中山祐次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「泣くな研修医シリーズ」第3弾。
雨野隆治29歳。医師になって5年目。カンファレンスでのプレゼンも板についてきた。
外科は嫌だと言っていた研修医の凛子が、やっぱり外科に戻ってきて、雨野といいコンビ。
21歳で末期の胃癌患者・向日葵、肛門にスプレー缶を挿入して救急搬送されてきた松田、憩室炎で絶食なのに寿司を食べて穿孔を起こした高飛車な議員・柏原と今回も様々な患者相手に奮闘する雨野たち外科医の姿が描かれる。
そんな中、クールビューティーな先輩医師・佐藤の女性医師としての悩みが見ていて辛い。
男性医師ならキャリアか結婚かの2択に迫られることはほぼないだろう。だけど今だに女性は、出産という問題を抱えて、その選択を迫られる現実。
「外科医と言う人生は、女の人生と相容れないんだろうか。もし相容れないんだとしたら、私は女なのか、外科医なのか」
外科医としての研鑽を積むために、女性としての当たり前の幸せを諦めてしまう辛さ。理不尽だな〜。
化学療法中の末期患者と富士山登頂というやや現実味の薄いエピソードもまあご愛嬌として、着実に近づく葵との別れを想像するだに辛いね。
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Posted by ブクログ
3年目ってすごく微妙な時期。一人前成り立てほやほやで、仕事は一通りできるようになるけどまだ余裕はなくて、でもできる後輩が入ってくると焦ったりする。すごくリアリティを感じた。
医者だって人間だから、初めから全部完璧にできるわけではないから、失敗もする。たくさん経験して練習して上手になっていくわけだけど、他の仕事とは比べものにならないほどの責任が伴う。本当に本当に大変なお仕事。自分も頑張ろうと思った。
ただ、はるかに関しては全然好きになれない…。
デート中に突然帰ろうとするし、実家に電話した方がいいと言っておきながら公園歩こうかとか言い出すし。普通そういうこと相手に言われたら気が気じゃなくなると思うけど…。なんか計算高そう…。
あとリュウジも実家に電話しなきゃいけないのにはるか公園デートは医者なのにお父さんのこと軽く考えすぎじゃない?
この2人の恋愛模様はあんまりいらないかなー。 -
Posted by ブクログ
仕事柄たくさんのドクターと関わりますが、あの先生も、この先生も、通ってきた道なのか…と思うと不思議…あの先生やこの先生の医学部時代の話を聞いてみたいと強く思いました。
しょーもない医師もたくさん見てきたけど、みんなこれほど猛烈に勉強して難しい試験に合格してきたんだよな…と想像しながらやっぱり不思議な気持ちに。
雨野先生はいいね。愚直、と言うか。
素直で飾らない素朴な人柄が好きです。
ただシリーズ全部読んできてこの巻で急に気になったんだけど、女性の外見について書かれた場面がちょっと多くない?美人だ可愛いだ、顔立ちに関して「ここでその詳述いる?」となるポイントが目について、なんかじんわり嫌な気持ちになった…作者が女性の外見を気にするおっさんなんだろうなとなんとなく想像。そこだけホント残念。