【感想・ネタバレ】氷原のハデス(上)のレビュー

あらすじ

ノルウェーの新星が放つ
極寒のスリラー!

・高まる恐怖を植え付ける……タイトルどおりの極寒でひりつく物語
……〈フィナンシャル・タイムズ〉
・吹雪の中で繰り広げられる『ダイ・ハード』と『アガサ・クリスティ』の猛烈なブレンド
……〈ノルウェージャン・アート〉


北極基地に残された凍死体。
殺人犯はまだそばにいる──

特殊部隊出身の元狙撃手であるアナ・アウネは負傷を原因に軍を辞したのち、父の友人で科学者のダニエル・ザカリアッセンと北極遠征に参加している。ある夜、ふと窓の外を見たアナは、空に打ちあげられた照明弾を目撃する。方角から、中国の極地研究基地〈アイス・ドラゴン〉が発した救難信号だと判断したアナとザカリアッセンは、暴風雪のなか、ホバークラフトでその基地へと向かうが、人の気配はなく、キャビンに足を踏み入れた二人を迎えたのは、何者かに殺されたと思しき十数体の凍結死体だった……

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Posted by ブクログ

ヨン・コーレ・ラーケ『氷原のハデス (上)』扶桑社ミステリー。

先月に続き、扶桑社ミステリーを3冊購入した。まるで約30年程前の扶桑社ミステリー全盛時代が再来したかのようだ。

北極を舞台にした冒険スリラー小説という感じだろうか。何しろ上巻を読んだ限りでは全く事件の全貌が見えて来ないのだ。

中国が北極に研究基地を構えて何やら怪しげな活動を行っていたことを考えれば、国家間での紛争が原因ではないかと思われるが……

ノルウェー軍特殊部隊のスナイパーだったアナ・アウネは戦場で大きな怪我を負ったことで、軍を止め、父親の友人で科学者であるダニエル・ザカリアッセンと共に調査のため、北極に滞在していた。

ある夜、窓の外を見ていたアナは夜空に照明弾を目撃する。方角から中国の研究基地であるアイス・ドラゴンが発した救難信号ではないかと判断したアナとダニエルは暴風の中、ホバークラフトで中国の研究基地へと向かう。

基地の中には人の気配が無く、キャビンに入ると、何者かに殺害されたと思われる大量の凍結死体を目にする。

やがて、生存者であるジャッキーとマルコと遭遇するが、研究基地内で何が起きたのかは謎のままだった。

定価1,210円
★★★★

0
2023年03月03日

Posted by ブクログ

うーん。
北極の基地で謎の大量殺人。目的も犯人もわからず、元スナイパーのPTSD女性主人公が巻き込まれていく。

まだよく分からないんだが、読みづらい。読解力が落ちてるのか、場面が全く頭に入って来なくて、画像が荒くてよく見えないくせに巻き戻しの出来ない昔のテレビ放送見てて、トイレ行ってる間に何があったか分からなくなったような感じで読んでいる。
読み返しても分からないので、とりあえず先に進む。

過去がうまく挿入されているという意見もあるようだが、むしろ、分断されて解りづらくなってるとしか感じていない。

下巻で解消されるんだろうか。

0
2023年06月20日

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