九號のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
痛みの描写は作家さんでそれぞれ違うが、九號さんの痛みの描写は、じくじくしている傷を見て痛がる感じがする…それは、まだ濡れている傷が爪で引っ掻かれそうな痛さと怖さに似てる気がする。もう抉らないで…と言う感じ。他紙で描かれている『空をだいておやすみ』の痛さもそんな感じがする…痛みの種類って、論理で語れないもんがある。作家性として理路整然と述べられないし、読者がそう捉えるだろう、と意図して作家さん自身が意識して身に着けていったものでもないんじゃなかろうか。あくまでも感覚的なもので。作家さんが意図してないとこで読者がそう感じてるんじゃないかなぁ。
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Posted by ブクログ
シリアスサイドの砂原センセでした。
小さい頃兄弟で懐いていた近所の爺がひき逃げされて死んでしまった事件が、物語の発端です。
爺が死んだのは、兄弟の兄である真岸悟が大学生になっていた10年後のこと。その裁判で真岸は颯爽として身なりもいい税理士の志田を知り、彼に対して復讐することを胸に誓います。
そして5年後、志田の事務所にバイトとして入り込んだ真岸が目にしたのは、想像していたのとはまったく違う志田の実像で。
復讐劇というよりは、もっと独りよがりな思いから志田を懲らしめようとしている気がする真岸です。
その手段として、志田が大切にしている人なり物なりを奪ってしまおうと考えた真岸ですが、蓋を開けた -
Posted by ブクログ
原作: 李丘那岐 イラスト:九號
キャスト: (緋賀颯洵) 杉田智和×野島健児 (渡木阪鋭)/ 遊佐浩二 (津田雄介)/ 鈴木達央 (鈴原 亮) ほか
発売日: 2008年7月25日→2008年8月10日 3,150 円
収録時間: 78分07秒 フリートークあり 短め
初回限定特典: フリートーク・ノンカット版8cmCD(08.10.10〆切)
内容:
渡木阪 鋭。元ヤクザ。いまは小料理屋“とし旬”の主。渡木阪組組長だった父親の死をキッカケに、組は解散することに。ヤクザから足を洗った鋭が、とし旬で働き始めて5年。繁華街でひっそりと営む店には、鋭を“若”と呼ぶかつての舎弟たちだけで -
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結局、吉見くんと加瀬くんはちゃんと付き合うことになったのか?
そこらへんがふわっとしたまま終わっていきました。
いつの間にか当て馬が推しキャラになってしまう自分としては、
吉見くんが同僚の南室さんとくっついたら良かったのに…なんて思ってしまいました(^^;