遠藤宏昭のレビュー一覧

  • アマゾニア(上)

    購入済み

    たった2日で一気読み!

    アマゾンのジャングルを舞台に展開するアドベンチャー・ストーリー。この手の話は「インディ・ジョーンズ」や「コンゴ」など、映画化されているものもいくつかあるが、作者のジェームズ・ロリンズは、大学時代の専攻が進化生物学で、卒業後は獣医をしていたという経歴の持ち主だけに、生物の特徴や生態の描写が詳しく、生物に興味のある読者にはたまらない。本書に登場する風変りな生き物たちも、人跡未踏のアマゾンのどこかに実在するのではないかとさえ思ってしまう。実際、アマゾンのジャングルには猛毒にもなれば薬にもなる植物が繁茂しており、新薬開発の宝庫ともいわれているそうで、これらを長年にわたって使ってきたインディオの医療技術

    0
    2020年03月09日
  • エデンの祭壇(下)

    Posted by ブクログ

    台風のような大荒れの天気のあと、ミシシッピ川の中州か河川敷に1隻の貨物船が座礁。
    船内には乗組員はおらず、檻の中には異常に先祖返りした動物たちが…。誰が?何のために?
    しかも一番大きな檻は破壊されていて大型動物が脱出した形跡が。
    つかみはOKです。更に調査を担当する二人が過去に因縁のある男女。いいですね。スリルとサスペンス、ちょっとだけラブロマンス、しかもSFの匂いまでします。
    逃げた大型動物は絶滅したはずのサーベルタイガーと判明。しかも大きさと知能は半端ない。
    前半はサーベルタイガーとの戦いが山場で、これだけでも見せ場はてんこ盛り。
    キャンプ場を舞台にワニまで登場し遂にサーベルタイガーを仕留

    0
    2017年12月21日
  • アイス・ハント(下)

    Posted by ブクログ

    面白かった~~
    新刊が出るまでの間にと思って買った本。
    コワルスキーが出ているというので買った本。

    シグマフォースシリーズと違って、あちらは専門的な分野が私には難しいんだけど(笑)
    これはわかりやすかった~

    ロシア対アメリカ
    どっちもろくでもないわねぇ。

    ロシアのペトコフ提督がマキの存在を通じて人間身を取り戻して最期を迎えるときは気の毒だったなぁ。
    一番腹が立ったのはクレイグだわね。
    すっかり騙されちゃった。
    でも、彼の結末は悪い言葉だけど「ザマーミロ」だね。
    因果応報、自業自得だわ。

    それにしても人体実験、怖いねぇ。
    かつて私の毎日の空をアップしていたblogで、飛行機雲の写真をアッ

    0
    2015年10月06日
  • アイス・ハント(下)

    Posted by ブクログ

    前の巻から考えて、新生物を追いやって、
    またロシア軍も迎え撃って、最後になんとかカタストロフを回避して終わりかと思いきや、中盤くらいから謀略と駆け引きが多くなり、どうなるか予想できませんでした。また戦闘アクションも多くなって、アクション描写が素晴らしいです。
    ツコッミたくなるとこはおおいけど、面白いから良し!
    今回は物理学というより生物学(著者の本業)に根差した話でまた興味深かったです。
    時を忘れて読みました。

    0
    2013年06月30日
  • 氷原のハデス(上)

    Posted by ブクログ

    ヨン・コーレ・ラーケ『氷原のハデス (上)』扶桑社ミステリー。

    先月に続き、扶桑社ミステリーを3冊購入した。まるで約30年程前の扶桑社ミステリー全盛時代が再来したかのようだ。

    北極を舞台にした冒険スリラー小説という感じだろうか。何しろ上巻を読んだ限りでは全く事件の全貌が見えて来ないのだ。

    中国が北極に研究基地を構えて何やら怪しげな活動を行っていたことを考えれば、国家間での紛争が原因ではないかと思われるが……

    ノルウェー軍特殊部隊のスナイパーだったアナ・アウネは戦場で大きな怪我を負ったことで、軍を止め、父親の友人で科学者であるダニエル・ザカリアッセンと共に調査のため、北極に滞在していた。

    0
    2023年03月03日
  • エデンの祭壇(下)

    Posted by ブクログ

    海外ミステリーにどっぷり浸って楽しみました。
    著者の作品は生物学、人類学、遺伝子工学、化学など専門的知識がたくさん盛り込まれながら実在の組織もあって、時々いろんなことを想像して怖くなるときがある。

    遺伝子操作によって産み出された命の未来には何が見えるのかーー。
    倫理の問題とか非人道的とか色んな思いが頭のなかをグルグル。秘密裏に行われている研究にゾッとします…。
    著者の作品を読んでると、いつも映画を観ているような気分になる。
    ちょっとしんどい場面もあったけど一気読み。
    面白かったです。

    0
    2022年08月22日
  • アイス・ハント(下)

    Posted by ブクログ

    野性動物庁監視員のマット、その元妻でイヌイットを父を持つ保安官のジェニファー。
    二人は北極にあるグレンデル・アイスステーションに隠された謎とアメリカ、ロシアの思惑に翻弄される。
    エスキモーの村消失、氷島が溶けた後の地球、第二次世界対戦当時秘密裏に行われていたこと。
    他の作品でも思いましたが、どこまでが事実で虚構なんでしょうか?

    視点が次々と変わり、今回も最初から最後まで手に汗握る展開でした!
    いつもながらストーリー展開の中での科学的、動物学的内容も興味深い♪
    読み応えたっぷりで面白かったです。

    0
    2021年06月09日
  • 地底世界 サブテラニアン 下

    Posted by ブクログ

    まるで1本の映画を観ているよう。
    南極地下深くの洞窟が舞台。アシュリー率いる調査チームの行方をドキドキしながら読みはじめ、スピード感のある展開に上下巻一気読みの勢い。
    臨場感もすごくて、未知の生物や洞窟内の地質学的な描写も場面が目に浮かぶようですごかったです。
    後半の展開に「これ終われるの?」と思いましたが、いや~お見事でした。
    読み応えもあって面白かった。

    0
    2021年02月20日
  • エデンの祭壇(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まさかバッドエンドで終わるんじゃないかと思ったけど、やっぱり生きてた(笑)。
    基本はΣの方が面白いけど、冒険感は味わえた。

    0
    2019年04月21日
  • アンデスの黄金(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大好きな作家の新作なので、とりあえず購入しておいて気が向いたときに読みだす。この本では、なぜか登場人物の名前が覚えられず、3回目の挑戦。やっと上巻が読み終わる。謎の金属と、遺跡の下に眠る未知なる生態系に翻弄される上巻。下巻で謎は解けるのか?アクションシーンの多い作品だが、この作品ではどうも気が乗らないのは、私の体調が最悪なのも影響しているのかもしれない。
    娯楽作品。楽しめます。
    でも、どうも、波に乗れないなぁ~ ゲホゲホ。咳が止まらないながらも読むので、小説に失礼極まりない状態の感想です。

    0
    2018年12月06日
  • 暗黒結晶 ディープ・ファゾム(上)

    Posted by ブクログ

    "2017年8月アメリカ合衆国では皆既日食の観測に沸いた。
    ちょうど、そんな話題を耳にした直後からこの小説を読み始めた。
    日食と共に発生する数々の災害が、ひょっとして明日にでも起こるのではないかと、夢想しながら読み進めた。
    日本国沖縄も登場する。
    宇宙飛行士だった経験を持つ、民間潜水艇で宝探しをしている主人公が巻き込まれる陰謀と不思議な反応を見せる結晶、遺跡から見つかる謎の文字。
    謎と冒険が読者を引っ張り続ける娯楽小説。
    さぁ下巻に進もう。"

    0
    2018年11月25日
  • エデンの祭壇(下)

    Posted by ブクログ

    "拉致された主人公。監禁場所で遭遇する数々の生き物。そして、自らも実験に使われてしまう。主人公の生死もわからないまま、救出に向かうチーム。果たして結末は?

    今回の小説でも、科学的事実とフィクションが混在している。
    あとがきに著者がいくつかの事例を紹介している。毎回小説を読み終わった後に紹介されるノンフィクションがとても楽しみ。著者の紹介から何冊の本を購入したことか・・・

    今回印象に残ったキーワードは、「フラクタル」
    フラクタルに関する書籍を探してみようかと考えている。"

    0
    2018年11月24日
  • エデンの祭壇(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    "以下ネタばれ あり。

    ハリケーン災害後のミシシッピ川近くの町が舞台。嵐によるの事故なのか、座礁した船が発見される。その中にいた動物たちが普通と違う。科学者たちが調べていくと、染色体が1対多かったり、先祖返り、謎のチップなど検査するたびに新たな謎が浮かび上がる。
    一方、その動物たちを作り出した謎の組織が後始末を始めた。
    主人公は過去との折り合いもつけなくてはならない。さて、続きは??

    ノンストップアクション"

    0
    2018年11月24日
  • 地底世界 サブテラニアン 上

    Posted by ブクログ

    "南極大陸の地下で見つかった謎の建造物をめぐる冒険活劇。
    シグマフォースシリーズの著者の初期作品。"

    0
    2018年11月23日
  • 暗黒結晶 ディープ・ファゾム(上)

    Posted by ブクログ

    日食と同時に環太平洋で同時に発生した巨大地震で、都市は壊滅、米国大統領は死亡。(2000年発表の作品だから、明らかにテロや震災経験後の描かれ方が現在と違うのが興味深い。)中国と険悪な雰囲気の米国は一気に戦争状態へ向かう中、ミクロネシアの深海で発見された溶岩の奇妙な結晶群と、沖縄海底から地殻変動で浮上した古代の都市!ドンデモ話のペラペラな組み合わせみたいだけど、一大海洋アドベンチャーになっててダイバー的には非常によろしい。映画にしてくれないかと思いつつ下巻へ。

    0
    2018年11月03日
  • アイス・ハント(下)

    Posted by ブクログ

    "映画向けの作品。最後まで手に汗握る展開。一気に最後まで読まずにはいられなかった。
    国家の論理で突き進むCIAは決してヒーロー的に描写していないこともこの小説の面白いところかなぁ"

    0
    2018年10月28日
  • アイス・ハント(上)

    Posted by ブクログ

    "科学とミステリーとアクションを見事に融合した作品。著者の得意分野。
    元グリーンベレー(米陸軍特殊部隊)、野生動物を監視しているアラスカ魚類野生動物庁監視員が主人公。
    神戸への出張道中で楽しみました。"

    0
    2018年10月28日
  • アイス・ハント(下)

    Posted by ブクログ

    現在も精力的に創作活動を続けている精鋭の一人ジェームズ・ロリンズ2003年発表作。SFホラーの要素に冒険小説的な活劇をふんだんに盛り込んだスリラーで、著者の迸るエネルギーに満ち溢れた力作だ。恐らくロリンズは、〝読者をいかに楽しませるか〟というエンターテインメント性について相当探究したのだろう。その筆致は極めて映画的でテンポ重視、存亡の機を前にした者どもの壮絶な戦いを〝けれん味〟たっぷりに描いていく。ただし、閉ざされた空間の中で小集団に分かれた登場人物らを同時発生的に危機が襲い、途切れることなく終盤まで戦闘シーンが続くため、逆に読者自身に体力がないと息切れしかねない。

    主な舞台はアラスカから北

    0
    2017年10月30日
  • 地底世界 サブテラニアン 上

    Posted by ブクログ

    南極の地下洞窟で謎の生物と戦ったり、古代人と出会ったり。
    面白くて一気読み。ツッコミどころもあるけど勢いで読めるエンタメ度高い作品。
    でもこの作者はロマンス無理に入れなくて良いとおもう。アクションだけで充分面白い。

    0
    2017年03月23日
  • アマゾニア(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ジェームズ・ロリンズ、シグマフォースシリーズ以外は初めて読みました。
    同じようにスケールが大きくて凄かった。どうなるんだろうと思ったけど、ちゃんと終わって流石な感じ。粗大団円。でも人がたくさん亡くなったなぁ…マヌエル···哀しい!
    上巻なかなか読み進めず困ったが後半の引き込まれる感じが良かった。少し忙しかったけど。

    0
    2016年12月23日