【感想・ネタバレ】封神演戯のレビュー

あらすじ

美少女とニートによる封神演義、はじまります!! 並行世界の歴史を管理する組織「崑崙」(こんろん)に所属する仙人・太公望(たいこうぼう)。だが太公望は有休を取り続けてまったく仕事をしない“ニート”の仙人だった。 ある並行世界の「殷」(いん)という国の歴史が、妖しい仙女妲己(だっき)によって歪められていると知った「崑崙」は、「殷」を正しい歴史に導くため太公望を派遣する。 激しくやる気のない太公望の仲間は、体育会系気質バリバリの霊獣スープーシャンに、天才ドS美少女仙人・楊セン(ようせん)、さらに最強宝貝(パオペエ)少女・ナタ(なた)とクセ者ばかり! 相性最悪のチームで妲己封神計画は前途多難!? 古代中国の伝奇小説「封神演義」をモチーフに、神と仙人が“戯れる”まったく新しいファンタジーの幕が上がる!

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Posted by ブクログ

フジリュー版封神演義の美少女化というかリスペクトというか、懐かしい名前がたくさん出てきて面白かった。美少女化することで、原作では有り得なかった太公望と楊戩のラブコメが発生している。楊戩の意地っ張りと暴力女とツンデレっぷりが楽しい。

ストーリーはフジリュー版封神演義をなぞるようで、太公望ってこういう奴だったよなーと懐かしく感じた。働きたくないでござると言いながら、いざ動き出してみると誰より仲間を大切にして、時には自分を犠牲にしてでも人を守ろうとする。単なる怠け者に見えて、それは見せかけだけではないのだけれど、どこか危うさとリーダー気質を備えている。

元々のストーリーがいいのか、太公望と元始天尊以外の仙人皆美少女という荒事を平然とやってのける筆者の力量がすごいのか、最後までページを繰る手が止まらなかった。むっちのイラストも最高。ツインテール楊戩が可愛い。胸はもうちょっとなくてもいいかな……。わくわく、というよりか懐かしく楽しめる良い作品でした。2巻も出さなきゃ怒るぞ!

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2015年08月09日

Posted by ブクログ

「封神演義」のモチーフとした全く別モノのファンタジー。
フジリュー先生の漫画版から入った自分としては、四不像の「〜っス」という口調がオマージュで使われていてうれしかったり。
登場人物のほとんどを女性キャラにすることで太公望とのほのかなラブコメが読めるとは。特に太上老君と楊戩が可愛くてたまらない!

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2015年11月03日

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