沖田×華のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
発達障害の漫画家沖田×華(おきた・ばっか)さんが、知的ボーダーで発達障害の息子を持つ、アシスタントの君影草(きみ・かげくさ)さんの実話を元にして描かれたコミックエッセイ。
‘知的ボーダー’とは何か。
「知的障害」と「正常知能」のはざまの知能指数を持つ人たちの事。
彼ら彼女らは学校や社会生活が困難にも関わらず、支援を受けづらくて困っている。
普通学校には邪険にされるし、養護学校には「IQが高すぎて」入れませんと言われる。頼りにしたい行政や、仲良くなりたい他の知的障害を持つ児童の親たちにもそっぽを向かれる。
どこにも居場所がないのは辛いって、誰も頼れる人がいないのは辛いってみんな分かっているはず -
購入済み
看護学生に読んでほしい
毎回勉強になります。
産科の難しい用語や妊産褥婦のメンタル、
とっつきにくい世界がわかりやすく描いてあります。
コウノドリよりもっともっと昔、昭和の産科の話。今では考えられないことも多々、ですが、今の祖母世代はリアルにこれを経験してきた。。。と考えると、ウザい姑のアドバイスも少しは理解を示せるかも??
-
Posted by ブクログ
「子供は愛されるために生まれてくる」という言葉が嫌いだった。
お腹の中で殺された赤ん坊や愛されなくても生きていかねばならない子の存在を否定しているから。
「子供は望まれて生まれてくる」という言葉が嫌いだった。
望まれず摘まれる赤ん坊や望まれず産み落とされた子の命を貶めているようで。
理不尽はある。傲慢がある。
善意から出た祝福の言葉に恵まれた者・持てる者の無自覚の優越を勘繰ってしまうのは、きっと私の性格が悪いからだ。
ずっとそう思っていた。今でもそう思っている。
でも×華がカナちゃんにかけた「生まれてきただけでカナちゃんは幸せになれる権利があるから」という言葉はスッとしみた。それは彼女が産 -
購入済み
複雑な気持ちになった。
色んな人の人生を少し知れて、自分がしあわせな環境にいることを忘れないでおこうと思いました。これから苦しいことつらいこと色々あるはずだけど、子どもと主人と一緒にがんばって乗り越えようと思えました(^^)
-
Posted by ブクログ
最近これを読んでは毎晩涙を流している。
産科は、「いのちが生まれるとにかくハッピーな場所」だけではない現実を改めて感じ入る。
働き始めた当初は人工妊娠中絶の多さに驚いたはずなのに、最近はすっかり慣れてしまっていた。この世に出てきて「おめでとう」と言ってもらえない子に、せめて私達は淡々とした作業ではなくひっそりとお別れを言ってあげたい。
妊娠歴のところに自然流産や子宮内胎児死亡があった、という事実認識だけでなく、その経験を経て今複雑な想いを抱えておられる産婦さんだということをもっと思いやれる人でありたい。
産科経験5年目。できることが増えて忘れてしまっていた新鮮な感情の動きを、流さず大切に拾 -
購入済み
巻を重ねるごとに、内容が深く。
1巻目、2巻目あたりまでは、職業が特殊なだけで、よくある「エッセイマンガ」だと思って読んでいたのですが。赤ちゃんに関わる人たちが、赤の他人のために一生懸命になっていく様子が描かれていくにつれて、「誕生とは何か」「育児とは何か」を深く問いかけていく内容になっていきます。
短い時間で読めると思って、出かける前に読もうとしたのですが、大間違い……。
一つ一つの話をじっくり読みたい、けど、出かける時間が迫っている……。
うん、出かけるほうをあきらめました。
いや、購入したんですから、いつでも読めるんですが。
目が離せなかったのでした。
すべての赤ちゃんに幸あれ。
あ、お母さんにも。 -
ネタバレ 購入済み
どれもすごい
どの話もすごく考えさせられる。
「中絶の家」みたいなのはやっぱり必要なのかもしれないなぁ。
虐待死よりはまだマシなんじゃないのかと思う・・・
「出産非希望」のような人でも産んだら変わるって場合もあるけど・・・ -
【作者と同じ障害持ちです】
《絵が汚い、下手》というような類似の言葉を色々な場所で見かけますが是非この本を通して作者の別の本も読んでいただき、作者の事を少しでも知ってから読まれると読みやすいかな?と思う事と、《この絵》を描ける方だからこそ描けた内容ではないかと私は思っております。
内容は【最高】です。
最新巻を待ち遠しくいつもおります!