九號のレビュー一覧

  • ACID TOWN (4)

    Posted by ブクログ

    痛みの描写は作家さんでそれぞれ違うが、九號さんの痛みの描写は、じくじくしている傷を見て痛がる感じがする…それは、まだ濡れている傷が爪で引っ掻かれそうな痛さと怖さに似てる気がする。もう抉らないで…と言う感じ。他紙で描かれている『空をだいておやすみ』の痛さもそんな感じがする…痛みの種類って、論理で語れないもんがある。作家性として理路整然と述べられないし、読者がそう捉えるだろう、と意図して作家さん自身が意識して身に着けていったものでもないんじゃなかろうか。あくまでも感覚的なもので。作家さんが意図してないとこで読者がそう感じてるんじゃないかなぁ。

    0
    2013年08月24日
  • 僕らはそれを否定できない

    Posted by ブクログ

    九號先生の作品は…なんというかノスタルジィ?を感じる…
    学生モノが多いからそう感じるのかな……(´-`)
    とにかく表題作の甘酸っぱい性春…もとい青春…思うに、現在進行形で学生モノよりも、長じて後に、あの頃は…と青春時代を語る構成がよりエロスとノスタルジーを感じる気がする。
    とりあえず斉藤って嫌な奴の印象だったけど、鈴木の高校時代の友達(ピアス穴開けてくれた子)がすげーイイ男すぎて、彼で一本描いて欲しいですよ私は(笑)
    僕らにまつわるエトセトラの続編も収録されてて、読み返したくなった!!

    0
    2013年04月06日
  • 高潔であるということ

    Posted by ブクログ

    シリアスサイドの砂原センセでした。
    小さい頃兄弟で懐いていた近所の爺がひき逃げされて死んでしまった事件が、物語の発端です。
    爺が死んだのは、兄弟の兄である真岸悟が大学生になっていた10年後のこと。その裁判で真岸は颯爽として身なりもいい税理士の志田を知り、彼に対して復讐することを胸に誓います。
    そして5年後、志田の事務所にバイトとして入り込んだ真岸が目にしたのは、想像していたのとはまったく違う志田の実像で。

    復讐劇というよりは、もっと独りよがりな思いから志田を懲らしめようとしている気がする真岸です。
    その手段として、志田が大切にしている人なり物なりを奪ってしまおうと考えた真岸ですが、蓋を開けた

    0
    2013年04月04日
  • 僕らにまつわるエトセトラ

    Posted by ブクログ

    同人時代から好きな作家さんなので即購入。とにかくこの方の絵が好きで!!! 内容は多少どうでもイラスト眺めてるだけで楽しい(※褒めてます)。とはいえ私的には内容も小粒ぞろいの短編集で読んでもけっこう楽しめた。幼なじみのじれったラブな表題作の二人が好き。普段は頑なでそっけない郁が、あ軽く…もとい、明るくマイペースな恵太の前では不意に弱いカオや色っぽいカオを見せたりするギャップにニラッとした。惜しむらくは最後まで致してない点なんだけど、確かこの二人の話の続きが雑誌に掲載されてたような…? こっそり続刊に期待。

    0
    2013年01月28日
  • 僕らにまつわるエトセトラ

    Posted by ブクログ

    片方が事故ってもう片方が罪の意識もって・・・ってテンプレ展開なのに九號さんが描くと特別なものにかんじる。のっこが九號さんすきだからだな。

    0
    2012年06月02日
  • ACID TOWN (3)

    Posted by ブクログ

    そうか、この図式は「間の楔」なんだな。ユキ=リキ、テツ=ガイ、ワン=イアソン、正継=カッツェ、って感覚で読んでるな、わし。ワン=イアソンがちょい微妙で、そこが作品の差かなぁ。昔のしがらみに絡みとられる感じが似てるんだ…この逆らえなさ、大好物!!受け臭いと思ってた零児がやっぱりそうの様で、先が楽しみだ!

    0
    2012年01月25日
  • だからおまえは嫌われる

    Posted by ブクログ

    クールな敏腕美人秘書・奥村は、俺様で暴君なカリスマ写真家・入間と仕事をすることに。酔った勢いで体の関係まで持ってしまい…!?
    写真家x美人秘書 下品でワイルドな暴君ぶりが新鮮でよかった。ここまで下品な攻めは初めてだったなぁ。でも強引で男らしくてグッときた。

    0
    2012年06月12日
  • ACID TOWN (2)

    Posted by ブクログ

    ジュンの父・阿成によってユキの過去を知ってしまったテツのユキへの恋情が迸るというBL的展開もあってますます面白くなってきました。阿成の登場によって明らかになったユキの過去が辛い。青道会の兵頭、蛇の中本、中国マフィア・黒龍の王という裏社会の人間たちの中にユキという存在がどう繋がっていくのか、ユキの両親というキーワードもあり、なんだか複雑な展開が期待できそうで楽しみなのです。

    0
    2011年06月09日
  • 高潔であるということ

    Posted by ブクログ

    砂原さん初読みです。エピソードの表面を覆うものとその奥から読み取れるものとのギャップが面白くて引き込まれました。復讐劇の体裁を保ちながらも、自分の感情とのズレに気づく真岸自身が『復讐』という言葉に縛られていることに葛藤してます。弟が登場したあたりから真岸が開放されていきますが、その前後の彼の心情が切なかった。的外れな正義のヒーローであろうとすることの無意味さを真岸自身、心の底では気づいていたのでしょうね。志田も不器用ですが真岸もまた不器用な男です。

    0
    2010年09月18日
  • この運命を笑え

    Posted by ブクログ

    恐れていたことが‥知人友人総ホモ化。これさえなければよかったのに‥
    BLならば仕方ないのだろうか。相変わらず鋭は男前で、互いの前でだけ曝け出す本性は堪らないですね。

    0
    2010年08月03日
  • この愛を喰らえ

    Posted by ブクログ

    ヤクザ×小料理屋板前
    黒髪短髪つり目性格男前受けが好きならかなりお勧めできます。
    私は大好きです!昔気質な元ヤクザでしかも着物がエロくてハァハァ‥
    攻めが容赦ないので怖い。受けはオカン気質。

    0
    2010年08月03日
  • 高潔であるということ

    Posted by ブクログ

    どこまでも高潔な志田さんが素敵。志田さん、真岸くんと呼び合って、Hのときもお互い敬語なところが萌え。

    0
    2010年06月15日
  • この愛を喰らえ

    Posted by ブクログ

    原作: 李丘那岐   イラスト:九號
    キャスト: (緋賀颯洵) 杉田智和×野島健児 (渡木阪鋭)/ 遊佐浩二 (津田雄介)/ 鈴木達央 (鈴原 亮) ほか
    発売日: 2008年7月25日→2008年8月10日 3,150 円
    収録時間: 78分07秒  フリートークあり 短め
    初回限定特典: フリートーク・ノンカット版8cmCD(08.10.10〆切)
    内容:
    渡木阪 鋭。元ヤクザ。いまは小料理屋“とし旬”の主。渡木阪組組長だった父親の死をキッカケに、組は解散することに。ヤクザから足を洗った鋭が、とし旬で働き始めて5年。繁華街でひっそりと営む店には、鋭を“若”と呼ぶかつての舎弟たちだけで

    0
    2009年10月07日
  • 僕らにまつわるエトセトラ

    Posted by ブクログ

    この表紙の二人組、
    恵太と郁の話が特に好きです。
    友情から恋に気付くようなところまで?
    ですかね!
    良かったです!

    0
    2009年10月04日
  • 僕らにまつわるエトセトラ

    Posted by ブクログ

    もぞもぞ…もうすこしBL要素がほしかったけど、これはこの方が良いのかもしらん。番外編がたまらんよかったです。もえる。

    0
    2009年10月04日
  • 言葉もなく、花は

    Posted by ブクログ

     密かに(?)好きなジャンルのヤクザが攻めお話。
     家に来た草(受け)に特に嬉しい顔を見せるでもなく、けれどたくさんのお菓子や果物を用意してる克哉(攻め)が微笑ましかった。
     ただ、ヤクザものは受けにだけデレデレというか頭の上がらないような攻めが好きなので、嫉妬とはいえ草に暴力を振るってしまっていたのはちょっと残念;

    0
    2009年10月04日
  • 僕らにまつわるエトセトラ

    Posted by ブクログ

    読んでぶわー!っとときめいたところでハッと、「そういえばぜんぜんエロなかった」って気づきました。この感じ…幸せです…

    0
    2009年10月04日
  • 僕らにまつわるエトセトラ

    Posted by ブクログ

    ☆3.0

    先生の初コミック。
    1つだけ前後編の話があるけど、基本短編集。 2008年発行なので、今読むのもなーと思ったけど、案外違和感が無かった。
    流行り物が作中にあまり出てこないんだよね。絵もこの時から上手い。
    電子DMM 描写無し

    0
    2024年12月04日
  • 羊の皮を着たケモノ(2)【SS付き電子限定版】

    匿名

    購入済み

    つらい…。せっかくハッピーエンドだったのにこんなことに…。過去のダークなこととかいっぱい出てきてつらい…。

    0
    2024年01月08日
  • 放浪犬と迷い猫【SS付き電子限定版】

    購入済み

    結局、吉見くんと加瀬くんはちゃんと付き合うことになったのか?
    そこらへんがふわっとしたまま終わっていきました。
    いつの間にか当て馬が推しキャラになってしまう自分としては、
    吉見くんが同僚の南室さんとくっついたら良かったのに…なんて思ってしまいました(^^;

    0
    2023年09月09日