あらすじ
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BEST 200 BOOKS FOR CHILDREN
大人も読みたい こどもの本200
児童書の名作と美しい絵本200選!
絵本界の巨匠、レオ・レオーニが生んだ名作『フレデリック』『スイミー』は、アートディレクターとして培った経験やテクニックが随所にちりばめられています。
トーベ・ヤンソンが80年前に児童書として初めて紡いだムーミンの世界は、戦争という暗い時代に描かれたからこそ生まれた再生の物語でした。
世界中で読み継がれてきた絵本や児童書の名作の数々は、こどものものだけにしておくにはもったいないほど色彩や示唆に富んでいます。
そこで、大人こそ読み返したい、こどもの本の名作を200冊セレクト。
あなたはこの中で、何冊読んだことがありますか?
物語の仲間に会える場所1
レオ・レオーニが『フレデリック』に込めた、
絵本づくりのテクニック。
物語の仲間に会える場所2
名作『スイミー』の世界を体験できる水族館へ。
飾りたくなる水を描いた美しい絵本。
名作を深読み1
「ムーミン」小説1作目から80周年!
トーベがムーミン谷に辿りつくまで。
注目の絵本作家たち1
田中達也が見立て、『くみたて』てゆく世界。
安藤忠雄が瀬戸内の人々に届ける
こども図書館船〈ほんのもり号〉が就航。
〈こども本の森〉は、この場所から始まりました。
名作を深読み2
『星の王子さま』とサン=テグジュペリのデッサン。
注目の絵本作家たち2
絵から物語を紡ぎ出すjunaidaの『Michi』。
物語の仲間に会える場所3
いちご色の街を旅する、角野栄子の文学館。
名作を深読み3
『魔女の宅急便』はどのように生まれたのか。
幅允孝が案内する、角野栄子の世界。
幅允孝が選ぶ幼年童話。
想像力が膨らむ本。
MASTERPIECES1
21世紀の名作絵本21冊。
物語の仲間と出会った場所4
絵と言葉の世界を体感、新しい形のミュージアム。
物語の仲間と出会った場所5
日本初の企画展が開催された
『エルマーのぼうけん』を深読み。
名作を深読み4
『エルマーのぼうけん』はどのようにして生まれたか?
贈る絵本は、色で選ぶ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
うわぁぁぁぁあ。
やっぱりこれ手元に置いておきたいくらい
素敵な特集だなぁ。
200冊中11冊は確実に既読!
あとは何冊か積読してるかなーって感じ。
あぁ、時間をかけて全作と触れ合っていきたい…。
Posted by ブクログ
絵本や児童書(以下、「こどもの本」)の名作を200冊リストアップし、各本の魅力を一冊一冊ていねいに解説した特集本。
グラフィックが美しくて愛おしくて、毎日少しずつ、だいじにだいじに読んでおりました。これはお子さんにとっても、自分にとっても、永久保存版ですわ。
「こどもの本」選びに困った時は、云十年と読み継がれてきた名作にするのが鉄則とされている(気がする)。しかしここでは、云十年ベストセラーだけでなく、2010・2020年代刊行のフレッシュ本も多数見られた。
丁寧な解説も相まって、本選びに困ることはまずないだろう。
従来の「こどもの本」の概念も、今回いくつかひっくり返った。
一層の進化を遂げた工作本やしかけ絵本…絵本『しろくまのパンツ』(#40)に付属されたパンツ型の帯を外すと、物語がスタートするという発想は、冴えているなーと思った。
『しろくま』作者 tupera tuperaのように、「絵本ユニット」として活動する集団がいることも、私にとっては新鮮な驚きだった。(共著ならともかく、基本一人で制作するものと思い込んでいたから…)
「言葉は体。体に入った言葉じゃないと本物じゃない気がするの」(P 56、角野栄子)
ここからは、私が元々好きだった&今回興味を惹いた作家や作品を、番号順に振り返っていきたい。
トップバッターは私の原点レオ・レオーニ!
レオ・レオーニといえば、岩場や海底など風景まで細かく作り込んでいる点が特徴的だが、それは幼い頃に夢中になったテラリウムづくりが 基になっているそう。他にも日本で手に入れた和紙を使用していたりと、日本の一ファンとして、喜ばしい情報がてんこ盛りだった。
#21『Michi』はインテリアとしても利用したい「文字のない絵本」。
作者のjuanita (日本人男性)が展開する世界は、エッシャーを彷彿とさせる構造となっており、非常に複雑だ。おまけに文字がないので、読者は自身の頭で物語を編み出していかざるをえない。
junaidaはその行為を「頭の中の方が、その人にとって一番豊かな想像ができる」と奨励していて、「これがこれからの『こどもの本』の楽しみ方か…!」と思わず唸ってしまった。
『りんごかもしれない』のヨシタカシンスケが描く#113『もしものせかい』は、子どもが読むにしては物悲しい雰囲気。それもそのはず、テーマは「もしも大切な何かを失くしたら」で、どちらかと言うと大人にこそ読んでほしい作風だからだ。
『りんご…』同様全然読めていないけど、必ず辿りそうな予感が今からしている。
信者としては、#115『長くつ下のピッピ』を4ページも特集されているのが感無量だった…!リンドグレーン関連の本を読み散らかしてきたので既知の情報も多かったが、高画質で初版本を拝めたりと、やっぱり嬉しいことづくし♪
イラスト担当だったニイマン氏について(珍しく!)触れられていたのも良かった。浮世絵にインスパイアされていた話など、これまた日本の一ファンとして感謝の合掌をしたのだった。
レビューで挙げきれなかった気になる本も沢山。
お子さんのためだからと買い溜めていっても、バチは当たらないよね?笑