金子達仁のレビュー一覧
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テニスプレーヤー伊達公子の復帰から二度目の引退まで
を綴った本です。
一度目は絶頂期での引退だっただけに、歳を重ねると
見えてくるものもあったのでしょう。さらに体力的な自信
も得たので復帰へと繋がったことが語られています。
そこから10年。
世界で一人で戦わなければならないテニスというスポーツ
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緊迫感溢れる筆致。たった一言で崩れるチーム内人間関係も、後で確認してみればそんなつもりはなかったというものばかりで、現代表メンバーが「コミュニケーションをとって」を連発する意味がよくわかる。今の日本代表はこの本に描かれたころと比較すると、随分成長したのではないかと感じた。Posted by ブクログ
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サッカー解説でお馴染みの金子達仁氏の著作。
今から10年以上前に書かれた本で現在の彼と比べてさほどとげとげしくない。
この時代をあまり知らない自分にとっては参考になることが多かった。
あとがきで自分が未熟であったと自覚する著者には好感が持てる。
また彼の著作にあたりたい。Posted by ブクログ -
アトランタ五輪でブラジルを破ったサッカー日本代表チームについてのノンフィクション
文庫化にあたって追加された記述が重要な位置を占めているので、
文庫版を買うことをお薦めしますPosted by ブクログ -
1996年アトランタオリンピックでサッカー日本代表がブラジル相手に勝利した「マイアミの奇跡」を含め、
その裏側が書かれています。西野監督、キャプテン前園真聖、川口能活、中田英寿の話が載せられており、
監督と選手の確執、ズレ…など隠されていた事実が見え、大変興味深いです。
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「マイアミの奇跡」に沸いた1996年アトランタ五輪。しかしその快挙の次のナイジェリア戦で起きた内紛、そして選手たちや監督の心境をうまく描いた本。Posted by ブクログ
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マイアミの奇跡の裏側。
攻撃陣と守備陣の間の深い断層。
スポーツノンフィクションでは秀作。
当時、将来こんな記事を書きたいと強く思った。
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金子達仁の本で、初めて読んだ本。
そして、もの凄く衝撃を受けた本。
現場では、こんなことが起きていたのか。
と誰もが思うであろう。
情報収集力もさることながら、生々しい文体にも入り込んでしまう。
この本を読んだからか、私はどうしても、ヒデにはコミュニケーション能力がない、という先入観を持ってし...続きを読むPosted by ブクログ -
何度も泣きそうになりました。選手のリアルな声がたくさんで、間違いなくスポーツノンフィクションの傑作です。マスコミと選手の距離、そんな問題を学ぶのにも最適でした。Posted by ブクログ
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アトランタ五輪のサッカーU23の舞台裏の話。ノンフィクション
これはサッカー好きには一番のお勧め!奇蹟の陰にこんな内情があったとは・・。内容がめちゃめちゃ熱い!これを書ける程信頼されてる作者もスゴイPosted by ブクログ -
この本に収められている川口能活くんのインタビューが、私は一番好きです。あれは選手のリアルな叫びがちゃんと単なるウォッチャーであるこちら側にまで伝わってきたから。それを読むだけでも価値はあると思います。Posted by ブクログ