栗谷仁のレビュー一覧
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軽くパラパラめくって読んだだけ。後でじっくり読みたい。
経営の効率化を紹介する本。
ビジネスモデルの変革→オペレーション改革→キャパシティ最適化。体系化され、実施スキームを紹介している。
2章でこのフレームワークを紹介する。3章以降は事例紹介。陥りやすい罠と対処方法を紹介している。
簡潔に記載しているので王道的なものを紹介して終わり。
実践するにはその分野の書籍で補完する必要がある。
少ないページ数で簡潔にまとめられており、ポイントだけを効果的な学べる。
挿絵が明快で分かりやすい。
10章 製品開発と、マーケティング業務改革
11章 R&D業務改革
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Posted by ブクログ
ネタバレATカーニーによるコスト削減の本。2009年出版。
感想。
良書。本書で示される削減対象は
備忘録。
・p18の費用カテゴリー別間接材割高原因は分かりやすい。
・間接材コストとは、事務用品、消耗品、印刷、交通費、物流費、ビル管理、広告費、ITとかとか。
・間接材コストは、一般的には総コストの11%を占め、6%の人件費の2倍。またATカーニーのプロジェクトでは平均して13%作げできている。細かいものが多いが削る価値あり。
・ステップとしては、コストデータの整備、削減アプローチ毎の削減余地特定、交渉や実行、定着化。
・p29も分かりやすい。
・削減アプローチは、ボリューム集約での単価引き下げ、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ業務改革に関する本。コンサルの本らしく、うまくまとめられており、参考になる。
<メモ>
・業務改革フレームワーク
ビジネスモデル変革 提供価値をどう発揮拡大集中するか
オペレーション改革 業務効率化、組織機能強化
キャパシテぃ最適化 将来見通し、あるべき希望、出口
・人員の持ち方を考える。コスト競争力あるか、戦略性あるか、外部サプライヤー存在するかというところから考える。
・ビジネスモデルの構造を決めるドライバー
提供価値を発揮する 価値から見直す、儲けの仕組みを見直す
提供価値に集中する
提供価値を拡大する 業界標準か
・業務効率化アプローチ 成果物やりすぎ、業務プロセス属人化、業 -
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システム導入による業務改善の期待だけが膨らみ、実際のシステムを見て愕然とする。価格ばかり重視した結果、納期や性能が置き去りされたシステム。システムの運用は開始されたが、業務にマッチしておらず存在を抹消さる。
どれもこれも、会社でITシステムの導入や運用に携わったことがある人なら、常識ともいえる「あるあるネタ」ばかりだ。問題はこうしたネタが一般化しているのに、それを回避できないことだ。多くはITシステム部門の特殊性、閉鎖性によるもので、本書の内容を皆が共有したとしても、おそらくはITシステムの罠に落ち込んでしまうだろう。
罠から抜け出すには、ITシステム部門という歪な組織をぶっ壊して、システ -
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あらゆるBPRに取り組む際に、読み返して大きな枠組として活用できる内容である。
■フレームワーク
1)ビジネスモデル変革
・提供価値を発揮するための構造
-マーケットドリブン、プロダクト・テクノロジーを見直す、儲けのしくみを見直す
・提供価値を拡大するための構造
-レイヤードドミナントモデル、業界標準化
・提供価値に集中するための構造
-コアへの集中
2)オペレーション改革
・業務効率化/生産性向上
-投資対効果、投入人員に見合った効果、業務の付加価値、プロセス改革、組織効率化
・提供価値の想像
・組織・機能強化
3)キャパシティー最適化
・将来の見通しを立てる
-固定分析
・持ち -
Posted by ブクログ
ネタバレシステム開発に携わる人間にとって耳の痛~い話がいっぱい。
一つの事柄に対し、経営層・システム部門・ユーザ部門の三者向けにポイントを押さえて書かれており、
わたし自身はシステム部門の人間ですが、他の立場の人にも何を心得てもらえわなければならないのか、非常にタメになりました。
以下、印象に残ったところ。
・企業のITシステムは、現行のルーチンを固定的・効率的に行うためのギプスのようなもの
・ERP導入の効果。最初に効果が得られるのは、導入の検討時。業務プロセスの改善点を洗い出し、望ましい組織設計を検討できる
・パッケージに業務を合わせろ、は誤解を生みやすい。正しくは、「道具はパッケージソフトしか -
Posted by ブクログ
セールスの実行について、戦略からどう落とし込むのか
あるいはインターフェースからどう情報を昇華させるのか
そういったところに重点を置いた良書。
マーケティングと戦略論というものは往々にして、マクロ的・定性的に描かれるし、
具体例といってもその定性的なフレームワークなどをなぞった解説が目立ち
実際は実務で当たらないとわからないよね!みたいな総花的本が多い。
それらは理論を学ぶ上では必要なことだが、実際手を変え品を変えで出てくる本は正直食傷気味になっている。
この本は、そこから一歩踏み込んで、より定量的・実践的なアプローチを提案しようとしている。その試みだけでも評価できる。
フレームワーク