攻撃陣と守備陣の間の深い断層。
    スポーツノンフィクションでは秀作。
    当時、将来こんな記事を書きたいと強く思った。
  • 28年目のハーフタイム
    金子達仁の本で、初めて読んだ本。
    そして、もの凄く衝撃を受けた本。

    現場では、こんなことが起きていたのか。
    と誰もが思うであろう。
    情報収集力もさることながら、生々しい文体にも入り込んでしまう。


    この本を読んだからか、私はどうしても、ヒデにはコミュニケーション能力がない、という先入観を持ってし...続きを読む
  • いつかどこかで。
    金子達仁の観点が好き。文章が適度に脱力して飽きることがない。

    様々なカテゴリーで活躍している人の話は、必ず、感心する部分がある。それは、本当にそうなのかもしれないし、その人たちの功績が説得力を生むものもあるのだろう。
  • 28年目のハーフタイム
    何度も泣きそうになりました。選手のリアルな声がたくさんで、間違いなくスポーツノンフィクションの傑作です。マスコミと選手の距離、そんな問題を学ぶのにも最適でした。
  • 28年目のハーフタイム
    アトランタ五輪のサッカーU23の舞台裏の話。ノンフィクション     

    これはサッカー好きには一番のお勧め!奇蹟の陰にこんな内情があったとは・・。内容がめちゃめちゃ熱い!これを書ける程信頼されてる作者もスゴイ
  • 28年目のハーフタイム
    この本に収められている川口能活くんのインタビューが、私は一番好きです。あれは選手のリアルな叫びがちゃんと単なるウォッチャーであるこちら側にまで伝わってきたから。それを読むだけでも価値はあると思います。