マガジンハウスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
パリの街並みに並ぶ古いアパートメント。その重厚なドアの向こうには、整えられたインテリアのノウハウなどではなく、そこで暮らす人々の息遣いや人生そのものが美しく息づいていました。
ページをめくるたび目に飛び込んでくるのは、どこか異世界や絵本の中に迷い込んでしまったかのような、不思議で愛おしい空間の数々です。デザイナーやアーティストたちの暮らしを映した写真は、生活の場であると同時に彼らの世界観が溢れ出るアトリエのようでもあり、一枚一枚が絵画のような映像美をまとっていました。
住まい手たちの背景に触れる中で見えてきたのは、フランスという街が持つ自由でしなやかな価値観です。屋根裏の小さな使用人部屋を自分らしく改装して愛でる姿勢や、フロアを繋ぎ合わせた伸びやかな部屋づくり。大家さんの寛容さにも守られながら、住まいを自分の手で心地よく育てていく文化がそこにはありました。法律や形式にとらわれず、自分たちの心地よい形として事実婚を選び、生き方を確立していく人々の言葉には、「結婚は自分のアイデンティティを変えること」という独自の美学が流れていて、思わずハッとさせられます。
40人もの多様な生き方に触れる中で、ふと心をつかまれたのは、古い電車のベンチをそのままインテリアとして部屋に置き、無邪気な子供心を忘れない大人たちの姿でした。また、家族の写真を正方形のマグネットにして冷蔵庫一面に飾るような、暮らしの中の愛おしい工夫にも出会えました。
特別な知識やノウハウを得るためではなく、誰かの人生が深く刻まれた空間の空気を吸い込むような、豊かで静かな読書の時間。自分にとっての理想の部屋とは、そして本当に心地よい生き方とは何かを、異国の部屋たちが優しく問いかけてくれたような気がします。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【2026年8月16日に放送されたフジテレビ系『千鳥の鬼レンチャン』では、過去最多の14チーム・総勢56名が参戦した初開催の「男女混合4×200mリレーサバイバルレンチャン」の後半戦(決着)が放送され、熱い戦いが大きな話題となりました。大会の見どころと話題のトピック熾烈なサバイバル: 各レースで最下位が即脱落となる過酷なルールの中、全12レースを駆け抜ける総合力が試されました。出演者の激走: 陸上未経験ながら懸命な走りで感動を呼んだモデルや、ジュニアオリンピック出場経験を持つぱーてぃーちゃん・信子の激走、涙腺ガバガバ38歳美女の圧倒的な走りなどがスタジオで大きな衝撃と称賛を集めました。】
やはり芸能人って、すごかった。
ってことで(?)、本誌「歩く筋トレ」特集。
最近、週3回で約1時間早歩きをしているので、参考に読んでみました。 -
Posted by ブクログ
ホテルの使い方を極める。ホテルステイでは、自分らしく、自分のために。
トランクをすべて開けてしまって、棚に入れる。すべて入れて、セットアップしていくと、すごく気持ちよく整理ができる。朝ごはんは、サラダと好きなものを。
日本のホテルは、昔からやってきた歴史がある。そのため、オペレーションがしっかりしている特徴がある。海外だと、そこまでオペレーションが成立していなくても、強引にやっていく強さがあったりする。リッツカールトンでさえ、置いてあるべきものがない、スタッフに行ったのに持ってきてくれない、そんなことは普通にある。日本では絶対に起きない。でも海外の方が心地よいのはなぜだろう。それは、自由だからなんだろうと思う。 -
Posted by ブクログ
シンガポールの狭い部屋。その中でも、非常に使いやすい環境を整えてきている気がするけれど、一方でニューヨークの時のような豪快な感じの部屋づくりは難しい。狭いなりに、好きな戸棚と置き場、整理の仕方を考えてみたりして。
本書でおしゃれということで紹介されている家も、部屋も、ある意味で一本何か足りない。テレビの真下にお皿、食器を入れたりしているが、そんなこと同線としてあり得ない。思い入れのある家具と一緒に過ごしているな、という感じを受けるものもあって、こういうお家は、その方らしさが滲み出ている。ディスプレー用ではなくて、住んでいるからこそ出てくる存在感みたいなものを感じる。まるで、静物画を見ているような、命が宿っているような感じ。 -
Posted by ブクログ
理想の暮らしが買える店。この特集は、日本の方向性、求めているもの、が垣間見えて好きだ。人々の生活ってどこに行こうとしているんだろうか。閉塞感のある日本という国は、もはや海外からの観光客対応で儲けようとする国にシフトしている。排他的、ドミナントな設計から離れ、海外を取り入れ、日本を売るということが必要になっていると、感じた。
日本人に売ろうとしても採算が合わないんだろう。素敵で日本のセンスを感じる店は、全て地方の田舎にある。都内の高い家賃では対応仕切れない現実もあるだろう。その中でも気を吐いているのは、おそらくインスタなどで積極的に発信しているお店で、ガイドに出てくるところだ。日本を感じたい、旅行者に受ける店が前になっているのがよくわかる。お茶とか典型的だろう。
総じて苦しいなというのが印象だったが、逆に英語と中国語を駆使して、戦える人材を日本国内で量産していけば、グローバル人材も期待できる。こうしたお店の一つ一つが、輝く時代が来るのかもしれない。