【感想・ネタバレ】ラスト・ワンのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

最後のページはやはり
最後に捲ってください。

そこにその一行はあり
ます。

余白をたっぷりとって
ページの中央に、

そっと印字されたその
一行。

そのたった一行で本書
の評価は変わります。

それから障害者だから
って、

なにかと美化したがら
ないでください。

可哀想な障害者をとり
立ててあげましたって
奢らないでください。

彼女は健常者の誰より
強い。

たとえ片脚を失っても
ライオンはライオン。

憐憫の情を差し向ける
相手ではないのです。

0
2024年05月25日

Posted by ブクログ

事故で片足を失いパラリンピックで活躍したアスリート・中西麻耶選手の記録。
意志が強く、太陽のように明るい中西選手だからこそ、周囲と衝突してしまう。エピソードの数々に、彼女が義足選手であることを忘れてしまいました。挫折、苦悩と葛藤、ライバルの存在、運命の出会い、決戦の舞台、そして衝撃の秘密。読ませます。まさに事実は小説より奇なり。

月並みな言い方ですが、久々に涙腺崩壊しました。泣ける本でした。

0
2017年02月23日

Posted by ブクログ

だいぶ前に買った本でしたが、陸上、しかも障害者スポーツという

ことで今までの自分にとってはあまり興味を見出せなかった本で

読み切るのが遅くなっていました。



読み終えたのは昨日のジュビロ観戦前。

スタジアムでの待ち時間がかなりあったので、読んでいなかった残り

3分の1ぐらいを一気読み。



中西選手がパラリンピックに挑んでいくあたりから

かなり内容に引き込まれていきました。



後半読み進めていくだけでも、この人、なんて壮絶な人生なんだ・・・・

と思っていましたが、ラストの衝撃に完全に涙腺が弾けました。



スタジアムでしかも試合前にサッカー以外で泣くやつなんて

いかに変かと冷静に考えればそうですが

もう反射的な感じでした。



さすが金子さんだと思うし、金子さん自身も相当の衝撃を

受けたんだろうと思う。





ラストの内容を踏まえて、もう一度丁寧に読み返したい本です。

たぶん、お父さんの目線で見ちゃうと思う。

そして、また泣くな、きっと。

0
2015年06月07日

Posted by ブクログ

スポーツフィクションは読むことも久しぶりですが、
こんなに心揺さぶられたのは初めてです。
一気読みでした。
主人公中西麻耶さんの破天荒な性格には
いろんな見方があると思うけど、
引力がありますね。
人として、アスリートとしてとっても魅力的。
著者の書き方も素晴らしい。
ラストへの伏線の張り方にやられてしまいました。
もう一度読み直したくなりますね、必ず。

しばらくは余韻にひたってしまいそう。

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2015年02月01日

Posted by ブクログ

途中で「自分には合わない」と読むのをやめてしまいそうになったとしても、とりあえず最後の1ページまで読むことをお薦めします。

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2018年01月05日

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