穂波ゆきねのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ連続殺人事件を追う警視庁捜査一課の麻績冬真。まるで規則性のない殺人に唯一の共通点は被害者が大吉のおみくじを手にしていること。それはすべて都内の高清水神社で販売されたものだった。聞き込みに神社を訪れた冬真は、涼やかで凛とした佇まいの禰宜、葵と出会う。神社の境内で喫煙していたところを葵に見咎められ、頭ごなしに叱られたことにムッとして冬真も応戦。まさに第一印象は最悪。それでもなぜか冬真は葵のことが印象に残り気になって仕方がない。
キャラの立ったサブキャラ達、申し分ないエリートなのにどこか世間を冷めた目で見ているような、恋愛にも本気になれない冬真の過去、いまは禰宜として神職に身を捧げている葵にも犠牲になってしまった別の人生があったことなどを絡め、軽めの事件モノとしてはそれなりに楽しめる。
でも、でもですよ!!
私の目から見ると、冬真に対して葵がノンケを転がすほどの魅力をアピールしてるとは思えなかったんだけど…。
冬真が男同士の恋愛にものすごい順応性を見せて、冬真→→葵のラブベクトルは瞬時にフルスロットル状態で私は若干置いてけぼりに…。
まぁこれは一目惚れ、ギャップ萌えと納得するとして、葵はいつの間に冬真を好きになってたんだろうか…。最後取って付けたようにエロまで持ってかなくて良かったんじゃないかな。やっぱノンケ男同士乗り越えるものはそれ相応にあるはずなので、へっ?もう!?感は否めませんでした。
基本出されたモノはおいしくモグモグする主義ですが、
内容的にシリーズ化前提なのはわかっているのだから、もう少しふたりの関係に時間をかけても良かったのでは…と思います。
蛇足ですが、穂波さんのエロ絵は素晴らしかったです☆ -
Posted by ブクログ
ネタバレある夏の日、真っ昼間のひとけない公園でひっそりと涙しているサラリーマン高林に出会った高校生の秋光。自分よりずっと大人なのに儚げで頼りない佇まいに、秋光は目が離せなくなってしまう。自分よりずっと大人、しかも大の男が白昼堂々泣いているという鮮烈な印象。
二度目の出会いは、大きな花束を抱えた高林がふらふらと車道に飛び出したところをあわや秋光に助けられるというもの。
どんな事情があるのか知らないが、我を忘れるほどの悲しみに打ちひしがれているなんて、なんだかかわいそう。ただの同情なのか、それとももっと別の感情なのか。高林に対する自分の気持ちに戸惑う秋光だけれど、その繊細な顔立ち、優しげな表情やちょっとした仕草までもが心に残ってしまう。
聞けば聞くほど高林の落ちこんでいた理由は案外情けなくて、ずいぶんとヘタレ風味なのだけど、高林の持つ大人なのにかわいい、自分が癒やしてあげたいと思わせる脆さみたいなもの、自分だけに見せてくれる弱さみたいなものは、何とも母性愛、庇護欲をかき立てられるな~と思う。
何やら優しげで儚げな美人さんが精神的に傷付いて弱りきっているのってなんかすんごい萌ゆるな(←これって攻に対する形容じゃないなとは思うけども)
年の差といえば、精神的にも経済的にも圧倒的優位に立つ大人が、まだまだ未熟な年下を翻弄して甘やかし倒す!!てのが醍醐味だと常日頃思っていたのだけど、こういうのも悪くないわぁ(*'A`*)と思った次第です。
秋光が17才でまだ子供だけれど、年相応の屈託のなさ、素直さ、率直だけどずかずかと相手の領域に踏みこまないだけのデリカシーをちゃんと持ち合わせているところはすごく好感が持てた。かわいいだけじゃなく、高林をやさしく包みこむような包容力を見せつけて将来のポテンシャルの高さも感じさせる。
こう書いていると攻守逆転気味な話に聞こえてしまうけど、ジェントルな大人攻が見せる盛大な甘やかしもきちんと堪能できます。
『金曜日は俺が君を甘やかす!!』(宣言)とか、な、なにそれぇぇ♥て部屋の隅まで床ローリングすっかと思った、マジで。 -
Posted by ブクログ
初読みの作家さんです。
作画は大好きな穂波ゆきね先生。絵師さん買いです。
視点が主人公の受の視点で進んでるのかと思ったら、他キャラの絡みで、他キャラの視点で感情とか語ってたり、とにかく読んでいて混乱…。
キャラ的に三角関係になったり、主人公揺れ動いたりする材料がたくさんあったけれど、うまく生かしきれてない感じ。
え、シェアハウスに誘われてきたのに、いつのまに恋人関係に…?と思ったりすることも。否定もしないから、余計に混乱。
大好きな穂波先生の作画なので、脳内萌え要素はたくさんあったけれど、やはり大事なお話が混乱しちゃうと、萌え妄想もできなかった。
残念なので、大好きな穂波先生の作画ということで★3つ。
お話自体は★2~2.5くらいかな。残念。