森田季節のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ギターを抱えた少女の表紙とスタイリッシュなタイトルに惹かれて購入したんですが、面白かったです。
基本女子高生の一人称で話が進むんですが、これが凄くリアル。
外面はいいけどその実世間を斜に見る冷めた女の子の心情が「あるある!」「いるいる!」「むしろこれ私!」という絶妙な比喩で表現され小気味よい。
男子をじゃがいもにたとえ「せいぜい男爵芋とメークインの違いしかない」と辛辣に批評したかと思えば、ぜんぜんタイプの違う男子三人が親友である現実に「それだけの違いを許せるすきまがどこにあるのだろうか」と思索を巡らしたり……とにかく心情描写がリアルですいすい読ませる。
タマシイビトに食われるためだけに生かさ -
Posted by ブクログ
ネタバレふおおおぉー、面白かった!1巻がとても面白く2巻への期待度が否応なく上がっていたため、つまらなかったらどうしようと思ってたけど、余計な心配だった。序盤から物語の中にするする入っていける楽しさだった!
基本イメージがフジリュー版封神演義でできているから、イメージがさくさくと思い浮かぶ。キャラクターも個性的だし、主人公の太公望もちょっと枯れてるがいい男。太公望と楊戩が信頼関係をしっかり培っており、あわや結ばれるというところまでいく。二人の甘酸っぱい恋模様もいい。
先の展開が読めなく、気付いたら一冊読み終えていた。1巻からさほど間がなく2巻が上梓されたのも嬉しい。さぁ次巻はまだか。 -
Posted by ブクログ
フジリュー版封神演義の美少女化というかリスペクトというか、懐かしい名前がたくさん出てきて面白かった。美少女化することで、原作では有り得なかった太公望と楊戩のラブコメが発生している。楊戩の意地っ張りと暴力女とツンデレっぷりが楽しい。
ストーリーはフジリュー版封神演義をなぞるようで、太公望ってこういう奴だったよなーと懐かしく感じた。働きたくないでござると言いながら、いざ動き出してみると誰より仲間を大切にして、時には自分を犠牲にしてでも人を守ろうとする。単なる怠け者に見えて、それは見せかけだけではないのだけれど、どこか危うさとリーダー気質を備えている。
元々のストーリーがいいのか、太公望と元始天 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました 4』は、
穏やかな日々の中にも確かな“積み重ね”が息づく一冊だった。
高原の家に集う仲間たちは、もはや偶然がもたらした同居人ではなく、
長い時間を共に歩んできた家族としての気配を濃密にまとい始めている。
アズサの静かな包容力は、一見すれば派手さを持たない。
しかし、読者はそのささやかな行動の端々に、
三百年の時が蓄えた深い知恵と、誰かを支えようとする静かな情熱を感じ取る。
彼女を中心に広がる世界は、騒がしくも温かく、
まるで薪の燃える音が響く夜更けの部屋のように、
確かな安心感と心の落ち着きをもたらしてくれる。
また、仲間 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました3』(森田季節・GAノベル)は、穏やかな日常の中に、確かな強さと優しさが息づく物語である。アズサを中心とした“高原の家族”の絆はますます深まり、何気ない出来事のひとつひとつが、静かな幸福の形を描き出していく。
本巻の魅力は、単なる“のんびり系”にとどまらず、登場人物たちが互いを思いやり、支え合う関係の中に「生きるとはどういうことか」という普遍的なテーマが滲む点にある。無理をせず、焦らず、それでも自分の信じる道を歩むアズサの姿には、柔らかくも芯の通った生き方が感じられる。彼女のもとに集う仲間たちもまた、違いを受け入れ、共に笑い、 -
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ネタバレKU。
森田季節著『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました2』は、穏やかな日常と圧倒的な力のコントラストが鮮やかに描かれた一冊である。作品全体に流れる空気は、あくまで緩やかで温かく、読者を心地よい安らぎへと誘う。しかし、その合間にふと示される主人公アズサの“最強”としての在り方は、まるで静かな湖面に映る雷光のように鮮烈な印象を残す。
彼女の生き方は、力を誇示するのではなく、静かに、そして自然体のままに周囲を包み込むものである。だが必要とあらば、比類なき力を行使し、目の前の問題を一瞬で解決してしまう。その姿は、ただの癒し系物語に収まりきらない重厚さを物語全体に与えて -
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匿名
ネタバレ 購入済み世界観が変わっていく
当初は何も危険なことが起こらないような、どこかのほほんとした様子もみられていましたが、例の矛盾のイベントがきっかけで世界観が変化したというところは、このストーリーにおける大きな特徴だといえます。それにしても、アラタはよく頑張っていると思います。
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