宮田珠己のレビュー一覧
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「少々真面目な書き方になった」とあとがきで書かれているとおり、いつものタマキング節はやや控えめ。これは、訪れたのが世界遺産登録を目指して多くの人が努力している所であり、また、タマキング的興味からではなく編集部の提案に従って行った旅だからだろう。それでも当然スットコ感はもれなく付いてくるわけだけど。
これは「なごみ」という淡交社の雑誌に連載されたものであるという。茶道の専門誌にタマキング。すごい取り合わせである(「淡交」という月刊誌もあって「なごみ」は一般向けらしいが)。しかしこの雑誌、かつて藤森先生と山口画伯の「日本建築集中講義」も連載されていたし、安西水丸さんも描いていた。やるなあ。
宮田さんが編集部の「可能君」のことを、「何を考えているのかつかみにくい」と書いている。山口画伯も、「空気を読まない」編集部の方たちの振る舞いについて、冗談交じりに怒ってた(半分は本気だったな)。この会社の編集部ってなにやら独特の雰囲気があるようだ。
ちょっと興味が湧いて調べてみたら、この会社は茶道を軸とする出版だけでなく、茶室の設計・施工、茶道具の製造・販売、カルチャー教室の運営などなど、幅広く手がけているそうな。てっきり「本の雑誌社」的小出版社だと思っていたが、従業員100人以上の規模らしい。そうだったのか。
京都市内に住む娘の所に行く途中、いつも「淡交社」と側壁に書かれたビルを通り過ぎる。あれも自社ビルで、「淡交ビルヂング」というそうだ。渋い名前だな。通りすがりに見ると、一階がギャラリーというか書店というか、本の展示スペースになっているようだ。今度是非行ってみたい。 -
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ネタバレ四国八十八ヶ所巡りというのは、八十八のお寺を巡る。
移動は、車、自転車、観光バスツアーなどがあるが、筆者が選んだのは徒歩。
8回に分け全64日間で、四国を一周する。
筆者は、信仰的な巡礼ではなく、 スタンプラリーを回るように、「歩いて全部を周り四国を一周したい!」という気持ちで回ったのだ。
四国で八十八ヶ所巡りをしていると、人との出会いは一期一会。
そして、年配の人、若い人、外国人などさまざまな人が巡る。
中には、野宿をする人がいたり、歩いて巡るが車での付き添いがあったり。
この本の著者は、八十八ヶ所での出来事や、歩きながら考えたことなどをこの本で綴っている。
途中、海で泳いだり、2日間歩くのを休みジャングル風呂に行ったり。
雨の日はホテルでのんびりしたり、四万十川をカヌーで下ったりして、ゆるく四国を楽しんでいる。
白衣は着ず、杖も使わず、菅笠のみをかぶって歩いていく。
時間とお金があれば、無心になって歩いてみるのもいいかもしれない。
行く前に、この本をペラペラと読めば、少しは準備をして望めるはず! -
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世界のジェットコースター乗りたい!
ストーリー
独特のユーモアと卓抜した視点で多くのファンを持つ宮田珠己氏は、ここ2年ほどで世界各国のジェットコースター109マシンに乗りまくった、おそらく日本一ジェットコースターに詳しいエッセイストです。 近年、ジェットコースターは、本場アメリカでも大ブレイクしており、日本でも新しいマシンが登場し、新たなジェットコースターブームを予感させます。 本書は、宮田氏独特のユーモア溢れるエッセイに日本の主要コースターの格付け、世界ランキングなどを加え、ジェットコースター好きな人だけでなく、幅広い層に楽しんでいただける1冊になっています。 -
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「スコットランドかー、どんな国なんだろー」と冒頭数行を読んで購入。
読み始めて1ページで気付きました、これスコットランドじゃない、スットコランドだ。
宮田さんの約1年分のWeb日記をまとめた日常エッセイ。
スットコランドは宮田さんが住んでいる地域のこと。「スットコ幼稚園」など、気を抜いているとぶっ込まれます。
彼のエッセイを読んでいると、進むべき道を見失いかけているパートナーに「本来のあなた」を改めて気付かせられる人の存在の貴重さを思います。
やっぱり「長年積み重ねた関係性」は重要だな、と。割と否定されがちなんですが。
以前読んだお遍路の前半期間がこの日記と被っており、お遍路を異なる視点からも知ることができて非常に面白いです。 -
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宮田珠己氏の1年分の日記を集めたエッセイ集。もともとは雑誌へ掲載するために書いたようだが、宮田氏の日記だけに日々淡々と進んでゆく感じ。
同じく旅をテーマとする作家、高野秀行氏が何度も登場してくるが、彼の文章とは全く対照的な印象を受けた。自身も文章の中で書いているが、「ただなんとなく」とか「そんな感じ」のような感覚が漂っていて、なんとも評し難い読後感だったが、あとがきで椎名誠氏が上手く表現してくれている。
日記の中で面白そうな本が多数紹介されていたのが良かった。『伝書鳩 もうひとつのIT』 『ビトウィン ノーマネーand能天気』 『夏から夏へ』 『仙境異聞・勝五郎再生記聞』 『秋の日本』、このあたりはぜひ読んでみたい。 -
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これを読んでいて、昭和記念公園とかあいかわ公園など、我が家からでも行ける距離のところが出てくるので、宮田さん、結構近いところにお住まいなんじゃ……? とずーっと思ってました。
日記文学?というのか、日記体の本を読むのは好きですが、これは「普通」でした。
ちょっと前に読んだ「戦中派不戦日記」があまりにも今とかけ離れた世界で(戦争中ですから)、この時代の普通の人々は一体どんな感じだったかとかがよくわかって非常に面白すぎたので、普通な宮田さんの普通な日常は、単調な感じでした。
いや、宮田さんも普通…ではないんでしょうけれども。
宮田さんの本をもっとたくさん読んでからなら、楽しめたかも。