九號のレビュー一覧
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購入済み
強く印象に残る作品
身体の快楽を覚えた後に、衝撃的に落ちて来た初恋。大事に友人として側に居ようとしたのに、突然の別れを突きつけられた、深い傷跡。7年経っても行き場の無い想いに頑なになる吉見の気持ちが痛い。
すごく印象に残った作品だった。 -
購入済み
一応BL?だと思うのですが、ハードな内容なのでそのことを忘れます。登場キャラがことごとく悲惨な過去を経験しているので全員幸せになってほしい!とは思いますが。展開的にそれは難しいのかもしれません。まだ完結してないので今後どのように展開していくのか。
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Posted by ブクログ
痛みの描写は作家さんでそれぞれ違うが、九號さんの痛みの描写は、じくじくしている傷を見て痛がる感じがする…それは、まだ濡れている傷が爪で引っ掻かれそうな痛さと怖さに似てる気がする。もう抉らないで…と言う感じ。他紙で描かれている『空をだいておやすみ』の痛さもそんな感じがする…痛みの種類って、論理で語れないもんがある。作家性として理路整然と述べられないし、読者がそう捉えるだろう、と意図して作家さん自身が意識して身に着けていったものでもないんじゃなかろうか。あくまでも感覚的なもので。作家さんが意図してないとこで読者がそう感じてるんじゃないかなぁ。
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Posted by ブクログ
シリアスサイドの砂原センセでした。
小さい頃兄弟で懐いていた近所の爺がひき逃げされて死んでしまった事件が、物語の発端です。
爺が死んだのは、兄弟の兄である真岸悟が大学生になっていた10年後のこと。その裁判で真岸は颯爽として身なりもいい税理士の志田を知り、彼に対して復讐することを胸に誓います。
そして5年後、志田の事務所にバイトとして入り込んだ真岸が目にしたのは、想像していたのとはまったく違う志田の実像で。
復讐劇というよりは、もっと独りよがりな思いから志田を懲らしめようとしている気がする真岸です。
その手段として、志田が大切にしている人なり物なりを奪ってしまおうと考えた真岸ですが、蓋を開けた